題詠blog2009

こちらは「題詠blog2009」の会場です。どなたでも自由にご参加いただけます。

061:ピンク

2008-12-21 | 061-070の歌
「061:ピンク」の歌は、こちらにトラックバックしてください。

061:ピンク(鳥羽省三) (見沼田圃の畔から)
気になるわ?セクシーピンクのキャミ画像?クリックしたら木下優樹菜! 

061:ピンク(松木秀) (わたしよきみの風景であれ)
「70歳以上千円で」との貼り紙のピンク映画館室蘭にあり...

061:ピンク(jonny) (迂闊な夜の真ん中で)
信号がピンクに変わるその前に世界をすこし手なずけておく

061:ピンク(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
モノクロの卒業写真を捜しいる記憶の中の桜はピンク

061:ピンク(みずき) (空)
清純な白あはく染めピンクとふ夢に最も近きその色

061:ピンク(アンタレス) (思い出ずるままに)
赤き薔薇白き薔薇とが混ざりいて咲けどプライドピンクにならず

061:ピンク(船坂圭之介) (kei's anex room)
青空に鮮やかピンクのアドバルーン隠さるるなき身を揺らしつつ

061:ピンク(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
消え去ったピンクレディーは単純な画像処理にてまた現れる

061:ピンク(小早川忠義) (Just as I am Returns)
原色に非ずばピンク目に優しパソコン画面の其処此処にあり

061:ピンク(佐藤紀子) (encantada)
竜宮のピンクのカーテン越しに見るタイタニックの大き船体(浦島太郎物語)

061:ピンク(うたまろ) (五と七と五と七と七)
君の頬 ピンクに染まる春化粧 見上げれば花 その向こうに空

061:ピンク(庭鳥) (庭鳥小屋へようこそ)
サーモンの切り身の色と指定してピンクを纏う猫かぶりクン

061:ピンク(じゅじゅ。) (rahasia2 ~題詠blog2009~)
ペアで持つローズクォーツ やわらかな愛の波動をピンクに託し

061:ピンク (穴井苑子) (猫のように純情)
そこからのわたしはピンクに見えますがもっともっともっとよってみて

061:ピンク(柴田匡志) (スタートライン)
花びらがピンクに染まる十八の春に女子もルージュ差しおり

061:ピンク(みつき) (みそひと :: misohito ::)
悲しみもピンク色ならかわいくて飼ってもいいと思うんだけど

061:ピンク(日向弥佳) (黒猫ときんぎょ)
少しだけ頬をピンクに染めたなら君へのサイン恋をしてます

061:ピンク(梅田啓子) (今日のうた)
ピンクのスイートピーの花びらが痣のごとくにいろ深めたり

061:ピンク(八朔) (I am still here ... われひとりゐて)
夢に見たピンクの壁のあるところモンテロッソへ行かなくちゃ今日 

061:ピンク(森山あかり) (言葉の花かご)
卒寿過ぎひとりで暮らす老人の庭を彩る梅ピンク色

061:ピンク(マトイテイ) (ようこそ 纏亭へ)
噂では一部がピンクであることは時には大事なことなのだとか

061:ピンク(ジテンふみお) (雲のない日は)
あかんべえ私のなかで最強のピンクの部位をごらんあそばせ

061:ピンク(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
期待してポストを開ける我のことピンクチラシがはらりと嗤う

