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中国遼寧省大連で生きるおっさん

一人の名も無きおっさんが、浅学菲才ながらも、自分の言葉と写真で、毎回一生懸命に書いている大連ブログでございます。

格安航空会社「スカイマーク」で旭川から成田に戻る

2012年03月04日 | エアライン関係
昨日の続きです。

今日の大連は雨から雪となりました。まだまだ春は遠い感じです。杉が無いので花粉症とは無縁の地ですが、排気ガス、煙突の煙、霧、もやで大気汚染が酷いですからねぇ。

さて、あっという間に終わってしまった3泊4日の小旅行。では旭川から成田に帰ります。帰りも格安航空会社の「スカイマーク」利用です。LCC(ローコストキャリア)ですから、とにかくチケットは激安です。ということで、今日のエントリーは格安航空会社「スカイマーク」(旭川→成田)の搭乗記です。


この日の搭乗券&領収書です。こちらも「行き(成田→札幌)」同様、出発の二週間前にネットで、クレカで支払いを済ませました。LCCのチケットは早ければ早いほど安いというのがお約束(「peach」は除く)。私のは片道7800円のチケット(WEB割10)でしたが、それでも十分に安く感じます。やはりJALやエアドゥの「旭川→羽田」線の「割引チケット」より大幅に安いですね。購入時に座席指定が出来るのも良いです。

さて移動です。JR旭川駅から旭川空港へバスで移動します。駅前「5番」バス乗り場から空港行きのバスを利用しました。所要時間35分、料金は570円(前払い)です。なお「6番」バス乗り場から出る、富良野行きのバス「ラベンダー号」に乗って、空港で途中下車するという方法もあります。

初めて使う空港で「探索」に興味津々ですし、外は吹雪、ということで、ちょっと早めの駅15:00発のバスで空港に向かいました。


バス内は予想に反してほぼ満員でしたね。ということで、旭川空港に到着しました。吹雪です。決死の思い(笑)で空港の写真を撮りました。


スカイマークのカウンターです。セルフチェックイン機を使って自分で搭乗券を取り出し、荷物を預ける際のラベルも自分で取り出して荷物に付けます。この方法(=セルフ)、手っ取り早いので私は嫌いではありません。

空港内をブラブラします。以前利用した茨城空港同様、かなりこじんまりとしており、あっという間に見終えました。見学デッキにも自由に出れます。ゆっくりとお土産の買い物を楽しみました。


この日の機材です。当たり前ですが「ボーイング737-800」ですね。この日は悪天候のため、約15分遅れの到着でした。旭川空港は空港管理者である旭川市の除雪体制が充実していて、大雪による空港閉鎖が殆ど無いそうです。冬でも就航率が高く、新千歳空港閉鎖時には代替空港としても使われるそうです。またまた凄いぞ、旭川市!

旭川(17:50)→成田(19:30)でしたが、出発、到着、共に約20分の遅れでした。「ナイトフライト」なので、成田に着くまで所々で見えた夜景の明かりが綺麗でしたね。

出発も到着もいわゆる「沖止め」ではなく、ボーディングブリッジを使った搭乗でしたのでスムーズでした。スカイマークの「成田⇔旭川」線は「成田⇔札幌」線に比べて割引率の高いチケットが取りやすいのが利点ですね。

楽しい時間が過ぎていく早さは異常です。

最後になりましたが、旭川市は札幌市に次ぐ、道内第2の規模を誇る都市であり(私は函館か釧路と思っていました)、北海道には産経新聞、夕刊フジが存在しません(笑)。

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格安航空会社「スカイマーク」で成田から札幌に行く

2012年02月13日 | エアライン関係
平日に連続した休みが取れたので、北海道(札幌&旭川)に行ってきました。札幌には大学時代の先輩も居られるし、ちょうど「さっぽろ雪まつり」が行われていますので、絶好のチャンスです。札幌に行くのは3回目、「雪まつり」を見るのは2回目となります。


