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大学坊倶楽部

時事ネタや趣味に関する記事をマイペースで更新していきます

みなみ寄席 さつまの噺家による鹿児島特撰落語名人会

2018-09-17 19:04:00 | 地元ネタ

 鹿児島の秋の風物詩ともいえる笑いのイベント。
 昨年は台風接近のため中止となりましたが、今年は無事開催されました。


 今年は三遊亭歌之介師匠、林家彦いち師匠、春風亭柳之助師匠、桂竹丸師匠といった御馴染みのメンバーに加え、若手応援企画ということで師匠方と同じく地元鹿児島出身の二つ目・春風亭柳若さんが初参加。
 その柳若さんの「皿屋敷」から始まり、歌之介師匠の「龍馬伝」、彦いち師匠の「長島の満月」と新作落語2連発。
 15分の仲入りを挟み、柳之助師匠の「禁酒番屋」、トリは竹丸師匠の歴史創作落語「西郷どん」といった演目。
 昨年中止になった分、いつも以上の盛り上がりだった感があります。

ローマ・イタリア管弦楽団 Produced by 吉俣良

2018-09-01 20:33:00 | 地元ネタ

 この夏日本各地で映画音楽のコンサートを開催中のローマ・イタリア管弦楽団。
 本日鹿児島にて地元出身の作曲家・吉俣良さんプロデュースによる特別公演が開催されました。

 演目は「風と共に去りぬ」「ゴッドファーザー」「ローマの休日」「ニュー・シネマ・パラダイス」といった古今の名作映画を彩ったあまたの名曲に、吉俣さんがTVドラマのために提供した楽曲の数々。

 個人的に一番の聴き所だったのは「篤姫」のテーマ曲。
 過去に吉俣さん自身のピアノ演奏で何度か聴いた事があるんですが、オーケストラでの演奏は初。
 加えて、日本の大河ドラマのテーマ曲をイタリアの管弦楽団が演奏するという、実にレア感満載でした。

島津日新(じっしん)公忠良没後450年記念シンポジウム

2018-07-23 20:03:00 | 地元ネタ
 大河ドラマ「西郷(せご)どん」にて沖永良部島に遠島となった吉之助が島の子供たちに勉強を教えるシーンがありましたが、その際吉之助は一首の歌を子供たちに暗唱させていました。

 楼の上もはにふの小屋も住む人の心にこそはたかきいやしき

 人の値打ちは住む場所ではなく、心の持ちようによって決まるのだ、という意味で、この歌を引用することで吉之助は自分たちよりも低い身分のヤンチュの子供たちを差別する島の子供たちを諭していました。

 実はこの歌、島津家中興の祖であり戦国最強といわれた義久、義弘ら島津四兄弟の祖父にあたる日新(じっしん)公忠良が作った「日新公いろは歌」の一首。
 その忠良が没して今年で450年という節目の年を記念したシンポジウムが、昨日鹿児島市の中央公民館にて開催されました。


 主催者の挨拶、薩摩琵琶の演奏に続き、第一部は基調講演「島津家中興の祖 島津日新公忠良~いろは歌と敵味方供養~」。
 講師は地元出身の歴史作家・研究者にしてこのブログでは御馴染みの桐野作人先生。
 嫡男・貴久が本宗家の家督を継ぐに当たって、家臣団に領国支配をいかに行うかと教え諭すべく忠良公が作ったのが先に紹介した「いろは歌」。
 「知行合一」「惜陰」「交友」「学問」「公私の区別」「勤勉」「忠孝」「改過遷善」「寡欲」「博愛」などの題目をうたう事で、人として大切なものは何かを教え込む意味があったのでは、と語られていました。
 10分程度の休憩を挟んで、第2部はパネルディスカッション「日新公いろは歌から生まれ、育まれ、成し遂げられたもの」。
 パネリストは桐野先生に加え、これまたこのブログでは御馴染みの原口泉先生、(株)島津興行代表取締役の島津公保さん、加世田いにしへガイド会長の福元拓郎さん。
 各々の立場から日新公のいろは歌に関して熱く語られていましたが、明治維新で活躍した偉人たちを育んだ“郷中教育”の根幹の一つでもあるいろは歌を今の世の中でも語り伝えて行きたいという点では意見が一致されていたように思われました。

MINIATURE LIFE展 ~ 田中達也 見立ての世界 ~

2018-06-20 20:15:00 | 地元ネタ

 身の回りの身近なアイテムを用いて、独特の空間を作り上げる鹿児島在住のミニチュア写真家・田中達也さん。
 日々SNSを通じて新作を発表し、日本だけでなく海外にも多くのファンを持つ田中さんの個展が地元の百貨店・山形屋にて開催中です。


 何気ない日常品も田中さんの見立てマジックに掛かるとこの通り。


 田中さんの名前を全国区にしたのが2017年NHKの連続テレビ小説「ひよっこ」。
 そのタイトルバックを再現した作品も展示されていました。


 ちなみに、昨年開催された大ゴジラ特撮王国KAGOSHIMAでも田中さんの作品が展示されていました。

鹿児島ラーメン王決定戦4

2018-02-19 19:52:00 | 地元ネタ
 鹿児島県民の心を鷲掴みにするラーメン店を決めるイベントも今年で4回目。
 先週末に開催された「鹿児島ラーメン王決定戦4」に2日目から参戦してきました。


 初日は生憎の雨模様でしたが、ご覧の通りの晴天に恵まれました。


 今年初参戦の「サカノウエユニーク」のいいとこ鶏(どり)。
 ゆずペーストを効かせたスープが美味でした。


 同じく今年初参戦の「製麺ダイニング jango」の魚介とんこつラーメン。
 元々つけ麺を売りにしているだけに、麺のこだわりが感じられます。


 常連「麺屋ばってん親父」のこく旨とんこつ極~オマールエビと甘エビの調和~。
 エビ風味のスープに自家製オマール&甘エビソースと正にエビ尽くしの逸品。

 以上3品を食したところで一旦会場を後にし、翌日再び挑戦。


 「こだわりらーめん十八番」のスペシャル鹿児島和牛麺。
 チャーシューの代わりに、日本一に輝いた鹿児島和牛のたたきをあしらった贅沢な逸品。
 最終日ということで牛たたきが増量されていました。


 「薩摩本流ラーメン仏頂麺」は数年前に閉店した姉妹店「文炎ラーメン」のメニューを復活させた濃厚クリーミーとんこつ(一文字ver.)。
 「文炎ラーメン」には会社帰りにちょくちょく寄っていたので、実に懐かしかったです。

 
 「豚とろ」出身の店長が営む「鹿児島らーめんたけ家」の深みマイルドとんこつ。
 「豚とろ」とはまた異なる味わいでした。

 さて、3日間にわたる激戦を制したのは2代目王者の「五郎家」。
 2日目に食した「サカノウエユニーク」は3位にランクインしていました。