誰かとどこかで

立川談文のブログ。江戸文字の仕事のことや身の回りの出来事など、色々な角度からお届けします♪

漢和辞典

2006年10月08日 | Weblog
ここ最近、いや数ヶ月、本を買ってないんダ。。。(←ってことは、まともに読んでいない訳ネ)


その代わり、辞書はよく目を通します。


実は先日も、10月1日に発売開始になった漢和辞典『現代漢字辞典』をネットで購入!(画像)


この辞書の優れどころは、検索の簡略化がされているところ。


分かり易く説明すると。。。


【戀】


これは昔の【恋】(こい)で、部首を“心”で検索するのが通常。


だけど、新しい引き方は、電話で漢字の書き方を伝える要領で、その漢字の構成要素の読み方・名称の頭文字で見出しとするだけなんです。


上の戀で言えば、“とへん、んべん、とへん”の構成要素だから、“いごい”が見出しとなって引きことができます。


何が便利なの?って人に、要は部首が何だか分からない難しい漢字を調べる時に役に立つってだけでして。。。


だけど、ただ漢字を調べるだけじゃないんだな、この辞書は。


他の情報も網羅されていて、言葉の勉強に役立ちます。


そんな中、面白いことを発見したんです。


長寿の祝いの言葉としてよく耳にするのは、


還暦・古希・喜寿・傘寿・米寿・卒寿・白寿


この辺は大体分かるよネ。


だけど、これはどうダ!


【茶寿】


108歳のお祝いの言葉なんだけど(←エっ?誰もそこまで生きないって?!)、この解説が面白いんですヨ。


【茶】の草冠は昔、間を離して【十】と【十】と書いたんです。


これを“10と10で20”と解釈し、


その下の【仐】は“80”と解釈します。


最後、【ハ】は“8”だから、


全部を合計すると、20+80+8=さぁ、いくつ?


そう、108!正解。(by 児玉清)

今日も、まぁ~たまた一つ、お利口になっちゃったもんナ♪


最新の画像もっと見る

コメントを投稿