昨年末に送られてきた株主配当金に加え、不要な株主優待券を全部換金すると、小旅行なら十分すぎる旅行資金が出来ました。ちなみに我が家で一番好評な「優待」は、新潟から送られてくる「新米」です。

先輩から頂いた情報で、格安航空会社の「スカイマーク」が成田発着の国内線を充実させていることを知りました。札幌(新千歳)、旭川、福岡、那覇、そして来月からは神戸線です。LCC(ローコストキャリア)ですから、とにかくチケットは激安(980円~)です。本当に日本各地を「身近」なものにしてくれました。この「貢献度」には素直に拍手を送りたいと思いますね。路線と激安価格は公式HPで御確認下さい。ということで、今日のエントリーは格安航空会社「スカイマーク」(成田→札幌新千歳)の搭乗記です。


では出発です。16:00発の飛行機だったので、この日はゆっくり始動です。所用があったのでJR千葉駅で途中下車しましたが、ホームにあった自販機にビックリ。これ、ドリンクの見本部分が全部スクリーン=画像なんですよ。


アップで撮りました。日本の自販機の進化は凄いですね。


成田空港に着きました。スカイマークのチェックインカウンターはJAL国内線と共に成田空港第2ターミナル1Fの右端にあります。預ける荷物も無かったので、すんなりと手続きは終了しました。


この日の搭乗券&領収書です。出発の2週間前にネットで、クレカで支払いを済ませました。LCCのチケットは早ければ早いほど安いというのがお約束。私のは片道7800円のチケット(WEB割10)でしたが、これでも十分に安いですよ。ANA、JALの同路線の「割引チケット」の価格の3分の1にも満たない(!)のですから。更には購入時に座席指定までも出来ます。


LCCの場合、一番困るのは欠航&遅延の時です。チケット価格が破格なので制限や不都合が多いのは当たり前です。安いので補償もそれなりなんですね。この点が納得できなければ、利用は差し控えた方が賢明です。


この日の機材、ボーイング737-800です。15分遅れで到着しました。現在、スカイマークの保有する機材は、これ1種類のみで統一されています。


LCCですと基本的に「沖止め」で、バスを使って駐機されている場所まで移動して、タラップを使っての搭乗なんですが、この日はちゃんとボーディングブリッジを使っての搭乗でした。「客入り」は4~5割といったところでガラガラでしたね。


成田は小雨でしたが、雲の上に行ってしまえばこの通り。太陽の光と美しい雲海が眼下に広がります。


雲が切れ、東北の山々が見えました。


この日の便は成田(16:00)→新千歳(17:40)という夕方便です。ということで、機上で迎えたサンセットです。なかなか美しかったです。

スカイマークは経費削減のために日本で初めてCAさんや地上職員の方々の制服を廃止しています。皆、ポロシャツやウインドブレーカー姿での仕事です。CAさんも殆どがウインドブレーカー姿でした。これにもビックリしましたね。ただCAさんは皆若く、スタイルも良い方ばかりでした。茶髪の方もいましたね(笑)。

おっさん的視点から言えば、この方針は「勿体無い」感じがしました。利用客のリピート率を上げるにはCAさんを前面に押し出す戦略は極めて有効だからです。若くて、綺麗で、いい匂いを振り撒いているCAさんと言葉を交わすってのは嬉しいものですよ(笑)。財布の紐を緩ませる効果もあります。

機内ではドリンクの販売がありましたが、購入客はいませんでした。まあ搭乗口周辺で買えますからね。


新千歳空港に近づくも、雲が厚く、なかなか町の夜景が見えません。それもそのはずで新千歳の地上は吹雪に近い大雪でした。成田発の格安国内線ということで、この日のフライトはガラガラながらも外国人利用客が目立ちました。彼らの目は機内から外の雪景色に釘付けでした。定刻よりも20分ぐらい遅れての到着となりました。あっという間の約1時間半のフライトでしたね。

次回に続きます。

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参考記事:
格安航空 “美人スッチー”が多いのはなぜ?

