「030:いたずら」の歌は、こちらにトラックバックしてください。
題に合わせて、ひらがなで詠み込んでください。「悪戯」「徒」などは不可。
030:いたずら (ねこちぐら)
甲斐もなく幾夜過ごし来いたずらに心揺らせて蛍と添いぬ
030:いたずら (zoe)(すりきれ)
風はいたずら、あたたかいと思って屋根にでたけど、さむい
030:いたずら(稚春) (青いキリンの番外編)
神様のいたずらだろう君のこと好きになってしまったなんて
030:いたずら(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
眠られぬままいたずらに夜の更けて由なきことのみ思いておりぬ
030:いたずら(船坂圭之介) (kei's anex room)
いたずらにひとを思へど陽の下は春展(ひろ)ごりて在るのみの昼
030:いたずら(智理北杜) (智理北杜)
人懐こい響き楽しき静岡弁「ぼさにきーないきゃーるがいたずら」...
030:いたずら(柴やん) (明日はきっといいことがある)
いたずらをしていた子もされし子も同窓会では打ち解けあう
030:いたずら(ふしょー) (DEATH IS A LONELY BUSINESS)
かなわない恋をしていたずらずらと想いを書いた昔の日記
030:いたずら(みずき) (空)
いたづらに過ぎゆく日日よ 虚無といふ心の奥を満たせ春光
030:いたずら(はこべ) (梅の咲くころから)
春近し風のいたずらハンカチが草芽をかくし助けてくれと
030:いたずら(畠山拓郎) (想いまっすぐに)
いたずらにあしたあしたと繰り延べて欲求不満は社会を憎む
030:いたずら(五七調アトリエ雅亭) (題詠専用ブログ)
「不気味だわ、いたずら電話何回もかかってくるのよ(`へ´;)」「相手にするな!」
030:いたずら(此花壱悟) (此花帖)
いたずらをしてみむとする大気圏隕石一つ荒れ野に落とす
030:いたずら 行方祐美 (やまとことのは)
もんさんはいたずらばかりを売り歩く白木蓮がまっすぐ天向くように
030:いたずら(坂本樹) (ひこうき雲)
わたし呼ぶ声に気づいてみあげればまるでいたずら描きの雲です
030:いたずら(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
女(をみな)への性犯罪を<いたづら>と表し来たるわれら男(をのこ)は
030:いたずら(オガワ瑠璃) (ことばの調理 ~ レシピ100 ~)
いたずらに目分量で入れた塩しょっぱさに目を白黒と
030:いたずら (治視) (cherish!)
もし恋が誰かのイタズラだとしても 今なら感謝できる気がする
030:いたずら(惠無) (なんでもない一日)
いたずらもままならぬ子ら行く末は悪事隠して笑う大人か
030:いたずら (新井蜜) (暗黒星雲)
ほほえみはきみのいたずらきまぐれになみだをみせて俺を惑わす
030:いたずら(はな) (はなことば)
次会えた時に言ってみようかなまだ好きですといたずらっぽく
030:いたずら(春畑 茜) (アールグレイ日和)
天もほとけもなさらぬものをいたづらにひとりの名をば貶すがきこゆ
030:いたずら(小春川英夫) (さるさるパパ)
いたずらな人魚の瞳を持つひとと泳いだベッドのシーツのにおい
030:いたずら(本田鈴雨) (鈴雨日記)
いたずらの似合う歳にはあらねども猫ひげ描きたし うたた寝のきみ
030:いたずら(駒沢直) (題詠blog2007参加用。)
サヨナラの後でうっかりリダイヤル お茶目な神のいたずらか罠か
030:いたずら(原田 町) (カトレア日記)
いたづらにけふ一日をすごせしと棚の埃を見つつ思ほゆ
030いたずら(ダンディー) (はじめまして!)
足早に駆け上りたるOLの袂乱るるは風の悪戯
再投稿030いたずら(ダンディー) (はじめまして!)
足早に駆け上りたるOLの袂乱るるは風のいたずら
030:いたずら(愛観) (◆◇ひ と ひ ら こ と ば ◇◆ ~題詠100首と短歌詩~)
目を隠す只のいたずら今だけは違う名前で呼んでもいいよ
030:いたずら(フィジー) (逢えなくてもI Love You)
いたずらな笑みを浮かべて走り出す君追いかけて鬼ごっこする
030:いたずら(新津康) (NOTHING WORKS)
君には他愛のないいたずら。でも、僕には許せなかった。遠い日。...
