祁県映海戴氏心意拳倶楽部 公式ブログ

戴隆邦から脈々と受け継がれる戴氏心意拳。王映海伝戴氏心意拳の日本での伝承を行う祁県映海戴氏心意拳倶楽部の公式ブログです。

戴氏心意拳を読む人たち

2014-09-04 22:05:58 | 資料ー書籍・動画、その他
読者層
投稿者:袁天輝 投稿日:2012年 3月18日(日)06時54分33秒 返信・引用

土佐の光龍さん ありがとうございます。
著者の願いとしては、読者層は、初心者から、戴氏心意拳を十数年やっている熟練者、武術研究家、他の武術、武道、スポーツをやっている人、健康や哲学なのに興味のある人などと欲張った内容にしたつもりです。
ですから、なるべく図式は多くして初心者にも一目でわかるようにし、深く読んでいこうという人には、図式も読み解いてもらおうという著者なりの意図があります。ですから、図式はほぼ全部、袁天輝がパソコンでデザインしたものをそのまま使いました。図式が、説明的なものになっているのは、そのためです。表紙については、袁天輝に芸術性がほとんどない(トホホ)ため、出版社のデザイナーの方に任せました。
文章についても、難解な表現はなるべく、わかりやすい表現に変えましたが、短く省略はしませんでした。一つの事柄についてなるべく詳しく書いていったつもりです。
何を書いていくかについては、精選しました。はじめの計画では、十大形もいれる予定でしたが、それはやめました。欲張ってたくさんの種類をいれて、一つ一つを薄っぺらにするよりは一つ一つを詳しく説明した方が良いと思いました。書店などにいって他の武術書も見て、どんな書籍にしていこうか考えました。紹介のための本。1ページに
技法名写真が1,2枚貼ってあって説明が1,2行。テキスト的な本だと、写真はある一定量あるのですが、説明が無機質な説明文です。戴氏心意拳の伝統では、「少而精」(少なくても、精巧である)ことを大事にしてきた。多くて大雑把に学ぶのではなく、少しずつ精巧にしていくことの方が大切だという教えを本の中にきっちりといれていきたいという気持ちが強かったのです。「人心見人心」という考え方は大切にしたかった。人と人の心が交わる、そしてそのことで人は成長していく。それは、戴隆邦の教授規則や陰陽五行の考え方というところに具体的には書いて行ったわけですが、書籍全体にも、通底させたかった。武術は単に武術の上達だけでなく、人としての成長、つながりといったものも書籍の中で表したかったことなのです。そう言った武術への思いが伝わればいいな~というのが本書での願いなんです。
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