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大学坊倶楽部

時事ネタや趣味に関する記事をマイペースで更新していきます

ジェリー・アンダーソン メカニック大全

2013-12-20 22:49:00 | その他の特撮作品
 「サンダーバード」生みの親ジェリー・アンダーソンがこの世を去って間も無く1年になろうかというタイミングでこんな1冊が出ました。


 以前紹介した「東宝特撮映画大全」同様、デアゴスティーニから発売されていた「ジェリー・アンダーソンSF特撮DVDコレクション」のマガジンパートを1冊にまとめたものですが、元々ピックアップされていた「サンダーバード」「海底大戦争スティングレイ」「キャプテン・スカーレット」「ジョー90」「謎の円盤UFO」の5作品に「スーパーカー」「宇宙船XL-5」「ロンドン指令X」「スペース1999」の4作品を追加。
 各作品の簡単なストーリー紹介、メイキング、主要メカ&ゲストメカの紹介と充実した内容です。


 デアゴスティーニ通販での購入限定で付いてきたオマケ。
 「サンダーバード」日本語版主題歌を収録したCD。
 レーベルデザインが“昭和”を感じさせます。

ひとまずリブート完了

2013-11-18 21:36:00 | その他の特撮作品
 常識では考えられない不可思議な事件を科学的視点から解明していく特捜チームの活躍を描いた、円谷プロの往年の名作「怪奇大作戦」を再構築(リブート)した「怪奇大作戦 ミステリー・ファイル」全4話の放送が先週末で終了。

 最新の科学知識を盛り込んだ犯罪、そこに至るまでの犯人の心理描写、事件の謎を解明していくプロセスの妙、事件解決にも拘らず空しさの漂うエンディング、などオリジナルを踏襲した内容でした。

 また、主要キャストである特殊科学捜査研究所・SRIの5人(プラス1)もオリジナル版を踏襲。
 とはいうものの、的矢所長が女性キャラに変更されたり、チーム紅一点のさおりが単なる連絡係&お茶くみから、PCを巧みに操り時には自ら現場に乗り込むアクティブな役どころに変更されていたり、警察とSRIとのパイプ役が男性の町田警部から女性の島田警部補に変更されていたりと、こちらは女性の社会進出を反映していました。

 惜しむらくは、事件を科学的に解明する描写に焦点を当てたがために、チーム一の知性派・牧の存在が際立って、もう1人の主人公・三沢やコメディリリーフの野村の存在感が希薄だった事。
 もっと話数を重ねたら、三沢や野村をメインにしたエピソードも出てきたかも、ということでぜひパート2をお願いします>NHKさん

特撮リボルテック 万能戦艦マイティ号

2013-10-09 21:11:00 | その他の特撮作品

 ♪青い空に~、映える影~

 “世界のツブラヤ”の特撮をお茶の間で、という趣旨の下に設立された円谷プロダクション(当時は円谷特技プロダクション)。
 記念すべき初作品は当初フジテレビとの間で話が進んでいましたが、諸般の事情によりご破算に。
 その後、円谷英二監督が番組制作の為に発注していたオプティカルプリンターをTBSが引取る事になり、それがきっかけでTV史上に残る名作「ウルトラQ」や「ウルトラマン」が誕生することになります。

 そんな中、先に話を進めていたにも拘らずすっかり遅れを取ってしまった感のあるフジテレビが改めて円谷プロと組んだ作品、それが初の1時間特撮ドラマ「マイティジャック」。
 世界を舞台に暗躍する悪の組織“Q”と戦う11人のメンバーから成る組織“マイティジャック”の活躍を描いた内容でしたが、視聴率低迷のため1クールで終了。
 その後30分番組「戦え!マイティジャック」にリニューアルしますが、視聴率が回復することなく、これまた2クールにて終了してしまいます。
 円谷プロの余りにも早すぎた挑戦が当時もっと評価されていたら、その後の日本TV特撮の歴史は変わっていたことでしょう。

 さて、「マイティジャック」&「戦え!マイティジャック」の両作品にて活躍したメカニック、それが今回特撮リボルテックに登場した万能戦艦マイティ号。
 デザイン担当は初期ウルトラ作品で美術やキャラクターデザインを手掛けた成田亨さん。


 40数年前の作品ながら、今でも十分通用する格好良さ。
 成田さんの並外れたデザインセンスには舌を巻くばかりです。


 ♪Mighty Jack is Going~

今日の「ウィザード」・前説は…

2013-08-25 20:20:00 | その他の特撮作品
 「ウィザード」の放送休みにつき休載。

 代わりにオンエアされたのが「スーパーヒーロー大戦」。
 ゴーカイレッド=キャプテン・マーベラスとディケイド=士が悪の組織の意のままに全てのスーパー戦隊&仮面ライダーを倒していくトンデモストーリーと思いきや実は敵を欺くにはまず、的作戦だったというオチ。
 ラスボスを操るのがあのお方というのが意外でした。
 
 ただ、以前公開された「オールライダー」もそうでしたが、登場ヒーロー多過ぎ。
 かつてのショッカー再生怪人軍団同様、その他大勢的描かれ方されているキャラが多かったのが残念というか何というか。

サンダーバード博 世紀の特撮が描くボクらの未来

2013-08-17 09:05:00 | その他の特撮作品

 今年の夏、お台場に国際救助隊が出動、ということで、ウルフェス詣での翌日、日本科学未来館にて開催中の「サンダーバード博 世紀の特撮が描くボクらの未来」に出掛けてきました。

 会場入ってすぐのミニシアターでは本邦初公開となる3D版「サンダーバード」映像が上映されていました。
 御馴染みのカウントダウンオープニングも3Dで観るとまた格別でした。


 サンダーバード1号の飛行シーン撮影を再現したコーナー。
 ミニチュアを固定して背景を動かす事で、高速で飛行するサンダーバード1号を表現しています。


 サンダーバード1号に搭載されている移動指令室。
 いち早く災害現場に到着し、現場の状況を把握したスコットがここから指示を出します。


 あらゆるレスキューメカを現場まで運搬するサンダーバード2号。
 撮影時期によって機体の色が変わっているとか。
 今度確認せねば…。


 サンダーバード3号&5号。


 トレーシーアイランドのラウンドハウスから発進するサンダーバード3号。
 ちなみに、このラウンドハウス、サンダーバード5号のデザインの基になってます。


 国際救助隊ロンドン支部のエージェント・レディ・ペネロープの足として活躍するペネロープ号。
 各種マシンガンを内蔵し、ホバリング機能も装備。
 まさに、007のお国ならではのメカですね。


 こちらはサンダーバード4号撮影風景を再現。
 セット&4号とカメラの間に薄い水槽を置いて、底から気泡を出す事で海底シーンを再現。


 レスキューアトラクション。
 国際救助隊メカの秘密を狙うザ・フッドが起こした大火災を、子供たちが消火ビームで消そうとする内容。
 しかし、火の勢いは治まることなく、もはやこれまでと思いきや…


 バージルの操縦するサンダーバード2号が加勢に馳せ参じるという趣向。
 このあたりの演出、MCのお姉さんのあおりも含めてヒーローショーを彷彿とさせます。


 「サンダーバード」で描かれた21世紀のテクノロジーに現実がどこまで近付いているかを紹介するコーナーもありました。
 これは東芝が提唱する「スマートコミュニティ構想」をトレーシーアイランドに取り入れたら、という設定で作られた「スマートアイランド」。

 

 サンダーバード1号操縦席の(おそらく)実物大レプリカ。
 実際に座った猛者はいたんでしょうか。