030:いたずら(よさ) (やわらかい螺旋)
大袈裟ないたずらをして困らせて恋になっても文句を言うな
いたずら(白辺いづみ) (Iduming☆World)
「いたずらなKISS」は白焼け美容室ViViの鏡に暑い夕焼け
030:いたずら(遠山那由) (百億粒の灰の鳴る空)
世の中がいたずらに沸く四月一日 臨終告げる医師の黙礼
030:いたずら(yuko) (tankaの森)
いたずらに励ます事の恥ずかしさ頑張れなどと切り捨てにけり
030:いたずら(ドール) (花物語?)
いたずらの好きな神様たちにまた目をつけられてしまったみたい
030:いたずら (治視)再投稿 (cherish!)
もし恋が誰かのいたずらだとしても 今なら感謝できる気がする
030:いたずら(蓮野 唯) (万象の奇夜)
どんないたずらっ子になるのかと想像しながら一緒に昼寝
030:いたずら(新野みどり) (明日は明日の風が吹く)
友達のペンを隠してからかったいたずら好きな中学時代
030:いたずら(暮夜 宴) (青い蝶)
いたずらに天に向って吐くツバがスコールとなり吾を押し流す
030:いたずら(野樹かずみ) (告げ忘れたこと)
少女らのゆびは緑色いたずらに垣根の葉などちぎりつつゆく
030:いたずら(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
いたずらにくりかえされる閃光にわたしはひしゃげたおしべのようだ
030:いたずら(小早川忠義) (ただよし)
いたずらを見逃されたる時代から何年経つか独り部屋にて
030:いたずら(川内青泉) (青泉の部屋)
こぞ植えしクロッカスの芽そぞろ出て猫に食まれてしょげかえる春
030:いたずら(田崎うに) (楽し気に落ちてゆく雪)
いたずらをたしなめられた子ゴリラは反省色のナックル歩行
030:いたずら(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
いたずらはよくないことと言っている悪戯好きな奴のイタズラ
030:いたずら(こはく) (プラシーボ)
いたずらに吊す口角ゆだねてもゆだねなくてもシステムだった
030:いたずら(香-キョウ-) (Sky on Blue)
寝息立て眠るときだけおとなしく 何故か憎めぬいたずら天使
030:いたずら(青野ことり) (こ と り の ( 目 ))
逃れ出て空の青さに点となる いたずらっ子の指のすきまを
030:いたずら(野州) (易熱易冷~題詠blog編)
いたづらに歳を重ねてなにがなしいちごジェラート食ひたきゆふべ
030:いたずら(きじとら猫) (きじとら小部屋)
泣かないで気づいてほしいいたずらにこっそり混ぜた好きの欠片に
030:いたずら(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
雑踏ではぐれて辺りを見回す君を眺めるいたずらぐらい
30.いたずら(文月万里) (Kagerou つれづれ)
いたずらにワタシを名前で呼ばないでそんなに親しいわけじゃないでしょ
030:いたずら(萌香) (空の青さをみつめていても)
いたずらにさしのべられたその腕に溺れていったうつつの夢で
030:いたずら(つきしろ) (あめふりぼし)
ふせてみる いたずらな笑みをうかべてる二人がのこした写真のひとつ
030:いたずら (翔子) (花こみち)
放浪の旅も終わりが見えてきてつくづく思う神はいたずら
030:いたずら(天国ななお) (お月様は許さない)
毛布からいたずらなかおのぞかせてそのまましたにさがっていった
030:いたずら (紫月雲) (resume 1970-2007)
容よく咲き色づいていたずらの花も撓撓(たわたわ)となる夢見月
030:いたずら(ももや ままこ) (★SARU×3★)
言葉無く振り返る子のいたずらな笑顔の中に愛がいました
030:いたずら(川瀬菜穂) (あしたのわたしは)
きっといたずらっ子だったんだろうねいつも私をドキドキさせる
030:いたずら (すずめ) (すずめの詩)
いたずらと なりぬべしとは おもえども やめどころなく よにいでにけり
030:いたずら(夏実麦太朗) (麦太朗の鍛高短歌4)
風紋はいたずら風の仕業だと分かってるけどまた見に来てる
030:いたずら(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
コノアイハトウメイスギル指先で水にいたずらする黒い髪
030:いたずら(橘 こよみ) (aglio-e-olio)
いたずらで投げあった捨て台詞 なぜ手の中にまだ残っています
030:いたずら(五十嵐きよみ) (99本の薔薇の花束)
ひとしきり話してお茶を注ぐときにいたずらっぽい笑顔と出会う
030:いたずら(野良ゆうき) (野良犬的)
いたずらで済んだ時代は過ぎたのにまだイタズラを続ける大人(コドモ)
030:いたずら(百田きりん) (きりんメモ)
告白はノートの隅に残されたいたずら描きのように永遠
030:いたずら(吉浦玲子) ([湖]湖蓮日日(これんにちにち))
いたづらに父から隠れ失ひぬらつぱ水仙黄に咲ける道 (父、享年32歳)
030:いたずら(nnote) (題詠blog2007,nnote)
いたずらの文字の大小ひらがなの軽さ重さも畳んで棄てる
030:いたずら(Yosh) (☆生短歌☆)
いたずらに時を過ごせる我が背後 無常の虎が俺にバトンを!