 一部の一般紙が3日に掲載した格安航空(LCC)「エアアジアX」の広告がサラリーマンの間で話題だ。「東京から毎日運航」「クアラルンプールまで片道9000円」といった内容だが、目を引いたのはズラリと並んだ美女たち。妖艶なアジアンビューティーがスッチー姿を披露している。全員、現役の乗務員という。「この価格で、これほど魅力的なスッチーが揃っているのか」というわけだ。
 航空関係者によると、「LCCの客室乗務員は美形が多い」という。なぜか。
 「業界では“ノンフリル”と呼びますが、LCCは機内食や映画などのエンターテインメントのサービスがない。わずらわしい接客が少ないので、言葉づかいや所作はそれほど重要ではありません。見た目が勝負です。またLCCは中小型機なので、身長が低くても採用されます。大型機を導入する大手は、手荷物を入れる場所が座席の上にある関係から、背が低い女性は採用されない。その分、LCCは顔を重視するのです」(業界関係者)
 採用基準にも秘密があった。某LCCは高卒を採用するが、大手航空会社は大卒以上が一般的だ。つまり10代後半のスッチーが存在するのはLCCだけなのだ。
 しかも20倍、30倍の狭き門を突破した美女ぞろい。運賃が安いうえに目の保養にもなる。最高のフライトだ。
2012年02月07日
http://news.livedoor.com/article/detail/6257063/



久々のJALで一時帰国

2012年02月11日 | エアライン関係
仕事とプライベートを兼ねて一時帰国しています。今回の一時帰国は仕事関係の人間を連れ添っていない一人旅ですので、写真撮影をしたり、のびのびとしていられます。中国で仕事中の私は「仕事モード」=「別人格」での日々ですので、「自由」というこの開放感は何とも言えないですね。今回はANAではなく、マイルを使った久々のJALでの帰国です。


拡張された大連空港国際線エリア内の様子です。イミグレを抜けたところです。免税店を覘いてみましょう。


この時間、国際線エリアは東京、大阪、台北、ソウル行きなど各エアラインが集中する「稼ぎ時の時間帯」=ゴールデンタイムなんですが、免税店はガラガラで、店員もやる気、売る気が全くありません。店内は電気すらも満足に点けておらず、薄暗いです。


日本人的に言えば「開店休業」に近いものがありますね。売れようが売れまいが自分の給料が変わらないので店員は仕事をしません。「品物一流、接客三流」ではブランド品は売れません。日本人から見れば国際線エリアで「中華思想」、「武士の商法」をしているということですね。


どんなに世界的な有名ブランド品も中国(人)が絡むと「信用」と「信頼」は一気に失墜します。偽物&ボッタクリという不安が払拭できないのです。中国人、外国人を問わず、大連空港や大連市内でブランド品を買う人はいません。


さてJALの搭乗ゲートに向かいます。ゲートに向かう途中ですから、この辺ではお客さんの姿が見られますね。


登場ゲート前には「サブウェイ」があります。世界的なチェーン店ですから、気軽に利用できます。価格も大連市内の同店舗と殆ど変わりません。

蛇足ながら、1Fにある「ケンタ」は空港価格=ボッタクリ価格です。市内にある「ケンタ」とは全く価格が違い、かなり上乗せされています。気を付けて下さい。逆に言えば、市内価格と見比べて「生きた大連事情」を勉強する良い「材料」でもあります(笑)。


この日の機材です。いつものボーイング767-300ですね。ただカラーリングは新しい鶴丸タイプです。


駐機中のJALの後ろを中国国際航空(?)が通っていきました。


いや違います。子会社の大連航空です。機材はボーイング737-800です。


こちらは以前撮影した、大連航空の、ウイングレットの無いボーイング737-800です。


さて搭乗が始まりました。隣は30分後に離陸する、同じ成田行きのANAです。こちらの機材もJALと同じボーイング767ですが、ウイングレットが付いていますね。そして無事に離陸しました。


北朝鮮の上空飛行はできません。そのため日本⇔満州(現・東北三省)各都市路線は大きく迂回しなければなりません。中国系エアラインとて例外ではありません。空路、所要時間の短縮だけではなく、エコという観点、そしてこれが最も大切な事なのですが、東アジアの平和と安定のためにも一刻も早い滅亡を望んで止みません。地球に優しいだけでなく、地球的規模でメリットを受ける人間があまりに多いからです。


機内食です。鶏玉子とじです。これは美味しかったです。味噌汁に赤ワイン、ハーゲンダッツのアイス(バニラ味)も付いて満足!


