◆「財務アナリストの雑感」 2024◆

会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな?

「ゴメン」のハンカチーフ  ~東京六大学野球・早慶決勝戦に思う

2010-06-01 | スポーツ系雑感
すいません、また野球ネタ。
まずはなぜかデイリースポーツ記事より。
--------------------------------------------------------------------
東京六大学野球・最終週第3日 早大4‐6慶大」(31日、神宮)

 慶大が2勝1敗で勝ち点4とし、11季ぶり32度目の優勝を決めた。二回に竹内一の適時二塁打と暴投と捕逸が絡み2点を先制し、早大・先発の斎藤を攻略。五回には山口の2ランで点差を広げ、4‐2の六回には代打・伊場の中前打などで2点を加えた。竹内大は5回2失点でリーグトップの6勝目。

 早大は斎藤が三回降板の誤算。八回に宇高の2ランで2点差に詰め寄ったが、及ばなかった。

 慶大・江藤監督は「選手一人一人が全力を尽くしてくれた。よく私の野球についてきてくれた」と涙を浮かべた。6月8日開幕の全日本大学選手権(神宮など)に出場する。

----------------------------------------------------------------------------------
(引用終了)


早慶3連戦、予想に違わぬ好試合でした。
私も土日は神宮球場の2階席の最前列にかじりつき、ヤジ将軍と化しておりました。
おかげでノドが大荒れです。

そして第3戦。慶大が見事な勝利でした。
慶應ファンの皆様(私を含めて)おめでとうございます。
考えてみれば、ブログを始めてから(05年8月以降)初の優勝ですからね。
少しははしゃがせて下さい。



いやぁー、それにしても「神宮のジンクス」は強かったですね。
佑ちゃんはこの2つのジンクスに負けたのかも知れませんね。
それは・・・

①早大は投手の主将で春季は優勝していない(前回記事参照)。
②勝ち点を挙げたほうが優勝という、早慶直接対決では
 過去、第一戦を取ったチームがすべて優勝している。


そして前回予想した通り、やはり「エラー」が勝負を分けましたね。
第3戦、センター前ヒットの後逸による2点が、
結果的に早大の致命傷になりました。
それ以外でもミスが目立ちましたしね。


ともあれ早大が誇るドラフト指名候補3羽烏を打ってのことですから、
非常に価値ある優勝でしょう。
素振り1,000本をこなした慶大打撃陣の努力も実を結びました。
やはり日頃の地道な努力が大切なんですね。
「練習は不可能を可能にす」の名言を思い起こしました。


そして佑ちゃん。秋には先程のようなジンクスは無いようですから、
最後のシーズンは思う存分暴れて下さい。
慶大戦以外でね。

-------------------------------------------------------------
<以下は第3戦試合経過。記念に残します。>


慶大、11季ぶり32回目の優勝! 斎藤佑は3回降板
東京六大学野球・早慶戦
2010年5月31日(月)
■早慶戦・3回戦
慶 020022000=6
早 000020020=4

(慶)竹内大、福谷、田中
(早)斎藤、福井、大石、大野
【本】山口(慶)、宇高(早)

 勝者がリーグ優勝となる東京六大学野球・春季リーグ戦の早慶3回戦が31日に行われ、慶大が6対4と勝利し、11季ぶり32回目の優勝を決めた。慶大は元巨人などのプロ野球で活躍した江藤省三監督就任1季目での快挙だった。
 慶大は2回に伊藤隼太のタイムリーなどで2点を先制。5回には山口尚記の2ランが飛び出すと、6回には伊場竜太のタイムリーや相手の失策もあり、2点を奪った。投げては竹内大助、福谷浩司、田中宏典の継投で、早大の反撃を抑えた。
 早大は先発・斎藤佑樹が3回2失点で降板。全体的にボールが高く、3イニングを4安打・0奪三振・3四球・2失点だった。続く福井優也、大石達也とプロ注目の投手たちも失点を重ねた。打線は終盤に宇高幸治の2ランなどで追い上げたが、試合序盤の失点が重かった。