030:いたずら(sera5625) (日曜日は猫になる)
いたずらに歳を重ねてみたけれど 振り返っても何も見えない
030:いたずら(本田あや) (明晃晃)
いたずらにあの子がつける香水をつける 5分後には君がくる
030:いたずら(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
小さな手「川・網・鼓」に迷い込む赤い毛糸のいたずらじゃないか
030:いたずら (佐原 岬) (memo)
嘘だった、ただの「いたずら」だったけど君は明日にも死ぬんだろうね
030:いたずら(逢森凪) (みそじのみそひともじ(再))
いたずらに愛をささやく人もいて世界はホントに悲しいばかり
030:いたずら(夏瀬佐知子) (夏瀬佐知子の小説のつもり日記)
いたずらも過ぎれば罪に遊ぶほど境界線を見失うきみ
030:いたずら(ぱぴこ) (テクテク)
行儀よく服従してもいたずらに専念しても見てないんだね
030:いたずら(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
目をあわせこっそり笑う いたずらをふふふふふって半分したの
030:いたずら(寺田 ゆたか) ( “たまゆらのいのち”)
いたづらに齢(よはい)重ねて彷徨ふも未だ見え来ず魂の置処(おきど)は
030:いたずら(素人屋) (素人屋雑貨店)
いたずらね・・・言葉が独り歩きしてわたしの胸に花を咲かせた
030:いたずら(星桔梗) (風船がわれるまで 2)
愛情の裏返しだと嘯いていたずらしてる目が笑ってる
030:いたずら(みゆ) (*** はなたんか ***)
おいでよとフリルの手招き百日紅 楽しいいたずら教えてあげる
030:いたずら(稲荷辺長太) (マシンガンスキップ アドリブマニュアル)
いたずらのつもりではずしたネジだけど返せないので義足に使う
030:いたずら(おとくにすぎな) (すぎな野原をあるいてゆけば)
えんぴつの字がひかっててもうだれのいたずら書きかわかってしまう
030:いたずら(振戸りく) (夢のまた夢)
いたずらとわかっていても出てしまうような着信音にしました
030:いたずら(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
いたずらに心を揺さぶられるだけの経験だった 凪いでいる海
030:いたずら(カー・イーブン) (ほぼ31音)
気づかれることのなかったいたずらで気づいてしまう さよならですね
030:いたずら(橘みちよ) (夜間飛行)
まどろみに鈴の音さやに鳴りゐしは庭の子猫のいたづらのおと
030:いたずら(aruka) (外灯都市)
シシリアの夏は少女の脚をして駆けまわる。それは神のいたずら
030:いたずら(花夢) (花夢)
真夜中がただいたずらに過ぎてゆくようであなたの静けさを抱く
030:いたずら(ひわ) (十三夜)
まなざしもかけた言葉も何もかもいたずらだったことにしておく
030:いたずら(霰) (徒花日記)
耳鳴りを風のいたずらと聞き流す 歪なわたしが見えないように
030:いたずら (里坂季夜) (コトノハオウコク)
余白さえあればいたずら書きをする癖いまもほらこんな戯言
030:いたずら(葉子) (三十一文字の声)
冷酷な目をしたコドモいたずらと自らさえも欺く能面
030:いたずら(みなと琳) (奇会都市)
いたずらな風に誘われモミの木の下で会いましょう冬のおとない
030:いたずら(市川周) (ミルミルを飲みながら)
神様のいたずら Wiiのリモコンで雨がふったり蛇がふったり
030:いたずら(黄菜子) (月待ち人の窓辺)
いたずらなゴブリンたちが跳ねる音風にまぎれて夜毎を続く
030:いたずら(月原真幸) (さ か む け の ゆ び き り 。)
かみさまのいたずらだとは思わない 運命だとも思いたくない
030;いたずら 佐藤紀子 (pocoapoco)
