石油市況 ~石油、貴金属、穀物、為替、商品先物各社の比較まで~

石油市場・穀物市場・貴金属市場の市況、価格報告、また商社・投資銀行・取引員・仕手筋等の大口手口公開

コーンは続伸

2008-05-08 19:59:34 | 国内商品市場
<国内穀物市場>
東京大豆は、軒並み高です。高寄り後は、夜間取引安や円高を受けて前日同様に上値を削る展開となりました。しかし、一般大豆の期先が陽線引けするなど大引けに切り返すと、後場1節までに総じてマイナス圏に沈んでいたNon大豆も持ち直しました。前日比は、Non大豆が20~1150円高、一般大豆は180~1000円高です。

東京コーンは続伸です。7日のシカゴが上伸したうえ、夜間取引も堅調に推移したことや、海上運賃が大幅続伸となっていることに支援されました。5月先限はさらに一代高根と過去最高値を更新する展開となり、大引けでは4万1190円まで値を伸ばしました。大引けの前日比は、110~570円高です。


<外国為替市場>
午後3時のドル/円は、前日NY市場の午後5時時点から円高が進み、104円前半で取引されています。欧州中央銀行(ECB)理事会をきょうに控え、ユーロ圏経済指標の下振れなどをきっかけに前日海外市場で強まったユーロ売りの流れが東京市場でも続きました。ユーロ/ドルは2カ月ぶり安値となる1.5285ドルまで一時下落し、ユーロ/円も3週間ぶり円高水準となる159.60円まで売られました。


<国内石油市場>
国内石油市場は大幅続伸です。8日のNY原油が続伸して、期近が123.93ドルと過去最高値をさらに更新したことで、前日同様、期近を除き寄り付きからストップ高の急伸となり、終日ストップ高に張り付きました。NY原油の夜間取引が高値から下落したことや、為替の円高が進展したことは焼け石に水の感が強かったようです。なお、期近は3油種ともに前日、5000~6000円程度の暴騰となっていたことで、今日は上げ幅が3ケタ高に抑制されました。前日同様、売買がほとんど成立しないことで、超閑散商状となりました。引き続き売り方が逃げられなくなっており、明日はNY原油の動きにかかわらず、売り方の大量の踏みが入る可能性がありそうです。前日比は、ガソリンが190~2700円高、灯油が100~2700円高、原油が300~2700円高です。


<国内貴金属市場>
金・銀は、軒並み反落です。金はNY安と円高を背景に軒並み反落して寄り付き、中盤は円高に圧迫されて下げ幅を拡大しました。終盤も下げ幅を拡大し、60円前後の下げで引けました。銀もNY安や金の下落に圧迫され、期近6月限を除き2ケタ反落となりました。期先の下げが目立ち、先限は一時20円安近くまで売られました。前日比は、金が65~56円安、金ミニが62~54円安、銀が16.8~8.0円安です。

白金系貴金属(PGM)は白金が続伸し、パラジウムは反落です。白金は前日のストップ高で上げ余地を残していたことを受けて買い優勢で始まりました。その後は金軟調につられて上げ幅を縮小しました。後場は円高が進行し、上げ幅をさらに縮小した後、終盤に堅調な展開となり、大幅高で引けました。パラジウムはNY安と円高を受けて総じて反落しました。前日比は、白金が39~76円高、パラジウムが27~1円安です。


穀物紀行

2008-05-08 17:44:06 | Weblog
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買収 <白騎士と黒騎士……それぞれの盟約>(http://blog.livedoor.jp/dd_freak/archives/cat_50022642.html)

を。騎士たちの歴史や精神的背景・習性が解ります。

一般報道機関では、NBCやABCが完全に情報を規制される中で、

CBSと、「CNN」 が、かなり存在感を維持しています。

こうした報道機関の現状に嫌気がさしている方々には朗報があります。

メディアの明日 <テレビと新聞のニュースが死ぬ日>(http://blog.livedoor.jp/dd_freak/archives/cat_50026856.html)

を御覧ください。
恐ろしいほど、このページの予測スケジュール通りに、メディア界は動いています。
特に「メディアの明日 - 3」(http://blog.livedoor.jp/dd_freak/archives/50451282.html)は必見。
「メディアの明日 - 4 <ネオ・リベラリストの世界征服>」などが消去され、この近辺の記事では唯一の残存分です。

諜報機関の中では、旧ソ連が崩壊し、

「CIA」が、存在感を強めているといえるでしょう。

そうなると、「FBI」は逆に、

CIAに封じ込められるのでしょうか。フーバーの亡霊は?
DIA、NSA、CIA、FBIの未公開ファイルなどは、
世界情勢真相 (Pandora's Box)(http://blog.livedoor.jp/dd_freak/)

が、頻繁に掲載しています。
CIA、FBIなどの今後は、それらのファイルの扱いや内容で分かってくるでしょう。「D」はこのカテゴリーの未公開分(約8割)を再公開する意向との情報も有り。

それから、世界情勢 デリバティブ 世界の天候 移民問題 国際情勢真相 世界情勢解説 ( http://www.dejavu-dd.com/ )
も(通称;騎士たちのデジャ・ヴ)、
3年越しの沈黙の後、ついに再始動の噂。

シカゴコーンは堅調に推移

2008-05-08 07:19:42 | 海外市況
<シカゴ穀物市場>
大豆は依然として進展を見せないアルゼンチンでの供給問題を背景に高寄りで始まり、その後も高値更新を続ける原油を受け堅調に推移した大豆オイル主導で軒並み高となりました。また、中西部での降雨や、低温湿潤の気候により作付けの遅れが懸念されていることもサポートとなった模様です。大豆7月限は32.0セント高の1309.0で引けました。

コーンはコーンベルトでの降雨と平年を下回る気温の見通しがサポートとなり、堅調に推移したものの、前日のレンジ内での取引となりました。コーン7月限は6.75セント高の613.0で引けました。カナダの大麦在庫が減少していると伝えられ、また欧州では穀物の増産見通しが出ています。NY原油の高値更新もサポート要因となりました。

小麦は大豆、コーンの堅調な動きに関わらず、小麦は午前中から下落しました。昨夜にかけて冬小麦ベルトの乾燥地帯で続いた降雨、また継続する好天候によるEU2008年度の大幅増産見通しが圧迫要因との見方です。独は昨年から15.8%増の約2400万トンの生産予定で、トルコは昨年比10%増、EU全体では昨年から3000万トン増の見通しです。カナダ当局は3月の国産穀物在庫予想を約6000万トン減の約1100万トンと発表し、予想範囲内となりました。昨日イラクが買付けた小麦の内30万トンが米産でした。小麦7月限は前日比10.5セント安の807.5で引けました。 


<NY原油市場>
米第1四半期の労働生産性が予想を上回ったことで、石油需要の増加期待が広がり、NY原油は123ドル台と連日の高値更新となりました。原油6月限は1.69ドル高の123.53で引けました。また日本での地震のニュースより原発停止の懸念が一時出たこともサポート要因となった模様です。


<NY貴金属市場>
インフレ圧力の高まりから利上げ観測が台頭したドルが強含み、NY金は軟調に推移しました。引けにかけては、高値更新を続ける原油がサポートとなり下げ幅を縮小しています。銀は連れ安、プラチナは安値付近では買い意欲が強く小幅安となっています。金6月限は6.5ドル安の871.2、銀7月限は16.5セント安の1669.5、プラチナ7月限は0.8ドル安の1969.0で引けました。