■試合詳細
1回表
 早大の先発は主将の斎藤佑樹。1回戦は完投するも2失点で敗戦投手になっている。優勝のかかった一戦で胴上げ投手となることができるか。
 慶大は渕上が当たりのいいセンターライナー、湯本はショートゴロ、山口はサードゴロと3者凡退に倒れた。

1回裏
 慶大の先発は竹内大。今季、初登板となった東大戦でノーヒットノーランを達成し、今季はここまで5勝を挙げている技巧派サウスポー。
 早大は渡邊侑がフルカウントから低めのスライダーに見逃し三振、松永はセンターフライに倒れた。土生は変化球につまりながらもセンター前にはじき返すヒットで出塁するが、杉山はレフトフライで先制点ならず。

2回表
 慶大は先頭の伊藤が外角のストレートに逆らわないバッティングでレフト前ヒットで出塁。高尾康が送りバントで1死二塁とチャンスをつくる。続く竹内一のライトへの痛烈なヒットで、伊藤が先制のホームを踏んだ。ただ、竹内一は二塁を狙うもタッチアウト。
 その後、山崎練、長崎が連続四球。さらに竹内大の打席で斎藤佑の変化球がワンバウンドとなる暴投で、2死二、三塁と追加点のチャンスを広げる。竹内大の3ボールからの4球目、ストレートが低めのワンバウンドとなり、杉山が後ろに逸らす間に、三走・山崎練が2点目のホームを踏んだ。さらに、二走の長崎もホームへ突っ込むがタッチアウト。
 慶大、斎藤佑の制球難もあり2点を先制した。

2回裏
 2点を先制された早大は5番・山田敏から。山田敏はセンターフライに倒れるも、宇高が四球で出塁。1死一塁から松本はスライダーにバットが止まらず空振り三振、佐々木がショートゴロで得点ならず。

3回表
 慶大は1番・渕上からの好打順からだったが、渕上はサードゴロに倒れるも、湯本がショート内野安打で出塁すると、山口もレフト前ヒットで続く。1死一、二塁から伊藤はセカンドゴロで二塁フォースアウト。2死一、三塁で高尾康はサードゴロに倒れて、追加点はならなかった。

3回裏
 早大は9番・斎藤佑からの打順だったが、代打・江塚が送られる。江塚がショートゴロに倒れると、渡邊侑はサードゴロ、松永はファーストゴロで3者凡退に終わった。

4回表
 早大は斎藤佑から前日に先発した福井に投手交代。斎藤佑は3回・4安打・0奪三振、3四球・2失点。先頭の竹内一が左中間を破る三塁打でチャンスをつくる。山崎練はファーストゴロで三走・竹内一は動けず。続く長崎の初球にスクイズを狙ったが、早大バッテリーが外して、竹内一は三本間に挟まれてタッチアウト。長崎はセカンドゴロに倒れて、無死三塁のチャンスを生かせなかった。

4回裏
 2点を追い掛ける早大は3番・土生から。土生がライトフライ、杉山はセンターフライで倒れて2死。山田敏がサード強襲ヒットで出塁するが、宇高はサードゴロで攻撃終了。

5回表
 追加点のほしい慶大は9番・竹内大から。竹内大は三振で1死。渕上が四球で歩くと、二塁へ盗塁しチャンスを広げる。湯本が空振り三振に倒れたが、山口は福井の高めのストレートをとらえてレフトスタンドへ2ラン! リードを4点に広げた。続く伊藤はライトフライに倒れた。

5回裏
 4点ビハインドの早大は7番・松本からの攻撃。松本は二塁打で出塁すると、佐々木のセーフティー気味の送りバントがピッチャーフライで、松本は動けず。1死二塁から福井の代打・大野大はファーストファウルフライ。続く渡邊侑は四球で走者をためる。松永の打席で竹内大が暴投し、2死二、三塁とチャンスを広げると、松永はセンターへ2点タイムリーヒットを放った。
 その後、土生が四球で歩くと、杉山は外角のカーブにバットが出ず見逃し三振で2者残塁。反撃は2点で終わった。