予告なく訪ねくれたる君の目にいたずらつ子のやうな輝き
030:いたずら(あみー) (正直なたましい)
いたずらと呼べる程度の運命は俺のちからでどうにでもなる
030:いたずら(美山小助) (小助の和歌2007)
舌を出し いたずらをした 子の如く 頭掻き掻き ごめんなさいって
030:いたずら(村本希理子) (きりころじっく2)
いたづらに長生きせし、と。友をらぬ卒寿の宴の祖父の葡萄酒
030:いたずら(繭) (アブストラクトマイライフ別館)
いたずらのごとき蟲飼う我なれば臓腑のねじれる心地せる夜半
030:いたずら(さかいまみ) (恋するキモチ。)
夏の木にいたずらっ子の君の仕業 蝉の抜け殻いま行進中
030:いたずら(短歌製造機メカ麦3号) (短歌製造機blog)
君は言う下痢ばかりしてあの女のいたずら心窓に映った(オペ:亀野あみ)
030:いたずら(小籠良夜) (《冥の逸脱》)
いたづらに奪ひし妻ゆゑいたづらを死垂る下臈(げらう)へ払ひ下げたり
030:いたずら(ME1) (FILL mobile)
短冊のいたずら描きの願い事叶えてくれたその夏の彼
030:いたずら(スズキロク) (夏休みはもう終わり)
神様とわたしが相談して決めたいたずらだから 諦めててね
030:いたずら(+イチゴ+) (+ イ チ ゴ ノ ウ タ +)
ささやかないたずらだったの それまでは こんなにこころ波立つなんて
030:いたずら(澁谷 波未子) (沈思黙考)
貴方からいたずらメール「逢えない」の一言今日も私を泣かす...
030:いたずら(上田のカリメロ) (ほわほわの森)
古本の間に書かれた文字一つ いたずらにして時にを刻みし
030:いたずら(佐倉すみ) (ありがとベティ)
いたずらにじゃれる子猫の脇腹のように危うく柔らかな恋
030:いたずら(きくこ) (きくこ)
いたずらに過ごしし時を悔やみては今あることの寂しさ深し
030:いたずら(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
いもうとの彼は許してくれぬらしい花火の夜のあのいたづらを
030:いたずら(みち。) (幸福アレルギー。)
いたずらがもういたずらじゃなくなってたたく手だけが手だけがいたい
030:いたずら(遠野アリス) (ジムノペディ)
弄ぶ弄ばれる恋心 身のいたずらになりぬべきかな
030:いたずら(遠野アリス) (ジムノペディ)
弄ぶ弄ばれる恋心 身のいたずらになりぬべきかな
030:いたずら(やすまる) (やすまる)
最初から勝ち負けじゃない いたずらに風になぶられ歩くビル街
030:いたずら(描町フ三ヲ) (水面走行)
ばれていたずらかる僕ら負けたふりするには瞳輝きすぎて
030:いたずら(滝秋 邑嘉) (エンバラスド・クウェアティ)
度が過ぎたいたずらをしたその咽喉はいつか見つかる 君と一緒に
030:いたずら(桑原憂太郎) (桑原憂太郎の短歌Blog)
悪質ないたずらとしてすますのか保護者は何度も校長に問う
030:いたずら(A.I) (Private Window)
いたずらに髪を編みこむ 癖のない女性に少し嫉妬しながら
030:いたずら(史之春風) (はちぶんめblog)
いたずらに時間が過ぎて夕暮れの空にとんぼが舞う 帰らんよ
030:いたずら(ちえりー) (あんな話こんな話)
中学生 無口になった弟といたずらしてた頃が懐かし
030:いたずら(うめさん) (今日のうた)
職退きたる人をいたづらびとと呼ぶ死人、廃人、おちぶれし人も
030:いたずら(桶田 沙美) (31Words Runner #011)
ごめんなさいほんのいたずらできごころ だけどともだちにはもどれない
030:いたずら(末松さくや) (旅人の空(待ち人の雪別館))
いたずらか何かのように二言で許される夢を見た 元気です
030:いたずら (一夜) (短歌るBlog)
あなたの心をくすぐる いたずらな風になれたら気がつきますか?