061:ピンク (minto) (@100@)
流行はピンクと言ひてピアノなど楽器のカバーを統一にせり

061:ピンク(ことり) (歌)
ピンク色の地雷ならば縁側にたくさん返品されてきてます

061:ピンク(蓮野 唯) (万象の奇夜)
引退の記念にもらった花束のピンクもやがてセピアの思い出

061:ピンク(チッピッピ) (うたよみブログ)
口紅の色はピンクが好きだった もう似合わない 時は残酷

061:ピンク(はこべ) (梅の咲くころから)
校門のピンクのルージュ似合うひと白い子犬も一緒に写り 

061:ピンク 行方祐美 (フーガのように)
鶯の囀りふくらむ西の風ピンクリボンキャンペーンを広めよ

061:ピンク(七五三ひな) (ひなの雑記と言葉遊び)
いつまでも変わらぬ春を告げりけりピンクに染めたる君たちの道

061:ピンク(陸王) (Always Walking with Yu)
ピンクとか青とかのやつ10円で市内であれば何時間でも

061:ピンク (ゆり) (森の歌 ~怪人二十面相~)
ストロベリーピンクみたいな女の子飴で固めて食べないでおく

061:ピンク(わだたかし) (ファミレス短歌)
出したままほおっておいた歯ブラシは意味を深めるピンク色の柄

061:ピンク(迦里迦) (香飄)
還暦は赤 それなればわが世代ピンクあたりか 漂白しちゃへ

061:ピンク(畠山拓郎) (あいうえおあお)
桜咲きピンクに染まる街をゆく少しウキウキしているようだ

061:ピンク(伊藤夏人) (やわらかいと納豆2009)
何もかもピンクの部屋に入るのはイヤでも今日もいつもの流れ

061:ピンク(ふみまろ) (光る風の記憶)
かけ出しの女優はピンクを脱ぎ捨てて退屈そうに夏をはき出す

070:ピンク(柚木 良) (舌のうえには答えがでてる)
ショッキングピンクの厚いカーテンを開けば渋谷 いや池袋?

061:ピンク(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
無意識に最近ピンクを選んでる女性ホルモン落ち着くらしい

061:ピンク(只野ハル) (Ordinary days)
ネイルアートしなくてもそのままのピンクでいいと思うよく見せて

061:ピンク (新井蜜) (暗黒星雲)
ブラウスの白に隠れてひそやかに息づいている恋するピンク

061:ピンク(ひいらぎ) (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
受け取った手紙はピンクの便箋でごめんねだけが記されている

061:ピンク(理阿弥) (車止めピロー)
サキワレで赤・白・夏・赤・白とツブしてピンクそしてまた夏

061:ピンク(Yosh) (☆生短歌☆)
美女侍らせ 有り金自由に侍らせて ピンク色した人生過ごす

061:ピンク(秋月あまね) (予定された調和が見つかりませんでした。)
地の底に眠るピンクの伏し水を呷るがゆえの石竹の色

061:ピンク(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
あかときの新宿西口ロケバスに乗り込みピンク映画屋稼業

061:ピンク(ウクレレ) (十線譜)
バスタブをピンクに変えるほど泣いたひとつの恋を終わらせるため

061:ピンク(さかいたつろう) (流星文庫)
スキャンダル雑誌に載りたい先生が悲鳴をあげちゃうくらいピンクに

061:ピンク(天野ねい) (三十一文字の毒薬)
あなたならピンクだろうな 折り紙を目にしただけで頭をよぎる

061:ピンク(羽うさぎ) (羽うさぎの日記帳)
ペディキュアはピンクにしよう夏の日にさくらひとひら舞ったみたいに

061:ピンク(のびのび) (のび短歌)
「エロ」よりも「萌え」が好きですピンクには白を多めに混ぜてください 参照記事:061:ピンク

061:ピンク(にいざき なん) (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
ショッキングピンクの顔を隠すなよ抱きしめたい君のフラミンゴ

061:ピンク(たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
夜の更けたスーパーに残るモノとか我も裏返したらピンク色

061:ピンク(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
桃色もピンクもともに怪しげな色合ひかつて帯しときあり

061:ピンク(久哲) (久哲の適当緑化計画。)
二億年のちに現生人類の肌がピンクに塗られた図鑑

061:ピンク(ひじり純子) (純情短歌)
叶うのを楽しみに待つ望みだから私は今日もピンクで居られる

061:ピンク(こうめ) (はこにわ相聞歌)
センセイは言葉でかわすそのピンクグレープフルーツはじける香りを

061:ピンク(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
まなざしにつつまれあたたかすぎるからピンクのカーディガンを脱がせて 061:ピンク(題詠100首2009)

061:ピンク(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
耳たぶの裏から髪の生え際までまっピンク色です どうですか

061:ピンク(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
雲浮かぶ夜と朝との境界に藍とピンクを上下に配して

061:ピンク(西野明日香) (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
封じ込めたものがふつふつと湧いてきて春のピンクが街を彩る

061:ピンク(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
君からもらったピンクのくまが今でも私のお守りなんです

