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大学坊倶楽部

時事ネタや趣味に関する記事をマイペースで更新していきます

さつまの噺家による鹿児島特撰落語名人会13

2019-09-16 19:49:00 | 地元ネタ

 9月恒例の三遊亭圓歌、桂竹丸、林家彦いち、春風亭柳之助の4師匠による落語会が昨日開催されました。


 今回は圓歌師匠の四代目襲名後最初の落語会ということでまずは口上から。
 その口上で進行役を務めた柳之助師匠師匠のお弟子さんにあたる春風亭柳若さんの「動物園」、柳之助師匠の「竹の水仙」、竹丸師匠の歴史創作落語「紀州」と続き15分の中入りに。
 中入り後、彦いち師匠の「反対俥」、トリは圓歌師匠による「母のアンカ」で落語会は終了。
 そのご師匠方による恒例の手ぬぐいプレゼントがあったんですが、残念ながらゲットできず。

 ちなみに、来月鹿児島にてあの「笑点」の公開録画がありますが、何と圓歌師匠がゲスト出演されるとか。
 機会があれば足を運びたいものですが…。

みなみ寄席 落語教育委員会

2019-08-24 20:41:00 | 地元ネタ

 柳家喬太郎師匠、三遊亭歌武蔵師匠、三遊亭兼好師匠の3人会に足を運んできました。


 まず最初は三師匠によるコント。
 敬老会に招かれた歌武蔵師匠にギャラを振り込むべく老人ホーム職員の喬太郎師匠が振込先の口座番号を聞こうとするたびに、喬太郎師匠の携帯電話に電話が掛かってきて流石の歌武蔵師匠も「人の高座(口座)を聞く時は携帯電話を切れ!」と激怒。
 この手の寄席やコンサートでよくある、主催者側からの注意事項をコント仕立てにしたもの。
 老人ホームの職員役でちょくちょく出てくる兼好師匠がいい味出していました。

 次いで各師匠による落語となるわけですが、ハナは兼好師匠の弟子・じゃんけんさんによる古典落語「転失気(てんしき)」。
 次いで喬太郎師匠の新作落語「夜の慣用句」。
 以前CDにて拝聴した事があったんですが、やはり生は格別です。

 15分の中入りを挟んで歌武蔵師匠の「宗論」。
 内容から新作かな?と思ったんですが、調べてみたら古典でした。
 トリは兼好師匠による「天災」。
 聞き覚えの話で他人をやり込めようとするも上手く行かないという、落語でよくある内容でした。
 ちなみに、この演目表のイラストは兼好師匠によるものだとか。

歌之介改メ四代目三遊亭 圓歌 襲名披露公演

2019-07-15 20:02:00 | 地元ネタ

 これまで地元鹿児島の爆笑王として親しまれてきた三遊亭歌之介師匠。
 今年3月、師匠の名跡でもあった四代目三遊亭圓歌を襲名されたということで、豪華ゲスト参加による襲名披露公演が本日開催されました。


 気になる演目ですが、トップバッターを飾った林家たい平師匠の「禁酒番屋」に始まり、同じく地元鹿児島出身の桂竹丸師匠による「代脈」、三遊亭円楽師匠による「猫の皿」が披露され、15分の中入り後襲名講演付き物の口上。
 圓歌師匠の襲名とは別に、個人的におめでたのあった春風亭昇太師匠が案の定他のメンバーからいじられていました。
 3本締めに続き、その昇太師匠による「長命」、江戸屋子猫さんの動物鳴き声物真似をはさんで、トリはもちろん圓歌師匠による新作落語「母のアンカ」と充実した内容でした。

 ちなみに、当初昼のみだったこの襲名披露公演、チケットの売れ行きがよすぎたため急遽夜も開催されることに。
 出演者が演目を変更とのことで、昼でかけて夜も足を運んだ方もきっといたのではないでしょうか。

