父の病院への帰り、いつもと違う道を通ってみました。
夕方でしたので、屋台も準備を始めているところでした。写真に撮れば
よかったと後で思いましたが後の祭りでした。
赤煉瓦文化館は交差点の目立つ所に建っているので、よく目立ちます。
国の重要文化財で1909年(明治42年)に建てられたそうです。設計は
もうなんとなく解ると思いますが、東京駅を設計した辰野金蔵によるもの
です。旧日本生命日本支店だったそうです。いつも見ている建物も歴史
を知ると愛着が沸いてくるのは不思議です。
この赤煉瓦文化館の横に那珂川から分かれた、薬院新川があり
橋のたもとのカフェが、雰囲気に溶け合っていました。
ビルとビルの間に小さな神社がありました。都市が発展する前
からそこに存在しているだろう、その神社に思いをはせました。
ビルの間に押しつぶされそうになりながら、懸命に生きている木に
がんばれ!と言いたくなります。