食う・寝る・太る

日々の出来事の他、本、映画、旅行、サッカー等々、NO CONCEPTで書いていきます。

読書履歴 2012年秋2

2012-11-11 | Weblog

さて、読書の秋。

「復興の精神」

東日本大震災直後に色々な人が提言をしているもので

ちょっと、興味があったのですが

あまり、面白くない。

養老孟司以外は。


お次は「池上彰のお金の学校」

投資や保険といった、一見身近なものが

実はあまりよく分かっていないことが分かりました。

中々為になる本です。

相変わらず、池上彰は外れがない。


塩野七生の「ルネサンスの女たち」

初期の作品ですが

ルネサンスは芸術の側面でしか、あまり認識ないのですが

その時代の政治の歴史に関して断片的に学べる1冊。

ただ、断片なので、通しの歴史を知りたくなる本です。

チューザレ・ボルジアの本を読みたくなりました。


「北方領土交渉秘録」

元外務省の東郷和彦の著書。

佐藤優の本を読んでいると、どうしても避けて通れない感じになる1冊。

佐藤優の解説にも書いてありますが

俯瞰的に日露交渉の歴史を淡々と書いているので

いまいち、入り込めない。

佐藤優の方が個人的な思いが大きく、深く捉えているので

やはり、佐藤優の方を読んでしまう。

まぁ、時系列的に整理したい人には良いかも。


佐藤優の「交渉術」

今まで読んだこの人の本とかぶる部分も多いのですが

やはり面白い。

外交の交渉術が他の日常的なことにも応用できるというお話。


「スギハラサバイバル」手嶋龍一。

元NHKアナウンサーながら

卓越した文章力と構成力。

「ウルトラダラー」が有名ですが

こちらも面白い。

ただ、伏線を多く張っていたので、もっと長くできた気もする。