6回表
 早大3番手は150キロ右腕・大石がマウンドに上がる。
 2点差に迫られた慶大は5番・高尾康から。高尾康がセカンドゴロ、竹内一は見逃し三振。山崎錬はライト前ヒットで出塁すると、長崎は四球。2死一、二塁で、竹内大の代打・伊場がセンター前ヒット。打球を処理したセンター佐々木が後逸する間に、2者が生還して、リードを再び4点に広げた。伊場は一気に三塁へ進み、なおも2死三塁とチャンスだったが、渕上は見逃し三振に倒れた。

6回裏
 慶大は2番手に、前日に先発した右腕・福谷をマウンドに上げる。
 再び4点差をつけられた早大は5番・山田敏からの攻撃だったが、山田敏が見逃し三振、宇高はセカンドフライ、松本は見逃し三振と3者凡退に終わった。

7回表
 慶大、ラッキー7の攻撃は2番・湯本から。湯本が見逃し三振、山口は空振り三振。続く伊藤のショートゴロに松永がバウンドを合わせられず、ショートゴロエラーで出塁する。続く高尾康はショートゴロで、攻撃終了。

7回裏
 早大のラッキー7の攻撃は8番・佐々木の代打・川西から。川西はショートゴロに倒れるも、大石はライトへのポテンヒットで出塁。渡邊侑はピッチャーゴロで二塁封殺で2死一塁となり、松永はセンター前ヒットでつなぐ。しかし、土生がセンターライナーに倒れて、得点ならず。

8回表
 慶大の先頭・竹内一が144キロストレートに逆らわないバッティングでレフト前ヒット。竹内一が大石のけん制で戻るときに右足を痛めて、代走に青山が送られる。山崎練の送りバントで1死二塁。長崎は死球で一塁に歩く。ピッチャーの福谷がそのまま打席に入り、初球を打ってサードゴロ。二走・青山が三塁へ封殺される。2死一、二塁から渕上はファーストゴロ。
 慶大、チャンスをつくるも、得点には結びつかなかった。

8回裏
 4点を追い掛ける早大の8回の攻撃は4番・杉山から。杉山はセカンドゴロに倒れるも、山田敏は粘って四球で歩く。代走に佐藤泰。1死一塁から宇高がレフトスタンドへ飛び込む2ランを放ち、2点差に追い上げた。
 その後、松本はライトフライ、川西がライト前ヒットを放つが、大石はライトファウルフライに倒れた。

9回表
 早大は4番手に左腕・大野を投入。打撃のいい大石はセンターへ回った。
 リードを広げたい慶大は2番・湯本からの好打順だったが、湯本はセカンドゴロ、山口はフェンスぎりぎりの大飛球となるレフトフライ、伊藤はセカンドゴロと3者凡退で終わった。

9回裏
 2点を追い掛ける早大の攻撃は1番・渡邊侑から。慶大は福谷が続投。
 渡邊侑はセンター前ヒットで出塁したが、松永はレフトフライ、土生はセンターフライで2死。
 ここで慶大は福谷から4年生右腕・田中に投手交代。
 2死一塁で、4番・杉山はショートゴロに倒れて試合終了。

慶大が11季ぶり32回目の優勝

■先発メンバー
慶大
1.(遊)渕上
2.(二)湯本
3.(左)山口
4.(中)伊藤
5.(一)高尾康
6.(右)竹内一
7.(三)山崎錬
8.(捕)長崎
9.(投)竹内大

早大
1.(二)渡邊侑
2.(遊)松永
3.(右)土生
4.(捕)杉山
5.(左)山田敏
6.(一)宇高
7.(三)松本
8.(中)佐々木
9.(投)斎藤


慶大・優勝の場面①


慶大・優勝の場面②




慶應優勝の瞬間と応援席

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 勝手に早慶戦前夜祭 | トップ | 金融と法 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

スポーツ系雑感」カテゴリの最新記事