韓国を「上から目線」で見下ろしながらの食事です(笑)。


窓の外を見ていたら「ん?!」。並走している飛行機が見えました。


ANAですね。


ジェットエンジンの出力ってあんなに凄いんだ・・・。


遠くに見える小さな丸→真昼の月です。私的にはロマンチック!

2時間20分ほどの空の旅で、定刻よりもかなり早く着きました。この時期、大連と成田では気温が15~20度近く違うので、ジーパン&トレーナーにパーカーを引っ掛けて軽装での帰国です。成田空港内での周囲の視線がやや気になりますが、「大連仕様」で帰ってくると、すぐに汗が滲み始めてしまいます。成田は心地良い「涼しさ」でしたね。

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参考記事:
JALとANA、定時到着率で世界1位

 日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)は、2011年に飛行機が予定時刻に到着した率を表す定時到着率で両社とも世界1位に認定された。
 米国のコンデューシブ・テクノロジーの調査で、ANAは自社単独の定時到着率を評価する部門で初めて1位となった。
 定時到着率は90・18%だった。一方、傘下企業が運航する便も含めて評価する部門では、JALの定時到着率86・33%が1位だった。
2012年02月03日
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1120120203ceaf.html


大連航空が設立、中国国内線に就航後に日本へのフライトも計画

 中国国際航空は2011年8月8日、同社が80%出資する子会社の「大連航空」を設立した。2011年内にも初フライトを予定している。機材はB737-800型3機を使い、北京、上海、深圳など中国主要都市への国内線に就航。その後は日本、韓国への国際線を運航を予定、2012年には機材を5機に拡大する計画だ。
2011/08/10
http://flyteam.jp/airline/dalian-airlines/news/article/4135


大連航空が始動、塗装1号機が大連空港で披露される

 大連を拠点に運航する大連航空の機材が大連空港にデリバリーされ、新塗装が披露されています。ノーズギア付近の機体前方から、胴体後方にかけて黄と青のラインが描かれ、胴体中央には「Dalian Air 大連航空」と描かれ、尾翼は中国国際航空のロゴをあしらっています。
 大連航空は中国国際航空が80%を出資する子会社で、中国国際航空のB737-800型からの転用で、今回の機材は機体番号(レジ)「B-5196」。機内はファーストクラス8席、エコノミークラス159席の合計167席。
 大連航空は大連空港を拠点に中国国内線を運航、その後、日本を含む国際線の就航も計画されています。
2011/11/23
http://flyteam.jp/airline/dalian-airlines/news/article/5994



2011年 春秋航空(上海浦東→茨城)搭乗記 (2)

2011年08月21日 | エアライン関係
前回の続きです。

カウンターでの手続きも終わり、LCC(格安航空会社)ならではの「レシートチケット」を貰いました。以前の「経験」からLCCはシートピッチが狭いということは理解しています。そのため席は通路側を選択しました。窓側の席ですが成人男性にはちょっとキツいと思います。搭乗手続きを終え、少し空港内を探索したかったのですが、離陸時間が迫っていたので仕方なくイミグレに直行しました。


イミグレを抜け、これまた遠い搭乗口へ向かいます。搭乗口を抜けると、ここで「切り取り線」も無い「レシートチケット」を強引に「ビリッ」ともぎられます。


外では春秋航空カラーリングの移動バスが待っていました。LCCの「お約束」=いわゆる「沖止め」だからです。これに乗って駐機されている所まで移動します。

さすが上海の国際空港だけあって浦東空港はデカいですね。移動中、このバスが一旦止まったので「何かな?」と思ったら、バスの前を中国東方航空の機材が横切って行きました。「バスの前を飛行機が横切る!」この経験も初めてです。


