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大学坊倶楽部

時事ネタや趣味に関する記事をマイペースで更新していきます

みなみ寄席 柳家喬太郎 独演会

2020-02-22 22:12:00 | 地元ネタ
 本当ならば本日から3日間、第6回目となる鹿児島ラーメン王決定戦が開催されるはずでしたが、猛威を振るう新型コロナウィルスの影響で中止の憂き目に。
 会場の都合上今回で一区切りとなるという事情ゆえ楽しみにしていたんですが、安全衛生面を考慮すれば仕方が無いこと。
 他にも多くのイベントが中止になる中、このお方は今年も鹿児島にやって来てくれました。


 当代きっての名人の一人・柳家喬太郎師匠。
 鹿児島での独演会は今回で10回目となります。


 観客への注意喚起の張り紙や消毒用アルコールの準備など、新型コロナウィルスの対策も万全。


 肝心の演目ですが弟弟子にあたる二つ目・柳家小太郎さんの「唖の釣」を挟むように師匠の「寿限無」と「御慶」、15分の休憩を挟んで「粗忽長屋」といった内容でした。
 ちなみに小太郎さん、師匠と一緒に東京発の飛行機で鹿児島に向かうはずが飛行機の時間を間違えて別の便に乗り換えねばならない、と思いきや肝心の飛行機がトイレの故障により離陸が遅れてしまい奇跡的に間に合ったそうで。


 10回目ということで師匠自身のイラストをあしらったステッカーが来場者全員に配布されました。

あの人の家族への手紙-幕末維新-(その2)

2020-02-15 21:08:00 | 地元ネタ

 黎明館で開催中の企画展「あの人の家族への手紙-幕末維新-」に関連した解説講座が本日開催されたので足を運んできました。

 講師は学芸専門員で本企画店にも関わった崎山健文さん。
 歴史上大きな意味は持たないものの、その人の人となりが窺える家族への手紙に焦点を当てようというのが本企画展の意図だそうで。

 会場にて展示されている手紙の要点を取り上げて、内容やその手紙を書くに至った背景を解説するといった内容でした。

 ちなみに会場では手紙の横に手紙の意訳が表示されていて古文書に不慣れな人でも用意に文意を理解できる工夫がされていますが、崎山さんによれば意訳は訳した人の主観がどうしても入ってしまうため、人によって解釈が異なってしまうというのが欠点との事でした。

あの人の家族への手紙-幕末維新-

2020-02-08 20:48:00 | 地元ネタ

 黎明館にて開催中の企画展に本日出かけてきました。

 メールや電話など無かった時代の連絡手段といえば手紙ですが、本企画展では幕末維新期に活躍した薩摩の偉人たちが家族に宛てた手紙を取り上げています。

 家族に対する思いやりや家族ならではつい出てしまう不平不満や愚痴、加えて幕末維新期という動乱の世の中において一種の悲壮感というか覚悟が込められた文面から、その人物の新たな一面が窺えます。

 ところで、本企画展では島津斉彬、島津久光、大久保利通、小松帯刀など薩摩出身の著名人による手紙が展示されているんですが、幕末維新期に薩摩で活躍した有名人として100人中101人が真っ先に連想する西郷隆盛の手紙が展示されていませんでした。
 西郷(せご)どんはあまり筆まめではなかったのかな、とつい勘ぐりたくなるところですが、期間中展示内容が一部変更されるとの事でしたので、もしかすると西郷が家族に宛てた手紙が紹介されるかもしれません。

新春寄席2020

2020-01-25 22:39:00 | 地元ネタ

 維新ふるさと館1月の恒例行事「新春寄席」が本日開催されました。

 今年のテーマは「明治維新、わたしはこの人を語りたい!」。
 前半は地元出身の噺家・桂竹丸師匠の創作歴史落語と、歴史家の加来耕三先生の歴史講演の2本立て。

 15分の休憩を挟んでお二方に維新ふるさと館前特別顧問の福田賢治先生による歴史トークショー。
 西郷隆盛、大久保利通、島津久光、五代友厚…、といった鹿児島出身の偉人が次々と飛び出す濃い内容に加え、どちらかといえば大河ドラマに批判的なスタンスの加来先生による「麒麟がくる」評に、実は大久保利通は伊藤博文と並んで1000円札の肖像画候補だったといった福田先生の貴重なお話と実に貴重なトークショーでした。

新春初笑い 三遊亭圓歌 独演会

2020-01-18 21:01:00 | 地元ネタ

 薩摩の爆笑王・三遊亭圓歌師匠の1月恒例の独演会に足を運んできました。
 歌之介時代は昨年を除き毎年この時期に独演会を開催されていましたが、圓歌の大名跡を襲名してからは初めてとなります。


 

 開口一番「明けましておめでとうございます、カルロス・ゴーンです。今日レバノンから帰って来ました」とタイムリーな時事ネタで観客の心を掴み「桃太郎」「替り目」の鹿児島弁バージョンを披露。
 15分の中入りを挟んで「やかん」「勘定板」の鹿児島弁バージョンと観客を笑いの渦に包んでいました。