
おっと、うかうかしている間に11月が終わってしまう。。。
月に1度は記事を書こうと思ってましたが、10月~11月とイベントが目白押しだったのでうっかりしてました。
さて毎月1回会社向かいのOFF HOUSEでレコードを物色、サルベージしたものがこのレコードです。
懐かしさについ手が伸び、買ってきました。
グレープというグループというか、当時はフォークデュオと言っていましたが、2人組のフォークグループです。
メンバーはさだまさしと吉田正美の2人。
私が中学生の頃ですからもう数十年経っていますが、当時はそろそろフォークソング人気も中盤を過ぎた頃で、チューリップやかぐや姫が人気を博し、井上陽水がアンドレ・カンドレから改名した頃、1974年にグレープはデビューしました。
2枚目のシングル「精霊流し」が名古屋から火が付き、この年の第16回日本レコード大賞作詩賞受賞することとなり一気に全国区へと駆け上がることになりましたが、この曲のイメージから「グレープは暗い」とか「なよなよしている」とか言われ私の仲間内では散々な評価でしたので、この時から隠れファンとなったのでした。
翌年リリースされた「朝刊」は結構爽やかなイメージで、私もとても好きな曲ですがあまり売れなかったようです。
というのも、さだ氏が解散コンサートで解散の理由を「精霊流し、無縁坂、縁切寺ときたらあとは墓場しかない」と言っていたように彼らの売れせんと実際彼らのやりたかった音楽とのギャップが大きく3枚のLPとライブLP「三年坂」を最後にさだ氏の体調不良もあって解散となってしまいました。
さて今回ご紹介するのはこの中の1枚「せせらぎ」です。
解散後にリリースされた3枚組みBOXセットの「グレープ」というLPを高校生になってから購入したのですがここに収録されていた「せせらぎ」はなぜか1曲目の「ほおずき」とB面の「ラウドネス」に針飛びがあり、交換してもらってもほぼ同じところで針が飛ぶため聞くのを諦めていた1枚だったので、見つけた時は喜びもひとしお。
今から思えば解散後に製作されたLPなのでかなり溝が甘くなった原盤だったのではないかと思います。

グレープの殆どの楽曲はさだ氏が作っていますので、後のさだまさしとしてのソロ曲のイメージと大きく違いはありませんが、まだまだPOPSというよりフォーク色が強く出ています。と言っても私はこのころの曲で好きな曲も多く、このアルバムに収録されている「交響楽」や「風邪」「掌」など今でも印象深く心に残る曲です。
これらの楽曲の魅力はやはり心に残る歌詩(歌詞ではありません)とその言葉を大事にするメロディーでしょう。
この歳になって改めて聞き直してみても、学生の時に聞いた時の印象と違い更に味わいが深くなっており、彼がこれらの歌を作った時の年齢から考えても才能の凄さに驚きます。その後の彼の小説家としての活動をみてもその才能の片鱗がうかがえる詩の数々。
フォークソング自体もはや今では私が若い頃にバカにしていた「懐メロ」と化してしまったような感がありますが、いい曲はいいんだ!と開き直ってまた聞き始めた今日この頃。。。
笑顔同封 (^^)v
グレープ / せせらぎ
さだまさし 吉田正美
A面
ほおずき
殺風景
ゆだねられた悲しみ
女郎花
残像
交響楽
B面
ラウドネス
絆
風邪
恋人擬
掌
追伸
BOX SET
グレープ
わすれもの
A面
精霊流し
もしかしたら君は空を飛ぶんじゃないかな?
