誰かとどこかで

立川談文のブログ。江戸文字の仕事のことや身の回りの出来事など、色々な角度からお届けします♪

たけのこ三兄弟

2006年04月21日 | Weblog

昨夜はDVDで『壬生義士伝』(中井貴一主演)を観たんだけど、泣きました。。。


中井貴一の奥州訛りが、また心に響くんだなぁ。


観ていない方に、是非オススメしたい一本です!(by おすぎ)


さて、そんな昨日はお客様から“たけのこ”(画像)が届いたんダ。


たけのこ・・田舎の裏庭に竹林があって、子供の頃、スコップ片手に採ったことがあります。


あれ、結構難しいんですヨ。


祖母がよく野良仕事をしていたんで、いろいろと手伝わされたっけナ。


一番好きだったのが、五右衛門風呂の火点け。


そう、五右衛門風呂、知ってますか?


《今朝のワンポイント♪

五右衛門風呂
桶底に平釜をつけ、かまどの上に直接据えて沸かす風呂。底板を浮かせて浮き蓋とし、入浴時はこれを踏んで入る。鉄製の大釜を、そのまま湯船とする場合もある。1594年、豊臣秀吉暗殺に失敗し、京都三条河原で釜茹での刑に処せらた大盗賊・石川五右衛門の名にちなむといわれる。


田舎にあったのは、鉄製の大釜タイプ。


底板が丸い形をしていて、底に沈むまでそれに上手く乗らないと、グラグラするんですヨ。


この湯を沸かすのが、釜戸で木を燃やして沸かす訳。


子供の火遊びは危険だけど、これが楽しくてネ♪


点火までの作業をやらせてもらって、あとの管理は使用人のオジさんがやっていたっけ。


思い出すなぁ。。。


五右衛門風呂の由来、そうだったんだぁ!


石川五右衛門が、何で釜茹での刑に処せられたのか知らなかったから。


落語『強情灸』の下げ(最後の落ち部分のこと)に、この石川五右衛門の釜茹でのことが出てきます。(←『強情灸』で検索すると、噺の内容が分かります)


いろいろと面白いナ♪


たけのこ一つで、五右衛門風呂のことまで思い出しちゃいました。





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1 コメント

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『壬生義士伝』 (あぶ2)
2006-04-24 12:44:30
『壬生義士伝』、いいよね!(^▽^)~♪

原作は、浅田次郎さん。

原作読むと、もっと泣くよ!おすすめ!

文庫本出てるから
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