でりら日記

日々の雑記帳

BLACK LAGOON 第21話 Two Father's ~

2006年12月02日 | BLACK LAGOON
ここじゃあたしは、あんたの銃だ。
・・・ついていくよ、マスター。

このセリフをレヴィの口から聴けるとは。
本来なら、この日本編の後に偽札編があるからこそ、暴力教会のシスターの
「ロックとずっと一緒だったんだろ?」のツッコミが生きてくるのだが。まぁよし。

ロックの、断ち切り難かった諸々の思いを整理し、離別してゆく儀式としての日本編。
普段以上に殺伐としていて、特に女の子が非道い暴力に曝されるのは正視しがたいのだが、
それもこの世界では避けて通れないもの。

今回はただバイオレンス一色ではなく、ロックの、バラライカの、レヴィの、
各々の過去がちょっとずつ語られる非常に重要な話となっている。

アフガン帰還兵達がソ連崩壊と共に国を、闘いの地を、生きる意義を失った時、
大の大人、男達が、同じくただの女に戻ってしまったバラライカ一人に縋るのか、と
ちょっと思ったのだが。(いや、ちっとも「ただの」じゃないけど)

何よりも強い結束と服従、崇拝がそこにあるからこそ最強。彼女らも、寒さと餓えと貧困の中で
惨めに滅んでいった可能性だってある。

血と暴力一辺倒ではなく、彼ら彼女らをそこへ導いたのは何か、を
少しずつ語っているからこそ、今の生き様に納得してしまう。
ああ、バラ姉大好きだ!

そして、レヴィはどんどんかわいくなるなぁ。銀次とのあの身長差体格差も
たまらん。銀さんもかっこいいなぁ・・・

さておき、冒頭の葬儀のシーンで The World of Midnight を使っていたのは
ちょっと嬉しかった。やはりあれきりでお蔵入りさせるには勿体ない曲だったか。


ついでに、今月のアワーズ・HELLSING。

アーカードを倒す為だけにあんなことやこんなことを受け入れたウォルターは
どうなっちゃうんだろう。やっぱり若作りは長くは保たずに、一気に
前以上の老体になるか、あからさまな人外になるか、はたまた吸血鬼化するのか。

どちらにしても、けっこうあっさりと倒されそうな予感。
そして、「彼女」(の残骸)が登場するか。





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