これまた空港の端まで行って、この日の搭乗機材とご対面です。搭乗タラップの車も春秋航空カラーリングですね。大手エアラインとは独立し、全て自前でやっているようです。機材はLCC御用達のベストセラー機、「エアバスA320」です。ちなみに春秋航空はこの機材一種類しか持っていません。


機内の様子、そして救命胴衣、酸素マスクの使い方の実演です。春秋航空ではビデオ放送ではなく、実演で行われます。日本人の客室乗務員は居ませんが、機内では頻繁に日本語によるアナウンスがあります。良く頑張っていると思いますね。なお最前列の席ですが「足元が広い」ということで、ここに座りたければ150元(日本円支払いなら2000円)の追加料金が課せられます。この日の機内はほぼ満席でした。

個人的な客層分析ですが、夏休み、そして格安エアラインということもあって、日本人は子供連れ(それも2,3人)という家族での搭乗が目立ちましたね。上海及びその周辺に家族で赴任している方だと思われます。またバックパッカーらしい外国人も多く見かけました。今は超円高だし、安く日本に行くにはこの選択なのでしょう。この方達がLCCを使うのは荷物の重量との戦いだけですね。

対照的に日本人ビジネスマンや年配の方というのは見かけませんでした。「タイムイズマネー」、ビジネスマンにとって茨城空港は遠すぎるという点、また何かトラブル時において迅速に代替エアラインが確保できない点などは致命傷です。年配の方が少ないのはPCを使ってチケットのオンライン購入が出来ないからです。この一点が最大の致命傷だと思いますが、他に挙げるとすればやはり茨城空港の遠さ、機内に快適さが無い、などでしょう。

中国人利用客ですが、とにかくうるさい、離陸寸前で席を立つ、着陸して滑走路の移動中に席を立ち荷物を下ろそうとする、我先にと降機しようとする・・・など「非文明的行為」のオンパレードでした。私の眼には中国人「富裕層」などではなく、最近大きな問題となっている、研修生名目の出稼ぎ労働者が殆どではないか、というように映りました。


この日のCAさんです。この方は「西川史子」さん似ですね(笑)。春秋航空の制服は中国らしいデザインで女性らしい色使い、そして清潔感も感じられるものです。1970年代、そして女性労働者を思わせる中国の大手3社(中国国際、中国南方、中国東方)の制服よりはるかに先進的かつ綺麗だと思いますね。
機内販売の様子を撮ったものですが、ミネラルウォーター(中国製「農夫山泉」、380mlの小ペットボトル)7元、パン(クロワッサンの間にハムを挟んだもの)25元、だそうです。他にもいろいろとありましたが、やはり全てが超ボッタクリ価格で、市価の大体5,6倍(!)といったところです。2,3倍なら「かわいいもの」ですが、ちょっと「吹っ掛け過ぎ」ですね。前回のエントリーでも書いたように、私は朝、ファミマで購入し持ち込んだパンやお菓子を食べていました。水はCAさんに言えば紙コップに入れて持ってきてくれます。

小型機材ということもあって、この日は結構揺れました。また小さいエアポケットにも嵌ったのか、途中ド~ンという大きな揺れが2度ほどあり、ちょっとビックリしました。降下、着陸共にやや荒れ気味といった感じの「運転」でしたね。

CAさんが通路を通るのは機内販売(食べ物と飲み物)のみ。そして春秋航空独自のものですが、着陸30分ぐらい前に男性客室乗務員が前方で機内におけるエコノミー症候群対策の軽い運動を披露し、彼に合わせて皆で一緒に運動して終わり、と機内サービスはあっさりしたものです。