061:ピンク(原田 町) (カトレア日記)
ピンク色の松葉牡丹を咲かせ来て今年はなぜか紅白も咲く

061:ピンク (七十路ばば独り言)
モンローの悩殺ムードを掻き立てるピンクドレスの胸の切れ込み

061:ピンク(藻上旅人) (創作のおと)
僕は今君の街にきていますピンク電話に硬貨を落とす

061:ピンク(フウ) (easygoing.)
ピンクを昔嫌った今じゃ立派に着こなす女、母上様

061:ピンク(冥亭) (《冥亭倶楽部》 the snow-ball planet)
友人よ斧もて壁を打ち破れ母乳育ちのピンクフロイド

061:ピンク(春待) (三感四音)
限りなく紅(クレナイ)に近いピンク色僕のハートを射抜く眦

061:ピンク (井手蜂子) (蜂歌/Hello,Mr.Darkness.)
てづくりのピンクッションに残された針を数える躾は抜けず

061:ピンク(ゆき) (ひたぶる君を)
花びらにあはきピンクの斑(ふ)は浮きぬ君住む島の形はありや

061:ピンク(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
お気軽にお花畑旅行社までピンクに染まる瞬間をお尋ね下さい

061:ピンク (水口涼子) (FANTASIA )
 この壁をピンクに塗ったそのわけを永遠に訊く術などあらず

061:ピンク(龍庵) (題詠blog2009 龍庵)
ピンクって言う時いつも無意識にミック・ジャガーになりにけるかも

061:ピンク(ぷよよん) (冷静と情熱のあいだ)
手なずけたローズピンクの花束を手配し終わる 刺客となれ

061:ピンク(流水) (流水(るすい)の短歌Caf'e)
ジャグジーをかき混ぜたよな喧噪にぽっかりピンクの月が照れてる

061:ピンク(tafots) (1年で1000首をつくる)
私には選べなかったドピンクのレインブーツを妹は履く

061:ピンク(EXY) (オレブロ★パラダイス♪)
恋なのよ♡  きっと恋だわ この感じ♪ 頭の中が ピンクに染まる

061:ピンク(祢莉) (suger drop)
魔女の作るチェリーピンクの毒薬で恋に落ちようもう夏だから

061:ピンク(nnote) (白い箱から)
マーカーのピンクは尽きてもう何もいらないわたしたちはとうめい

061:ピンク(五十嵐きよみ) (NOMA-IGAオペラ日記)
気晴らしに買ってきたまま口紅のピンクはとうに流行遅れ

061:ピンク(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
ふふふんとチャリンコ置き場で微笑んでピンクのチャリにあなたを想う

061:ピンク(かりやす) (彼方探訪)
草食の忌まはしきかな手も触れずピンクレディーを飲むをとこのこ

061:ピンク (村木美月) (うたりずむ)
美しいローズクォーツのピンク色 不純な願い夜空にかざせ

061:ピンク(イマイ) (ゆびおり短歌)
変わること変わらないことありそうでうすいピンクの表紙を見やる

061:ピンク(青野ことり) (こ と り ご と)
ケータイがなかったころの待ち合わせ サーモンピンクを目印にして

061:ピンク(あみー) (正直なたましい)
いまきみの頬はピンクに染まってる 見えなくたってわかるんだから

061:ピンク(虫武一俊) (無足場ワンダーランド)
サポステに電話もできないのに街のピンク通りは堂々歩く

061:ピンク(すいこ) (すいこのうたおきば)
ピンクというタトゥーを漢字にして彫りたい碧眼に見せる秘淫紅の文字列

061:ピンク(O.F.) (O.F.)
わたしはマリコ 株式会社ピンクの常務取締役 おいで

061:ピンク(藤野唯) (Sugarmint)
カーテンをピンクに変えた次の日はアルバム・ミックス・バージョンな気分

061:ピンク(佐藤羽美) (hinautamemo)
コスモスの深いピンクや紫を彼の影ごと淵に植えたし

061:ピンク(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
シェルピンクに従姉の爪が染まる夏、海の泡つてかなしいものか

061:ピンク(月下燕) (a swallow under the moonlight)
地図上の通勤経路を塗りつぶすピンクの蛍光ペンがかすれる

061:ピンク(emi) (時計をはずして)
おさがりでよかったほしかったピンクのブラウスを着た姉がまぶしい

061:ピンク(間遠 浪) (少女らせん)
ピンクそのももいろの桃ざっくりと齧るだなんてくちびるにコーラ

061:ピンク(石畑由紀子) (裏デッサン。短歌・題詠マラソンを走っています。亀スピードで。)
裏切ってもいいよきっと好きなままだよ切立つ塔に被せるピンク

061:ピンク(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
ゆららとゆれてる人はショッキングピンクの席に座ってください

