最近、市長選候補予定のE口さんの後援会事務所に連日のように通っている。
春休み中なので、4人の子どもたちを全員連れて…。
3月末に突発的な恐ろしい事件が発生してしまった。
なんと、4/2(日)に市内一斉配布予定のリーフレットの中に誤った表記があり、訂正シールを貼らなくてはならなくなったのだ
配布まで残された日数4日間。そして、その数5万枚…。
100束単位に束ねられた8つ折り小型のリーフレットを全部開いて一行分のシールを貼ってまた元に戻していく作業を延々と繰り返す。
(ちなみにリーフレットには私のイラスト及び末っ子“みなぎ”の写真が載っている)
訂正シールはA4サイズのノーカットシール用紙にびっしり188枚4行単位で印刷されている。これを縦横に丁寧にカッターで切っていく。
この時、くれぐれもバラバラに切ってはいけない。ばらけてしまっては、シールをはがすのに時間がかかる。紙一重の厚さに切るのだ。正に匠(たくみ)の技だ。
反対に切る時に力を抜きすぎると、ちゃんと切れてなかったりする。
みんな初めての体験に失敗の連続。しかし、失敗する中で学んでいく。おそらく今後の生活に役立つ技ではないのだが、各自次第に上達していくのが面白い。
単純作業は気が滅入ってくるので、ひたすらおしゃべりをする。
手伝いに来た縁もゆかりも面識もない方と自己紹介がてらにおしゃべりをする。
これが、なかなか楽しいコミュニケーション・タイムとなる。
だんだん、作業になれてくると皆さん裏技を開発して、「こんな風にすると楽よ」と親切に教えてくれる。「全部広げる人、シールを貼る人、それを畳んでいく人に分けたら…」などと流れ作業案も飛び出し、いろんな創意工夫が狭い机の上で展開される。向こう側の机で「昔、収容所にいれられた捕虜達の最大の拷問が、自分で掘った穴をまた埋めていくという作業だったそうですよ。」という声が聞こえてくる。上手いことを言うなぁと感心する。実際、時々疲労感から「女工哀史」的な気分になってくる。中国経済を支える農村から出稼ぎに来た若者達は何を考えながら工場で単純作業をしているのだろうか?
「『災い転じて福となす』ですね。」
と、ある方がポツリともらす。
本当に、その通り。この恐ろしく面倒臭くてイヤになる単純作業を、共に分かち合うことで、妙な連帯意識が産まれてくる。みんな、少しでも楽しくなるように、おしゃべりをするから、だんだん愉快になってくる。実際、思わぬ場所でつながっている人が現れたりして、一気に親近感が湧く。年齢、男女、住んでいる地域、生活環境、会社の社長に自分のような主婦といろんな立場の人たちが、壁や障がいを越えて一致団結できる機会となったのは、正に「災い転じて」である。
ゾウに戦いを挑むアリのようなE口さんを応援するくらいだから、余程E口さんが好きなのか、人が好い方たちの集まりなんだろうと思う。E口さんの人柄もあるのだけれど、事務所自体が全然ギスギスした感じがなくて、春休み中の子どもたちを連れて行っても歓迎してくれる暖かさがある。なにせ、E口さんの事務所にはキッズルームがあるのだ。
もともと、ファミリー居酒屋だった場所を居抜きで借りているので、小部屋はたくさんある。その中の小上がりスペースに、すべり台付きプレイジム(我が家より寄付)や、からすのほんやさんより貸し出された絵本や可愛いインディアンみたいな小型テントが置いてあって、子どもたちはいろいろ工夫しながら遊んでいる。からすのほんやさんの出張ショールームのような素敵なキッズルームだ。春休みの小学生から幼児まで、楽しそうに遊び、その笑い声やにぎやかな声が事務所のBGMとなっいる。長屋のような気楽さが、ここにはある。(シール貼り作業は別として…)
学生時代、手伝いに行かされた選挙事務所(リタイアしたおじさん達がモウモウとした紫煙の下で昔話に花を咲かせているような)のイメージとは、あまりにもかけ離れている。
昼間だけ、午後から、仕事を終えてからと、いろんな人たちが好きな時間にやって来て、それぞれ手伝ったり、内職用に持ち帰ってくれたので、思いの外作業が進み、とうとう、昨日一斉に配布することができた。もちろん、完全に終わったわけではないが、それでも、みんな昨日の雨風の中、手分けして配布した。
我が家も小学生のむすこ達と一緒に近所を配布。以前、ブログに書いたように坂の多い土地なので、今回もつま先、ふくらはぎがかなり痛くなった。普段、歩かない生活なので反省、反省。
と言うわけで、今日はブログで応援と言うことでお許し願いたい…と心の中で謝りつつ、今日の事務所行きはお休みさせていただきました。はい。
明日は、友人ママのお宅で自分にご褒美の花見だ!と喜んでいたららしい…。