客室乗務員の態度や対応ですが「成田⇔大連」線の中国南方航空なんかに比べればはるかに良く、合格点だと思います。このエアラインの「致命的な問題点」は格安価格ゆえに集まる酷い中国人、いや「支那人」利用客で、この点は春秋航空に同情します。この連中の存在が日本人、いや外国人利用客にとって「快適な空の旅」を阻害される一番の原因だと思います。


ということでなんとか無事、茨城空港に到着しました。が、この茨城空港が本当に酷すぎました・・・。

次回に続きます。

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参考記事:
「中国人」は「民度の低さ」の代名詞、反省が必要…メディア呼びかけ

 中国新聞社は16日付けで、1日の国慶節(建国記念日)に始まった連休中の中国人観光客の「非文明的」な行為は国外メディアも注目しているとの論説記事を発表した。ユーザーのコメントを借りる形で、「いいかげんに反省して、全国民の民度を向上させるべきだ」との考えを示した。
 記事はまず、シンガポール紙など海外メディアが取り上げた、中国人観光客の「行跡」を紹介。陜西省西安市の大明宮遺跡で仏像や文化財建物の屋根によじ登る人や落書きをする人、福建省の福州国家森林公園で、ナイフで竹に自分の名を刻む人や、立ち入り禁止の芝生が踏みつけになる様子、浙江省杭州市の西湖で、トイレ以外の場所で母子がしゃがみ、大小便をしていたことなどを挙げた。
 同記事は結論部分で、中国人のマナーの欠如を批判したブログを引用。台湾人の作家、柏楊氏は20年ほど前に「醜い中国人」との表現を使いはじめたが、現在に至って、「中国人は『粗野』、『非文明的』の代名詞になってしまった。いいかげんに、反省する次期だ」、「中国国民の民度の低さは、ひとりの観光客に限って出現しているわけではない。観光客の民度を引き上げるのではなく、全国民の民度を引き上げる必要がある」との考えを示した。
2010/10/06
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1006&f=national_1006_109.shtml


パイロット200人以上が経歴詐称、航空業界の安全調査を強化へ―中国

 2010年9月6日付の第一財政経済日報によると、中国の航空会社統括機関・中国民用航空局(民航局)が国内の民間航空会社パイロットを対象に調査を行ったところ、200人以上が飛行時間などの経歴を詐称していることがわかった。
 調査が行われたのは08年から09年にかけて。中国では航空輸送への需要が急速に高まっているが、その一方で、航空機の事故も増加しており、先月24日にも黒龍江省伊春市で河南航空機が着陸に失敗し、43人の死者を出した。
 航空需要の急増にパイロットの育成が追いつかず、空軍パイロットが民間航空会社へ転職する際に、経歴を詐称するケースが多かったという。民間航空機のパイロットには多くの資格があり、飛行時間などの経歴や条件が操縦できる機種や航路・待遇などに大きく影響することが経歴詐称の一因となっている。
 経歴の詐称がもっとも多かったのは深セン航空のパイロットで、経歴詐称や虚偽報告を行っていた者が103人にのぼった。なお、伊春市で事故を起こした河南航空は深セン航空の子会社である。
 民航局では業界全体の安全体制についてさらに調査を進める。その調査対象はパイロットだけではなく、機長や教官・管制官・整備士・運行管理員などに広まる。このほか、ハブ空港以外への深夜のフライトを制限するなど、航空路線制限の措置も囁かれているが、今月1日に着陸時の事故のため営業一時停止となった華夏航空のある幹部は、「便数制限を行えば、客数増加とのバランスがさらに崩れる。それは機体の酷使などにつながるのでは?」と、新たな問題発生の可能性も示唆している。深セン航空はANA全日空のコードシェア提携航空会社。日本にも就航しており、成田~福州を週3便、関西~福州経由~深センを週4便運航している。
2010年9月7日
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20100907/Recordchina_20100907023.html