紫陽花の詩
ひとり占い
蝉時雨
春への幻想
B面
雪の朝
魔法使いとフリージア
告解
哀しみの白い影
しおれた花
あこがれ
せせらぎ
同上
コミュニケーション
A面
朝刊
19才
哀しきマリオネット
絵踊り
無縁坂(NTVドラマ「ひまわりの詩」主題歌)
B面
縁切寺
雲にらくがき
風と空
笑顔同封
フレディもしくは三教街-ロシア租界にて-
追記
さだまさしファンの方はご存知でしょうが、彼は古い曲のパロディを後からリリースすることがあります。
例えば「朝刊」のイントロを「聖野菜祭」(セント・ヴェジタブル・デイ「印象派」収録曲)を使っています。
「雨やどり」→「もうひとつの雨やどり」→「雨どりや」→「雨昴」と徹底的に使いまわす例も。。。彼の古い曲も聴いておくと後々面白い場合もありますのでグレープ時代の歌も是非聴いてみて下さい。
追記2
グレープからのファンだった私にとって、ソロとして再スタートした1枚目のLP「帰去来」は買いましたが、2枚目のLP「風見鶏」はちょっと事情があって私は買っていません。
あいつまだ持ってるかな、あのLP。。。もう捨てちゃっただろうな。
月に1度は記事を書こうと思ってましたが、10月~11月とイベントが目白押しだったのでうっかりしてました。
さて毎月1回会社向かいのOFF HOUSEでレコードを物色、サルベージしたものがこのレコードです。
懐かしさについ手が伸び、買ってきました。
グレープというグループというか、当時はフォークデュオと言っていましたが、2人組のフォークグループです。
メンバーはさだまさしと吉田正美の2人。
私が中学生の頃ですからもう数十年経っていますが、当時はそろそろフォークソング人気も中盤を過ぎた頃で、チューリップやかぐや姫が人気を博し、井上陽水がアンドレ・カンドレから改名した頃、1974年にグレープはデビューしました。
2枚目のシングル「精霊流し」が名古屋から火が付き、この年の第16回日本レコード大賞作詩賞受賞することとなり一気に全国区へと駆け上がることになりましたが、この曲のイメージから「グレープは暗い」とか「なよなよしている」とか言われ私の仲間内では散々な評価でしたので、この時から隠れファンとなったのでした。
翌年リリースされた「朝刊」は結構爽やかなイメージで、私もとても好きな曲ですがあまり売れなかったようです。
というのも、さだ氏が解散コンサートで解散の理由を「精霊流し、無縁坂、縁切寺ときたらあとは墓場しかない」と言っていたように彼らの売れせんと実際彼らのやりたかった音楽とのギャップが大きく3枚のLPとライブLP「三年坂」を最後にさだ氏の体調不良もあって解散となってしまいました。
さて今回ご紹介するのはこの中の1枚「せせらぎ」です。
解散後にリリースされた3枚組みBOXセットの「グレープ」というLPを高校生になってから購入したのですがここに収録されていた「せせらぎ」はなぜか1曲目の「ほおずき」とB面の「ラウドネス」に針飛びがあり、交換してもらってもほぼ同じところで針が飛ぶため聞くのを諦めていた1枚だったので、見つけた時は喜びもひとしお。
今から思えば解散後に製作されたLPなのでかなり溝が甘くなった原盤だったのではないかと思います。

グレープの殆どの楽曲はさだ氏が作っていますので、後のさだまさしとしてのソロ曲のイメージと大きく違いはありませんが、まだまだPOPSというよりフォーク色が強く出ています。と言っても私はこのころの曲で好きな曲も多く、このアルバムに収録されている「交響楽」や「風邪」「掌」など今でも印象深く心に残る曲です。
これらの楽曲の魅力はやはり心に残る歌詩(歌詞ではありません)とその言葉を大事にするメロディーでしょう。
この歳になって改めて聞き直してみても、学生の時に聞いた時の印象と違い更に味わいが深くなっており、彼がこれらの歌を作った時の年齢から考えても才能の凄さに驚きます。その後の彼の小説家としての活動をみてもその才能の片鱗がうかがえる詩の数々。
フォークソング自体もはや今では私が若い頃にバカにしていた「懐メロ」と化してしまったような感がありますが、いい曲はいいんだ!と開き直ってまた聞き始めた今日この頃。。。
笑顔同封 (^^)v
グレープ / せせらぎ
さだまさし 吉田正美
A面
ほおずき
殺風景
ゆだねられた悲しみ
女郎花
残像
交響楽
B面
ラウドネス
絆
風邪
恋人擬
掌
追伸
BOX SET
グレープ
わすれもの
A面
精霊流し
もしかしたら君は空を飛ぶんじゃないかな?
紫陽花の詩
ひとり占い
蝉時雨
春への幻想
B面
雪の朝
魔法使いとフリージア
告解
哀しみの白い影
しおれた花
あこがれ
せせらぎ
同上
コミュニケーション
A面
朝刊
19才
哀しきマリオネット
絵踊り
無縁坂(NTVドラマ「ひまわりの詩」主題歌)
B面
縁切寺
雲にらくがき
風と空
笑顔同封
フレディもしくは三教街-ロシア租界にて-
追記
さだまさしファンの方はご存知でしょうが、彼は古い曲のパロディを後からリリースすることがあります。
例えば「朝刊」のイントロを「聖野菜祭」(セント・ヴェジタブル・デイ「印象派」収録曲)を使っています。
「雨やどり」→「もうひとつの雨やどり」→「雨どりや」→「雨昴」と徹底的に使いまわす例も。。。彼の古い曲も聴いておくと後々面白い場合もありますのでグレープ時代の歌も是非聴いてみて下さい。
追記2
グレープからのファンだった私にとって、ソロとして再スタートした1枚目のLP「帰去来」は買いましたが、2枚目のLP「風見鶏」はちょっと事情があって私は買っていません。
あいつまだ持ってるかな、あのLP。。。もう捨てちゃっただろうな。