鹿児島ラーメン王決定戦5

2019-02-18 20:05:00 | 地元ネタ
 鹿児島県民に最も支持されているラーメン店を決めるイベント「鹿児島ラーメン王決定戦5」が先週末開催されました。
 5回目ということで、出場店舗も第1回の頃からだいぶ様変わりしていました。

 本当は初日の15日(金)から参戦したかったのですが、仕事の都合で断念。
 2日目の16日(土)、朝早く足を運びました。


 前日の雨の所為で足元がぬかるんでいましたが、まずまずの天気でした。

 さて、最初にも書いたように出場店舗も第1回の頃から様変わり、ということで今回初出場の店が提供するラーメンを食しました。


 月水金はラーメン、火木土はそばを提供するというユニークな営業形態の「そばる」。
 鴨南蛮そばに着想を得た「特製鴨ねぎ醤油そば~九条ねぎと焼きねぎのマリネ~」。


 姶良市から初出場を果たした「河童の雫」の「河童のトリトン」。
 ユニークな店名もさることながら、大判チャーシューが否が応でも目を引きます。


 南九州市川辺町から初参戦した「らーめん専門くりやま」の「くりやまらーめん~かごしま黒豚水餃子プラス~」。
 どこか懐かしい味わいの一杯でした。
 
 3店舗足を運んだところでとりあえず会場を後にし、翌17日(日)再び会場へ。


 前日とはうって変わって晴天に恵まれ、最終日&日曜日ということで前日以上の賑わい振りでした。


 「チュウカソバキミイロ」の「名山ジンジャージンジャー」。
 ショウガ風味で野外でも暖まる一品。


 「麺酒場 木村本店」の「本場四川汁無坦々麺」。
 ラーメン王決定戦初の汁無メニュー。


 ここまで初出場店のラーメンをメインに食してきたんですが、〆は5大会連続出場の「こだわりらーめん 十八番」提供の「黒豚とんてき無敵麺」。
 毎回採算度外視のメニューで勝負してきましたが、今回もパンチのあるメニューと言えますか。

 さて、気になる結果ですが、今回は下記の通りでした。

 優勝   TAKETORA
 準優勝  五郎家
 第3位 麺屋 剛
 第4位 サカノウエユニーク
 第5位 鹿児島らーめん たけ家
 第6位 らーめん専門 くりやま
 第7位  ThE SNOOUP
 西原商会賞  麺屋 トラノコ
 KTS賞  製麺ダイニング jango
 技能賞 そばる

 来年はどんな新顔が登場するのか、今回涙を飲んだ常連点のリベンジはあるのか、今から気になるところです。

今年も宜しくお願いします

2019-01-02 19:53:00 | 地元ネタ

 激動の2018年も終わり、2019年の幕開けを迎えました。
 今年も宜しくお願いします。

 今年の初詣は例によって照国神社へ。
 ここは過去にも記事に取り上げましたが、幕末に忽然と現れた名君・島津斉彬公を祀った神社。
 集成館事業を興し、そして単なる一役人の下級武士だった西郷隆盛を重用した斉彬公がいればこそ明治維新は成し遂げられたのではないでしょうか。

 さて、この斉彬公が藩主になったのは42歳のこと。
 当時の常識からして遅すぎる感がありますが、“蘭癖大名”と称された曽祖父の重豪公同様、西洋文明に傾倒している斉彬公が藩主に就任したら藩の財政が苦しくなるのでは、ということで父親の先代藩主斉興公が中々家督を譲らなかったそうで。
 しかし、「西郷(せご)どん」の時代考証を担当されたお馴染み原口泉先生によれば、遅すぎた藩主就任あればこそ斉彬公と西郷が理想的な出会いをしたのでは、とのこと。
 歴史に“もしも”は付き物ですが、もし斉彬公が早い段階で藩主に就任されていたら西郷との出会いは無かった、あるいはあったとしても全く別の形になっていたのではないでしょうか。