061:ピンク (みなと) (海馬)
口蓋はピンクなりしをひさかたのひかりを浴びて虫歯がいくつ

061:ピンク(櫻井ひなた) (ひなごと☆23→24)
おばあちゃんになってもピンクのケータイが似合う女でありたいのです

061:ピンク(都) (miya-momoの日記)
まぶしいなぁついこないだはピンクだった君の二の腕夏色になり

063:ゆらり(都) (miya-momoの日記)
すぐそこに広がる樹海と噴火口ゆらりぐらつき踏みなおす灰

061:ピンク (キャサリン)(コーラス♪(´・ω・`)カレンダー♪)
こっそりと母の口紅ぬったとき大人になったらピンクと決めたのに

061:ピンク(木下一) (ワイワイやってる暇はねえ!)
参照記事:061:ピンク ピンク色している君のパンティが桜前線教えてくれた

061:ピンク(南 葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
流転する ピンクチラシに見る歴史 遊人が消え田中ユタカも

061:ピンク(nene) (セイント☆オゼウサン かばんの中身ご開帳編)
いつだって見る夢なんかまっピンク なんて振りはね、もういやだぴょん ○じゃんけんぴょん的ななにか(じゃないと思う

061:ピンク(ほたる) (ほたるノオト)
画用紙に描いたキリンはピンク色 どんな願いもかなえてくれる

061:ピンク(市川周) (ミルミルを飲みながら)
半減期まであと2年 答えとかピンクチラシが風に吹かれて

061:ピンク(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
目に映る遠景染むるピンク率高き渋谷に蝉囂し

061:ピンク(健太郎) (モノクローム文芸館)
昨日見た夢の終りが何故かしらピンク映画の予告みたいだ 題詠blog2009「061:ピンク」

061:ピンク(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
非売品ピンク映画のラベルには林屋ペーとパー子があえぎ

061:ピンク(都季) (31pieces)
ピンク色正しい女の子の色あたしに一番似合わない色

061:ピンク(振戸りく) (夢のまた夢)
何もしないことを選んだ日に飲んだピンクグレープフルーツジュース

061:ピンク(酒井景二朗) (F.S.D.)
眞夜中にピンクグレープフルーツを斬つてにやける惡い習慣

061:ピンク(珠弾) (seven seas tac)
レリーフはピンクレディーのミーとケイ 70's(セブンティーズ)のタイムカプセル

061:ピンク(遥遥) (たんかのきりかた2)
デンジャラスピンクのコモドオオトカゲチョキしかだせず今日も負け組

061:ピンク(音波) (短歌のなぎさ)
わたしにはぜんぶ「ピンク」に見えるけど ひとつひとつに名があるらしい

061:ピンク(Re:) (プリズム)
サンダルの間にのぞくペディキュアはピンクに塗って君へスキップ

061:ピンク(村上はじめ) (雑感)
赤ちゃんのピンク色した頬触り未来を指先に感じ取る

061:ピンク(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
お姉ちゃんばっかりピンク のどもとに言いたいことはたまっていくの

061:ピンク(暮夜 宴) (青い蝶)
薄ピンク色の日暮れをもぎとれば日向ぼっこのトマトの匂い

061:ピンク(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
雪風にピンクのブーツ履いていく足跡までも恋に染められ

061:ピンク (おかっぱ短歌)
街角でピンクのティッシュを掴まされ振り向きながら女を守る

061:ピンク(こゆり)再投稿 (おかっぱ短歌)
街角でピンクのティッシュを掴まされ振り向きながら女を守る

061:ピンク(斗南まこと) (野ウサギのように)
ペティキュアをピンクに決めて新しいサンダルは白 夏はもうすぐ

061:ピンク(橘 みちよ) (夜間飛行)
女童(めわらわ)の服サイズ120ピンク色は人気色にていつも品切れ

061:ピンク (日向水(題詠blog2009))
スモーキーピンク、黄昏かんぺきな君がえらんだかのじょのえくぼ

061:ピンク(美木) (ヒネモスアフタヌーン2)
しのび足するとき頭に流れてるテーマはいつもピンクパンサー

061:ピンク(吉里) (梢は歌う)
サルスベリ名に似合わずに愛らしくピンクの花が風に揺れるよ 

061:ピンク(岡本雅哉) (なまじっか…)
毒キノコみたいに彼女が身にまとうピンクハウスがふりまく胞子

061:ピンク(本田鈴雨) (鈴雨日記)
酔芙蓉なきわが庭のみづいろのピンクに変はる酔ひどれ朝顔

2009題詠blog061:ピンク(はづき生) (生さんま定食)
その指でピンクのストッキング下げ未来を囁くだなんて

[短歌][2009] 061:ピンク(ezmi) (語りえぬことを。)
天上を目指す乙女の足首を彩るピンクきらめいて跳べ

061:ピンク(紫月雲) (resume 1970-2009)
いくつもの秋通り過ぎし存在の残したりけるピンクの傷跡

061:ピンク(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
まだ他人でいたい横顔ほお紅はピンクの雲のかけらひとすじ