030:いたずら(椎名時慈) (タンカデカンタ)
大好きな人にだけするいたずらをおまえになんかしてやるものか
030:いたずら(里木ゆたか) (木犀の灯り)
珍しく君の仕掛けるいたずらを受けて知りけるやわらかき距離
030:いたずら(ハルジオン) (ハルジオン デイズ)
ここにいるいたずらっ子に逢いたいとセピアカラーのアルバムめくる
030:いたずら(岡元らいら) (3+1-題詠blog2007-)
いたずらをしよう誰にも気付かれず傷がつかないさみしいやつを
030:いたずら(宮田ふゆこ) (ソーダ・ファウンテン)
いたずらと思っておくよ こんなにも見つかりたそうな置き手紙だし
030:いたずら(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
いたずらをしたことのない私には君のホントの気持ち見えない
030:いたずら(青山ジュンコ) (take it easy)
あの夏にあなたと別れ幾星霜ただいたずらに時が過ぎゆく
030:いたずら(y*) (Perl Python)
いたずらに砂のお城が侵される夏の終わりが近付いている
030:いたずら(川鉄ネオン) (今週の俺が俺が)
待ち合わせ場所には謎の暗号文いたずら好きな君を探しに
030:いたずら(わたつみいさな。) (乱切りくじら)
いたずらですませられない運命をチューハイで割るとりあえず寝る
030:いたずら(David Lam) (でたらめなうたどもよ!)
カフェ・オ・レに麦茶を多めに混ぜてみる きみに微笑む 夏のいたずら
030:いたずら(みずすまし) (水紋)
いたずらに重ねた齢(よわい)後悔と未練を断ち切る出直し一歩
030:いたずら(兎六) (一人暮らしの日記)
生意気でいたずらっ子のヒロインは三話で消える設定でした
030:いたずら(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
ねぇちょっと振り向く私のほっぺたに人差し指の君のいたずら
030:いたずら (笑ってどこでもサヴァイヴァル)
いたずらという軽い名に隠されて穿たれていく深い傷口
030:いたずら(大辻隆弘) (大辻隆弘 題詠100首のために)
ひとしきり貴方の頬が陰翳を刷きたることも雲のいたづら
031:雪(大辻隆弘) (大辻隆弘 題詠100首のために)
青じろくシーツのやうに延べられた雪といふなら許されようか
030:いたずら(今泉洋子) (sironeko)
いたづらをわやくと言ひし産土の蝉捕り男(を)のこ何処(いづこ)へ行ける
030:いたずら(小埜マコト) (カルアミルクを飲みながら)
弁当を開けるといきなり白い飯底ににおかずが 母のいたずら
030:いたずら(紫歌) (歌つくろう)
君のノートちらと盗み見いたずらに書かれし名前わたしの名前
030:いたずら(藤原 湾) (湾の創作の日々。)
好きな子に いたずらしては 泣かれたり 謝りながら 後悔したり
030:いたずら(pakari) (魔法文明)
いたずらのつもりで書いた落書きの相合傘の小雨警報
030:いたずら(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
呼び出したくせに私を放置する勝手な寝顔にいたずらしたい
030:いたずら(空色ぴりか) (題詠100首2007/空色ぴりか)
「けがれなきいたづら」という名のカクテルを出す店があり福岡のまち
030:いたずら(内田かおり) (題詠2006深い海から)
夏色の窓の景色をいたずらに見ており若き旅人の時
030:いたずら(夢眠) (夢眠(ムーミン)∞日々綴り)
いたずらに時を壊した青春の置き土産かな写真立ての笑み
030:いたずら (minto) (あすとろさいと)
正確な情報を得ていたずらに騒ぐことなく冷静にせよ
030:いたずら(やや) (言の葉たち)
いたずらな指にじらされ十階の窓に浮かんだ月と目があう
030:いたずら (佐藤羽美) (hinautamemo)
回廊に幼稚園児の影たちがいたずら書きのように散らばる
030:いたずら (題詠100首blog-あいっちのうたあそび。)
いたずらをすることもなくいもうとは生まれてすぐに逝ってしまった
030:いたずら(西巻 真) (題詠100首のためのブログ)
蜻蛉の羽いたずらに毟るなよ天から降ってくるぞどばどば
030:いたずら( 夜さり) (夕さり夜さり)
試すためまづ肉球が触れたちまちに飛び上がり跳ねあがりいたづらになる