中国の印象「良くない」、最高の78% 日中共同調査

 【北京=森安健】日本人の約8割が中国にマイナスのイメージを持っていることが分かった。日本の非営利組織(NPO)「言論NPO」と中国の政府系英字紙チャイナ・デーリーが11日発表した日中共同世論調査によると、中国に対する印象が「良くない」「どちらかと言えば良くない」と考える日本人は78.3%と昨年調査から6.3%上昇し、過去7回の調査で最悪になった。
 マイナスイメージを持つ理由は「尖閣諸島での漁船衝突での中国政府の対応」が64.6%で最も高かった。「食品安全」を挙げる人が減ったのに対し「資源エネルギー、食料の確保などで中国の行動が自己中心的に見える」という理由が大きく伸びた。北京市内で記者会見した言論NPOの工藤泰志代表は「マイナスイメージを構成する要件は歴史問題から食の安全など生活問題、そして今は領土問題に移り変わっている」と分析した。
 一方、中国人回答者のうち、日本に好感が持てるとした人は前年より9.7%低い28.6%にとどまり、65.9%が「良くない印象」を持つとした。マイナスイメージの理由は「日本がかつて中国を侵略したから」が74.2%と変わらずトップだが「日本政府の福島第1原発への対応に問題があるから」を挙げる人も40.9%いた。
2011/8/11
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819499E3E3E2E39B8DE3E3E2EAE0E2E3E3E2E2E2E2E2E2



2011年 春秋航空(上海浦東→茨城)搭乗記 (1)

2011年08月19日 | エアライン関係
内容的には前回、前々回のエントリーの続きです。

「夏休み」ということで、「日没する処の天子」が圧政を行う国から「日出ずる処の天子」を象徴とする国へ帰国しました。毎回帰国は嬉しくて嬉しくてテンションが最高に上がる時でもあります(笑)。

上海から大連に戻らず、日本に直帰、の旨は職場からOKを貰っていましたし、先日のエントリーでも書きましたが、超円高を利用して三洋のクーラー(2680元=約33120円)を買ってしまったので、興味本位と節約(?!)を兼ねて、LCC(格安航空会社)の春秋航空で日本に帰ることにしました。日本語版公式HPはこちらです。三年前にも搭乗記をエントリーで取り上げました(搭乗記その1その2)が、この時は国内線です。国際線はどんなものでしょう。

が、結論を先に書きます。酷い旅になりました・・・。

さて春秋航空の「上海⇔日本」路線ですが、現在は、

上海浦東(9:25)→茨城(12:50) 
(9C8987便、「水・金・日の週3便運行」)
茨城(13:50)→上海浦東(16:10) 
(9C8988便、「水・金・日の週3便運行」)

上海浦東(8:40)→高松(11:40) 
(9C8889便、「火・金の週2便運行」)
高松(12:40)→上海浦東(14:10) 
(9C8890便、「火・金の週2便運行」)

の2路線の就航です。そして「客寄せ」として、片道チケットの価格を「茨城からは4000円~、高松からは3000円~」なんて広告を出しています。この価格の席は実際オフシーズンのみで、ほんの少ししか用意されていません(1便あたり18席だそうです)。

今回、私が買ったチケットは総額1160元(=約13960円)でした。
内訳ですが、チケット代680元(約8180円)、空港施設使用料90元(=約1080円)、燃油サーチャージ360元(=約4330円)です。
これを日本円で買うとチケット総額は13260円(チケット代8000円、空港施設使用料1160円、燃油サーチャージ4100円)となります。

格安航空会社のチケットはオンライン購入が基本ですから、日本のクレジットカードを利用して日本円で買った方が若干安くなるようです。春秋航空のチケット購入ですが、HPは日本語版もあり、中国語が一切ダメの方でも安心して買う事が出来ますので、問題は無いと思います。

では帰国の「手順」を。
茨城行きは上海浦東を9:25に出発します。そして自らの「経験」から、LCC(格安航空会社)のカウンターというのはとにかく込み合います。さらに上海浦東国際空港はやや市中心部から離れていますので、早起きが必要です。ということでこの日は朝6時に起き、ホテルをチェックアウトしました。