になれっ
春休み中なので、4人の子どもたちを全員連れて…。
3月末に突発的な恐ろしい事件が発生してしまった。
なんと、4/2(日)に市内一斉配布予定のリーフレットの中に誤った表記があり、訂正シールを貼らなくてはならなくなったのだ
配布まで残された日数4日間。そして、その数5万枚…。
100束単位に束ねられた8つ折り小型のリーフレットを全部開いて一行分のシールを貼ってまた元に戻していく作業を延々と繰り返す。
(ちなみにリーフレットには私のイラスト及び末っ子“みなぎ”の写真が載っている)
訂正シールはA4サイズのノーカットシール用紙にびっしり188枚4行単位で印刷されている。これを縦横に丁寧にカッターで切っていく。
この時、くれぐれもバラバラに切ってはいけない。ばらけてしまっては、シールをはがすのに時間がかかる。紙一重の厚さに切るのだ。正に匠(たくみ)の技だ。
反対に切る時に力を抜きすぎると、ちゃんと切れてなかったりする。
みんな初めての体験に失敗の連続。しかし、失敗する中で学んでいく。おそらく今後の生活に役立つ技ではないのだが、各自次第に上達していくのが面白い。
単純作業は気が滅入ってくるので、ひたすらおしゃべりをする。
手伝いに来た縁もゆかりも面識もない方と自己紹介がてらにおしゃべりをする。
これが、なかなか楽しいコミュニケーション・タイムとなる。
だんだん、作業になれてくると皆さん裏技を開発して、「こんな風にすると楽よ」と親切に教えてくれる。「全部広げる人、シールを貼る人、それを畳んでいく人に分けたら…」などと流れ作業案も飛び出し、いろんな創意工夫が狭い机の上で展開される。向こう側の机で「昔、収容所にいれられた捕虜達の最大の拷問が、自分で掘った穴をまた埋めていくという作業だったそうですよ。」という声が聞こえてくる。上手いことを言うなぁと感心する。実際、時々疲労感から「女工哀史」的な気分になってくる。中国経済を支える農村から出稼ぎに来た若者達は何を考えながら工場で単純作業をしているのだろうか?
「『災い転じて福となす』ですね。」
と、ある方がポツリともらす。
本当に、その通り。この恐ろしく面倒臭くてイヤになる単純作業を、共に分かち合うことで、妙な連帯意識が産まれてくる。みんな、少しでも楽しくなるように、おしゃべりをするから、だんだん愉快になってくる。実際、思わぬ場所でつながっている人が現れたりして、一気に親近感が湧く。年齢、男女、住んでいる地域、生活環境、会社の社長に自分のような主婦といろんな立場の人たちが、壁や障がいを越えて一致団結できる機会となったのは、正に「災い転じて」である。
ゾウに戦いを挑むアリのようなE口さんを応援するくらいだから、余程E口さんが好きなのか、人が好い方たちの集まりなんだろうと思う。E口さんの人柄もあるのだけれど、事務所自体が全然ギスギスした感じがなくて、春休み中の子どもたちを連れて行っても歓迎してくれる暖かさがある。なにせ、E口さんの事務所にはキッズルームがあるのだ。
もともと、ファミリー居酒屋だった場所を居抜きで借りているので、小部屋はたくさんある。その中の小上がりスペースに、すべり台付きプレイジム(我が家より寄付)や、からすのほんやさんより貸し出された絵本や可愛いインディアンみたいな小型テントが置いてあって、子どもたちはいろいろ工夫しながら遊んでいる。からすのほんやさんの出張ショールームのような素敵なキッズルームだ。春休みの小学生から幼児まで、楽しそうに遊び、その笑い声やにぎやかな声が事務所のBGMとなっいる。長屋のような気楽さが、ここにはある。(シール貼り作業は別として…)
学生時代、手伝いに行かされた選挙事務所(リタイアしたおじさん達がモウモウとした紫煙の下で昔話に花を咲かせているような)のイメージとは、あまりにもかけ離れている。
昼間だけ、午後から、仕事を終えてからと、いろんな人たちが好きな時間にやって来て、それぞれ手伝ったり、内職用に持ち帰ってくれたので、思いの外作業が進み、とうとう、昨日一斉に配布することができた。もちろん、完全に終わったわけではないが、それでも、みんな昨日の雨風の中、手分けして配布した。
我が家も小学生のむすこ達と一緒に近所を配布。以前、ブログに書いたように坂の多い土地なので、今回もつま先、ふくらはぎがかなり痛くなった。普段、歩かない生活なので反省、反省。
と言うわけで、今日はブログで応援と言うことでお許し願いたい…と心の中で謝りつつ、今日の事務所行きはお休みさせていただきました。はい。
明日は、友人ママのお宅で自分にご褒美の花見だ!と喜んでいたららしい…。
になれっ