061:ピンク(キヨ) (ぼくはこんなことが好き。)
プリクラの「らくがき」ができる妹に「ピンクのパワー☆」を注入されてる

061:ピンク(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
錆びついた鉄柵に結ふあのときの髪を飾りしピンクのリボンを

061:ピンク(しおり) (ヒロの独り言)
吹く風にその身委ねてコスモスの白やピンクがゆらゆら揺れて

061:ピンク(花夢) (花夢)
遺された買い物メモをピンク色の蛍光ペンでゆっくるなぞる

061:ピンク(花夢)再投稿 (花夢)
遺された買い物メモをピンク色の蛍光ペンでゆっくりなぞる

061:ピンク(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
戻る君引き留められないせめてその瞳は僕をピンクのままで

061:ピンク(おっ) (だいえいの短歌専門店)
ゴテゴテのピンク色したカーテンを抜けるとそこはアダルトでした

061:ピンク(ノサカ レイ) (のーずのーず)
タコ糸を何に使うか秘密です ピンクッションの中身のことも

061:ピンク(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
うすピンク色が好きです 好きだったあなたを思い出す色だから

061:ピンク (お気楽堂) (楽歌三昧)
新しい部屋で始まる今日のためまずはピンクのフライパンなど

061:ピンク(桑原憂太郎) (憂太郎の短歌Blog)
午後9時に無事保護された女生徒の耳のピアスは淡いピンク

061:ピンク(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
ピンク色の芸人テレビで活躍す 替えは何枚あるのだろうか...

061:ピンク(sora) (追憶~娘へ)
袖口のピンクの釦の失せたるを気づかずにゐたあの日の我は

061:ピンク(bubbles-goto) (BIBBLy HoUR)
歯の型をとるため椅子にひとりきりピンクのかたまりを噛んでいる

061:ピンク (一夜) (短歌るBlog)
夕闇が広がってゆくその前に ゴールドピンク黄昏の海

061:ピンク(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
懈怠めく夜に腐乱した肉色の淡きピンクに死を埋めてゆく

061:ピンク(扱丈博) (取扱)
あまりにもしずかなピンクに花束が手のなかでつと乱丁してゆく

061:ピンク(TIARA) (**JEWELRYBOX**)
満月に溢れる心抱き合わせシェリーピンクの夜に溺れる

061:ピンク(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
寝かしつけ寝室を出る忍び足浮かぶ音楽ピンクパンサー

061:ピンク(香-キョウ-) (Sky on Blue)
新しく踏み出す道を彩った 桜の花はほんのりピンク

061:ピンク(月夜野兎) (明日 晴れるといいな)
プレゼントのリボンはピンクやわらかく包む気持ちが伝わるように

061:ピンク(志井一) (日記ホプキンス)
スクリーンで吉沢明歩を見れるのがピンク映画の凄いところだ

061:ピンク(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
コスモスは昔ながらのピンクにて母と歩いた野の道に咲く

061:ピンク(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
部屋にいるピンクの象が大きすぎて、テレビの深夜映画が観れない。

061:ピンク(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
ピンクにはなれないハート真ん中にギザギザギザが見えた気がして

061:ピンク(村本希理子) (きりころじっく2)
助産婦はペールピンクを身にまとひひときは暗き階段に消ゆ

061:ピンク(小林ちい) (ゆれる残像)
届かない右手 あなたの隣りにはピンクのスカート揺らす恋人

061:ピンク(惠無) (なんでもない一日)
モノトーンばかりが並ぶ引き出しがいつしかピンクのバーゲンセール

061:ピンク(空山くも太郎) (ケータイ短歌 備忘録)
クッキーの飾りのピンクのリボン解き小指をつないで黙っていた君

061:ピンク(だや (それから人鳥の朝食を買いに)
男色家ばかりひしめく暗がりでピンク映画は始まっている

061:ピンク(今泉洋子) (sironeko)
あるがまま生きてもみたしもぢずりの螺旋をのぼる可憐なピンク

061:ピンク(yunta) (詠 ~ツキノチカラ うたのもり~ )
ありがたくティッシュもらってしまい込むピンクチラシとかおかまいなしで

061:ピンク(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
爪だけをピンクにしても劇的にかわいい女の子にはならない