リニアモーターカーの駅=「龍陽路」駅改札口です。リニアモーターカーの駅は2階ですが、1階にはファミリーマート(日本と殆ど変わりません)、マクドナルド、パン屋、定食屋、ラーメン屋(味千ラーメン)・・・など、とにかくずら~っといろいろ揃っていますので、「食」に困る事は無いでしょう。この日のように早朝でもファミマとマックだけは確実に開いていますので重宝します。

なお上海に限らず、中国の駅や空港内の物の価格は「超ボッタクリ価格」に設定されています。私は自らの「経験」から、ここのファミマで食べ物と飲み物を調達し、空港に向かいました。やはり結果的には大成功でした。

蛇足ながら、早朝は開いていませんが、この駅の1階の「並び」の中には「リニアモーターカー博物館」もありました。入場料は10元(=約120円)だそうです。窓から覗いたところ、リニアグッズ、中でもリニアの模型なども売っていましたので、「本物」(?!)が買いたい、興味のある方はこちらへどうぞ。


空港への始発列車は6:45です。約7分で到着です。15分間隔で次々に来るので慌てる必要は全くありません。市中心部からはバス、地下鉄、タクシーでも空港に行けますが、1時間~1時間半かかるので、やはり選択肢はリニアになってしまいます。安全面は神に祈りましょう。

事前にプリントアウトした、この日乗る春秋航空のEチケットを切符売り場で見せます。するとリニアのチケット価格は40元(=約480円)になりました。この行為、10元(=約120円)引きになるので、絶対に忘れないようにしましょう。ちなみにここ猛暑の上海における「10元の価値」ですが、冷たいミネラルウォーター5~6本分(500mlペットボトル)です(笑)。


ホームです。リニアはいつもガラガラです。


線路です。利用客は外国人中心の印象です。


リニアがホームに入線してきました。


記念撮影します。


やっぱりガラガラ、そして情けないシートです。


この時間帯の運行の最高速度です。初めて乗る方はかなり振動が感じられるのが意外であり、気がかりでもあると思います。本当にこの速度が出ているのかは中国だけに難しい判断ですね(笑)。

あっという間に空港に到着しました。リニアの駅は空港の第一ターミナルと第二ターミナルの間にありますので、下車後、そのまま「春秋航空」のカウンターのある第一ターミナルの向かいます。

LCCの「お約束」=カウンターは広いターミナルの端っこです。春秋航空の国内線はAカウンター、国際線はMカウンターで両端に分かれています。私は間違えてAカウンターに行ってしまい、広い第一ターミナル内を「横断」するハメになりました。お間違えの無いようにして下さい。


離陸1時間半前のカウンターの様子です。LCCらしく、そして中国のあらゆる公共機関らしく、職員の数と利用客の「需給のバランス」が完全に崩れています。この様子を一目見て「離陸時間までに全員を捌けないだろうな」と思いましたが、案の定、捌けませんでした。もし利用するのでしたら、オンシーズンは「離陸2時間前の空港到着ルール」を守った方が賢明かもしれません。


「営業している」カウンターは2つだけです。とにかく待ちます・・・。

LCCですから荷物の制限は厳しいです。一人当たり合計15キロ(「機内持ち込み手荷物」&「預ける荷物」)までしか許されていません。機内に持ち込める荷物は1個のみです。「機内持ち込み手荷物」の重量検査はアバウトでしたが、「預ける荷物」の方の重量検査は厳しいです。カウンター前には事前に重量計が置かれてあり、多くの人が事前に「重量調整」(イカサマ?!)をしていました。

「重量オーバー」の場合ですが、1キロあたり115元(=約1380円)も「盗られ」ます。またこの時、人民元が無くなって日本円でしか支払えない日本人の方のために、春秋航空では更に50元(=約600円)の手数料もボります。「困っている人間からはボれ」というのは中国では基本中の基本(=「支那商法」)ですから、この点だけはお気をつけ下さい。

次回に続きます。

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