祁県映海戴氏心意拳倶楽部 公式ブログ

戴隆邦から脈々と受け継がれる戴氏心意拳。王映海伝戴氏心意拳の日本での伝承を行う祁県映海戴氏心意拳倶楽部の公式ブログです。

「拳無拳、意無意、無意之中是真意」

2014-11-02 09:24:07 | 理論―陰陽五行、名言集

原典の味わい 投稿者:土佐の川えび 投稿日:2013年 5月 9日(木)14時53分17秒 返信・引用


> No.448[元記事へ]

事務局さんへのお返事です。

> また、来は歌訣の語呂合わせの意味もあります。読むと「拳無拳、意無意、無意之中是真意」より少し柔らかい感じになります。

>表現って、面白いですね。

> 実は意があっても無拳はできます。
> でも、意図があるので、真の無拳ではありません。

興味深いですね。
>「拳に拳なく」の意味はあまりよく分かっておりません。まだ、当たり前かも知れませんが。
かつて、私の太極拳の師が
「人は、人前で演舞するのを恥ずかしがったり、また、イタズラに自分をかっこよく見せようとする。しかし、有りのままの自分、かざらない自分で良いではないか」
と。そういう事を考えさせてくれる先生でした。今にして思えば「無意」のプロセスの一つだったのかも知れません。





雑感 投稿者:k 投稿日:2013年 5月 9日(木)16時44分5秒 返信・引用 編集済


公式ブログを読んでいたら「霍永利老師と村上さんからご指導を頂いたことがあります。しかしあるとき練習を参加しても、いくら指導を頂いても、前へ進めませんということを悩み、やめようかと考えたことがありました。」という投稿が目に留まりました。

この投稿がきっかけという程でもありませんが、以前から投稿しようと思っていた「人と人の心が交わる」についての雑感を書いてみたいと思います。

「股を閉めることで体液を下腹部に集め」ながら「胸を凹ませることでへそが上を向く腹を作る」ことで「体液を下腹部で回転させている」のではないかと気づいた時から、「股の締め方は霍先生の股を指で触って感覚的に理解している」し「胸の凹まし方とそのタイミングも霍先生に直接指で押してもらって身に付いている」のだから「戴家拳の基礎を身につけるのは毎日ゆっくりと練習していけば時間の問題ではないか」と思った時期がありました。

まぁ、これはこれで間違いではないのですが一番大切なものを見落としていました。

寒い日に外出から帰ってホッとした時、身体は疲れていたのですが、何故か「丹田功が巧く出来そうだ」と思ったのです。試してみると 下腹部が本当に良く回る スグ疲れが出たので二分くらいで止めたのですが、「リラックスしているとこんなに効果が違うんだ」と再認識しました。
「怒っている時は練習してはいけない」と霍先生から教えられてはいましたが、休日の練習で「胸の凹ましと股の締めのタイミングを合わせよう」と(集中ではなく)緊張していると1日練習しても(2ないし3分程度の時間ですが)このリラックスした練習程の効果がないことも体験しました。

「親に見守られて安心しきった状態で初めてハイハイが出来るようになる」ので、この原理を適用しようといのがフェルデンクライスの要諦の一つとなっていますが、この「親に見守られて安心しきった状態」が「人と人の心が交わる」と重なる様な気がします。

どちらに原因があるということではなく「身に付かない」と判断した段階で「怒っている」とか「緊張している」と同じ様に「戴氏が要求するリラックスした状態」からは遠のいてしまったのではないでしょうか。

この方が今も戴氏を続けられているかどうかは知りません。
勿論、続けていなくても「もっと良い趣味」と出会う、あるいは出会っている可能性もあるわけですから問題はないと思いますが、少し残念な気がしたのも事実です。






雑感(補足) 投稿者:k 投稿日:2013年 5月 9日(木)17時50分56秒 返信・引用


下の投稿を読まれて「そんなことを言ったら練習できないじゃないか!」と思われた方も多いのではないかと思います。

あくまでも理想的な状態と解釈してもらいたいと思います。
疲れている時はフォームが乱れて悪い癖がつく可能性があるから練習してはいけない は戴氏では「原則」なのですが、寒い晩に自宅に戻りシャワーを浴びようと下着になった時、ホッとしてリラックスし一時的にでも集中力が戻れば、効果的な練習が出来る ということです。

ヨガの方では「リラックスしようと意識的に集中し(不安材料を一時的に忘れて)、身体の力みを取ることが出来る」という考え方もあるようです。(()内は私の私見です。)
この考え方は戴氏の練拳時にも適用できると思いますし、多くの方に取っては必要なメンタルテクニックではないでしょうか。

この部分に関してはもう少し「濃いめの私見」があるのですが、その前に投稿したい内容もあるので、この投稿を読まれた方は「今日は練拳を休もう」と思わずに、「趣味を楽しもう」と考えて頂きたいと思います(^_^;)。

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