食う・寝る・太る

日々の出来事の他、本、映画、旅行、サッカー等々、NO CONCEPTで書いていきます。

閑話休題 アカデミー

2009-02-24 | Weblog

昨日、アカデミー賞が発表されましたね。

ビンタンの続きを書こうかと思いましたが、やはり生ものに関して

「おくりびと」
前にも書きましたが、観に行きました。
素直にうれしいなと思えます。
スポーツ以外であまり「日本が、日本が…」と騒ぐ気にもなれず
酔っ払いの半眠り政治家のニュースや不景気の大合唱のニュース等々
暖冬なのにあまりにお寒い事柄が多い今日この頃。

ただ、昨日のニュースで専門家とやらが
「ハリウッドのCGを駆使した映画が落ち目」
「日本の映画が認められてきている」

等の発言は、ちと首肯しかねる。

確かに、ハリウッド映画の安易なつくりのものも多い中で
「それでも面白い」ものはやはり、あるわけで。
「スラムドッグ$ミリオネア」がイギリス映画でインドで撮影していようが
日本の映画が2作品受賞しようが
そう、言い切れるもんではないでしょ。

別に「ハリウッド映画」を擁護したいわけでは、ありませんが
ブッシュからオバマに代わって
アカデミー賞も「協調路線」に変換したのかも、とは穿ちすぎか?

一昨日、クリント・イーストウッド監督の
「チェンジリング」を観て来ました。
大江健三郎の同名小説を読んだような読まないような


    

「それでもボクはやってない」を髣髴とさせ
過去の暗部に光をあてた秀作だと思いました。
アンジェリーナのイメージも大分違います。

クリント爺さんは、どうしてこう暗い映画を撮るのだろうと
不思議に感じますが
なんか、観てしまう、惹きつけられます。

まぁ、ハリウッド映画も玉石混交なら
日本映画も同じでしょ。

それでも「おくりびと」は良いのです。


新旧交代

2009-02-22 | Weblog
5年以上でしたか、使っていた財布を
代えることができました。

    

右が古いもの、ヨレヨレです。
新しいものを「きれいに使えるの?」とYに釘をさされてますが

何せ、お買い得だったのもので
プレゼントしてもらいましたが…

どういう経緯なのかは、次回から…

ラーメンを

2009-02-16 | Weblog
ラーメン大好きHさんの影響で

つけ麺「やすべえ」にすっかりハマってしまった私。
渋谷デビューの後、赤坂、池袋と近場でも店の場所を確認し
定期的に食べにいってます。

しかし、「やすべえ」と「じゃんがらラーメン」だけでは、あまりに
栄養?が偏りがち、ということで

最近は、新たなラーメン屋開拓をしようと動き始めてます。

グルメ本を買おうかと思いましたが、私の場合買った時点で安心してしまい
おそらく開くこともないでしょうから(これは参考書と一緒)
ネットでさがしつつ、近場から行ってみることにしてみました。
「東京の美味しいラーメン屋さん」という、そのまんまサイトから
「桂花」というラーメン屋に行きましたが、どうも感動がありません。

お次は、糸井重里の本でもその主人と対談している
「麺屋武蔵」
有名らしいですね。
全然そういう基本情報が欠落している私は
早速、池袋の「麺屋武蔵二天」各お店で麺屋武蔵○○と名前が異なります)へ行ってきました。

これは、うまいっす。
魚介類のだしが野菜のだしの「やすべえ」とはまた違った美味しさを
出してます。
単価はちょっと高めですが
これは、何回か来たくなります。

しかも、高田馬場はどうなんだろうと、お店による違いも気になります。

基本はトンコツ、細麺びいきの私ですが
今後とも無差別級で行きたいと思います。

なんせ、初めての店に1人で抵抗なく入ることができるのは
ラーメン屋か喫茶店か漫画喫茶くらいしかありません。

「誰も守ってくれない」

2009-02-15 | Weblog

平日休み恒例となった

お散歩+映画のひとり鑑賞。
ただでさえ、休日の過ごし方として暗いのに
追い討ちをかけて、暗いと思われる映画を観る私。

「誰も守ってくれない」

    

モントリオール映画祭最優秀脚本賞。
こういう賞に滅法弱い私は
「おくりびと」の時もそうでしたが、ついつい引き寄せられる。
佐藤浩市は好きな俳優ですし、宣伝の曲にも惹かれました。

ストーリーは
殺人を犯した男の妹を容疑者家族の保護マニュアルにのっとり
刑事がマスコミその他から匿うというような内容。
「それでもボクはやってない」もそうでしたけど
普段、テレビや新聞では聞き流しているようなニュースが
こういう映画で、別の視点を与えてくれるのは貴重だなと思えます。
この中での、容疑者の家族に対するネットのやりとりは不気味。
そういうサイトに全然アクセスする気はないのですが、
現実ありうるのでしょう。