061:ピンク(駒沢直) (題詠blog参加用。)
キヨシロにさよなら言って目を閉じる 浮ぶ遺影の額縁はピンク

061:ピンク(Ni-Cd) (反実仮想)
着色料まみれでピンク そのキスもその飴だって雑誌のパクリ

061:ピンク(夢雪) (浪漫)
捜索中ピンクのうさぎのぬいぐるみ中には死体が詰まっています

061:ピンク(星桔梗) (風船がわれるまで ?)
お気に入りピンクの洋服着た孫の笑顔が今日も私を癒す

061:ピンク(kei) (シプレノート)
ショッキングピンクの衣裳サーカスの象の桃子の涙一粒

061:ピンク(やすまる) (やすまる)
じゃあ次はピンクのシッポつけたげる指先切ったとかでへこんでる時に

061:ピンク(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
耳の中ピンク色したダンボには話せる秘密 あのね、あたしね

061:ピンク(さと) (すばらしい日々)
愛のいんちきピンク 今日は母のように桜田麩敷き詰めようか

061:ピンク(鯨井五香) (くじら(独唱))
かくまったフラミンゴ去り、床の間に手織りのネオンピンクの紬

061:ピンク (寺田ゆたか) (永訣のうた)
骨壺にピンクの布をかけてやる妻の好みし彩(いろ)にありせば

061:ピンク(茶葉四葉) (ゆざまし)
揺れのこるコスモスはピンク近頃は夢に出てくることさえ減って

061:ピンク(佐山みはる) (月待ち人の窓辺(題詠Blog))
ピンクより薄紅色といひたきを秋桜ただ風にゆれをり

061:ピンク(笹本奈緒) (ニダンカイサセツ)
心にも肌着が欠かせない季節 ピンクというか肉色ですが

061:ピンク(千坂麻緒) (薔薇十字蕩尽短歌)
猫に会ったら指をいっぽん差し出してちいさなピンクの鼻を待ちます    

061:ピンク(緒川景子) (ezomijikauta)
背表紙のあざやかなピンク ガーリーのことばとともに日々色あせて

061:ピンク(桶田 沙美) (31Words Runner)
久しぶりピンクハウスの服を着て鏡の前で少女に戻る

061:ピンク(内田かおり) (深い海から)
沈む陽に染まるピンクの愛(かな)しみは耳朶にまで沁む星がゆくまで

061:ピンク(田中ましろ) (ましたん)
「男ってピンクの下着、好きでしょう」 だからあなたはアラフォーなのだ

061:ピンク(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
「いつしか」と「いつか」は同じ意味だからしまいこまれたピンクのレース

061:ピンク(わらじ虫) (楽園 by わらじ虫。)
選ばれる女になりたかったろう嫁(30)が毛嫌うピンク

061:ピンク (里坂季夜) (コトノハオウコク)
明け方の野良猫二匹命名はピンクとフロイド 口笛で呼ぶ

061:ピンク(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
ティアードのスカートはいた君と見た甘いピンクのレインドロップ

061:ピンク(ぱん) (向日葵 と 月)
きみはピンク、わたしはブルーのマグ持って、ばかな話をいっぱいしよう。

061:ピンク(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
起き抜けのピンク・フロイド いい加減しらばっくれているにも倦んで

061:ピンク(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
これからも眺めるだけで終わるだろうピンクハウスの花いちご柄

061:ピンク(星川郁乃) (Air Station)
もう着ない色の一つに数えつつ心に残すピンクの残像

061:ピンク(みち。) (滑空アルペジオ。)
これからのあたしはすごい 真っ白なギターを真っピンクにしてやった

61:ピンク(HY) (天然通信)
妹の名前候補は「ピンクちゃん」5歳の長女得意げに挙げ

061:ピンク みぎわ (たづたづし)
アザレアの暗きピンクの口紅をほのぼの差して齢(よはひ)をやつす

061:ピンク(ME1) (FILL mobile)
恋をする詠うピンクは揚々とハート模様に照れも臆せず