ところで、
松田龍平が味を出してました。
あの目つき、普通じゃないですね、雰囲気を持っている俳優です。

石田ゆり子、出ているの知らなかったけど
やっぱり、いいですね。色っぽい。
柳葉敏郎と夫婦というのは、なんか違和感ありますが…


「絶対に負けられない」

2009-02-12 | Weblog
「ねばならない…must be」という思考は
嫌いなのですが

昨日のオーストラリア戦
0-0でした。
試合としては、押し気味の展開にも得意の決定力不足。
フィンランド戦よりは、内容が良かった気もしますが…

この試合、負けた場合どうなるかというと
オーストラリアの独走状態が確定するわけで
バーレーン、カタールからすると
「オーストラリアの1位はやむを得ない、日本と入れ替わることを考えよう」
と、まぁなるでしょう。

そう意味では
「絶対に負けたくない」戦いだったわけですね。

一方、オーストラリアはというと
「この試合勝てなくても引き分ければ、1位で折り返せる、ましてアウェー」
となれば、上々の出来というわけです。

日豪ともに、妥協の範囲の引き分けでした。

それでも、個人的にはホッとしたかんじ。
今のままでは
「W杯で4位」どころか「アジアで4位」もあやしい状況の日本代表。

過去の予選を見てきた中で、戦ってくるうちに
少なくともレギュラーは顔つきが変わってくるものだったのですが
まぁ、気合が感じられるのは中澤と闘莉王くらいのもんではないですか?
FWの迫力不足は悲惨。
高原の復帰を望んでいるとこです。

「ありふれた奇跡」

2009-02-09 | Weblog
ここしばらく、ドラマというものから遠ざかってましたが
たまたまテレビを見てたら
「ありふれた奇跡」というドラマを見はじめました。

加瀬亮(と仲間由紀恵)が主役、山田太一脚本です。
加瀬亮といえば「それでもボクはやってない」
山田太一といえば「ふぞろいの林檎たち」
これは、ちと普通のドラマではないなぁ、と思い興味が…

非常に淡々と進み、ドラマチックじゃないドラマ
その分、リアリティがある気がします。
セリフが秀逸。非常に深い。
考え抜かれたかんじがします。

この加瀬亮の役柄が左官屋。

左官屋?
まっさきに左官屋Hくんが浮かびます。
「この現場に来て、6kg太った」
「他の現場行くとしんどいね、酒も飲めないし」

と、何しに現場に来ているのか分からん不届きモノ。

「珍しい、コテ持ってるよ」
とまわりの年下にもからかわれる始末。
「たまにはね」と懲りないHくん。

結局、これが現実…か?

石神井公園 東京散歩2

2009-02-05 | Weblog

お次は石神井公園

家から近いのに中々行く機会がなかったので、この機会に。
西武池袋線の石神井公園前からすぐ、と思いきや
ちょいと歩くと、結構唐突に現れます。
六義園なんかは、有料なので入口は限定されていたのですが
ここは、非常に開放的。

    

水辺で釣り糸を垂らすおじさん達。
この先に進むと「釣り禁止」の看板が…

    

    

    

こちらは、鳥の写真の撮影でしょうか?

    

    

確かに、カモがいっぱい。

    

    

静かな公園です。
水も豊かですし、結構面白いのですが
六義園と比べると若干見劣りします。

細長いというのと2つに分断されていることもありますね。
歩く量のわりには、変化がつきにくいという難点があります。

まわりに、自然が少ないことを考えれば、貴重ではあります。


護国寺・根津・谷中 東京散歩1

2009-02-03 | Weblog
散歩熱は冷めず

今度は、もっと歩いて面白そうなところを選定。
以前に買った「東京下町散歩 山の手散歩」という本をもとに
場所を選びます。
護国寺を見て、椿山荘(ちんざんそう)に抜けようと出発。

   

なかなか、いい天気です。

護国寺は門構えで以前から期待していたのですが
中は、さほど見るべきものがありません。

ここから、椿山荘のルートをとろうとおもってましたが
気分が乗りません。

そこで、急遽
谷根千に行こう、と方針転換。

谷根千とは谷中・根津・千駄木の古い街並みの地区の通称。
学生時代、路地で論文を書いた私は
根津はそこそこ歩いてましたが
あれから10年も経ったし、谷中はあんまし知らないし
ということで路地を歩きたくなりました。


まずは、根津神社から
東大前からテクテク歩くとつきました。

    

写生してます。


    

改修しているかんじです。
雰囲気台無し。

     

     

これこそ、路地、至るところにおもしろ路地が

    

川越でもこんなかんじのお店がありましたね。

    

谷中の墓地の前の通り
季節柄寂しい感じですが
雰囲気があります。
墓地には用はない、と思ってましたが
覗くと
「徳川慶喜墓地」の表示があり、ついつい引き込まれてしまいました。
墓地というより、墓所とうかんじで、一角にありました。
結構、あの看板に誘われて来ている人が多く
墓地の主というかんじのおじいさんが、さかんに
「この墓地は…」と解説を買ってでていました。
「そこのおじょうさん…」と積極的に

   

最後は谷中銀座というところに着きました。
ここの商店街は結構活気があります。

地方の商店街は
岐阜にしろ、倉敷、尾道にしろ
閑散とした感じが漂ってましたが、ここにはまだ活気が残ってます。

しかし、もちっと暖かくならないと…