030:いたずら(杉山理紀) (2007R57577)
いたずらの意味をまちがう少女たち回転木馬の灯りが消える
030:いたずら(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
こひびとがむかし使ひしいたづらな指懐かしき赤まんま咲く
030:いたずら(*ビッケ*) (とっても短い今日の歌)
くたびれた生徒手帳のすみにいたずら書きみたいなきみのサイン
030:いたずら(水野彗星) (彗星不動産)
女教師にいたずらされて泣いている男子高生みたいな告白
030:いたずら (お気楽堂) (楽歌三昧)
ちょっとしたいたずらだったミサイルを押す暗号を見つけるまでは
030:いたずら(K.Aiko) (「夢幻館」-別館-)
共犯者意識クラスのいたずらは無限に波紋ひろげ大人に
030:いたずら(しろ) (星月夜)
いたづらに昆虫採集セットから注射を取りて草に刺したり
030:いたずら (お気楽堂) 再投稿 (楽歌三昧)
ちょっとしたいたずらだったミサイルを打つ暗号を見つけるまでは
030:いたずら(animoy2) (I (愛)短歌)
君の声に 似てるいたずら電話きて しばし切れずにデジャブを思う
030:いたずら(瑞紀) (歌信風(かしんふう))
眉間(まみあい)の皺のむこうに潜みたるいたずらっ子を我だけが知る
030:いたずら(長谷川智) (烏のつぶやきα)
いたずらを笑える人と不快な人タイムマシーンに乗ってみれば
030:いたずら(萩 はるか) (Betty's second Bar)
いたずらな小犬時代のいとおしさブーツに小さな歯形が残る
030:いたずら(水野月人) (新月の夜に)
僕だけに降るいたずらな雨粒に見上げれば浅黄色の木漏れ日
030:いたずら(miho) (短歌げいと)
いたずらという言葉の持つ大人っぽさに感じるひけめは見せないように
030:いたずら(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
いたずらに描く肖像ゆがみつつあればこんなに遠いあなたが
030:いたずら(笹井宏之) (【温帯空虚】)
いたずらにすがたかたちを変えてゆく水のひとつが私である、と
030:いたずら(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
いたずらをするたび笑う子供かなアナタとワタシ25の夏
030:いたずら(moco) (LyricHolic)
いたずらをプログラミングされている君そっくりの僕のロボット
030:いたずら(みにごん) (MINI'S LIFE blog)
いたずらと思われたって仕方ない一直線に伸ばした右手
030:いたずら(里原志穂) (空の下で)
いたずらは得意科目の一つです舌を出して通る三毛猫
030:いたずら(たか志) (象と空)
いたずらのついでに恋を告白すほろほろと鳴く鳥は何鳥?
030:いたずら(寒竹茄子夫) (鮎と銀杏)
いたづら描きの顔のひとつに六月の名前をつけて檸檬を搾る
030:いたずら(宵月冴音) (新銀星亭~Nova Villa Argentee D'Etoile~)
ひぐらしの絶えてしじまの山道を泣きつつ走れいたずら坊主
030:いたずら(小野伊都子) ( cahier bleu)
許される程度の可愛いいたずらを続けてきみの毎日になる
030:いたずら (砺波湊) (トナミミナト2007)
素足にて海を越えたかいたずらに機体に描かれたビキニの女
030:いたずら(平岡ゆめ) (le petit cahier)
いたずらに物狂いすることもなくひと日あなたを思いて過ぎぬ
030:いたずら (冬の向日葵)
いたずらにただ時だけが過ぎ去って残ったものは愚痴と皺だけ
030:いたずら(浅葱) (空耳の森*番外地)
いたずらに「君が好き」など言わないで信じきれない弱い私に
030:いたずら (JEUX INTERDITS)
いたずらに時は流れて夏になり春こそ今は懐かしきかな
030:いたずら(野田 薫) (COLORFUL∞PILE)
午前中の僕のつまらんいたずらがバレてしまって帰れない つまらん
題に合わせて、ひらがなで詠み込んでください。「悪戯」「徒」などは不可。
030:いたずら (ねこちぐら)
甲斐もなく幾夜過ごし来いたずらに心揺らせて蛍と添いぬ
030:いたずら (zoe)(すりきれ)
風はいたずら、あたたかいと思って屋根にでたけど、さむい
030:いたずら(稚春) (青いキリンの番外編)
神様のいたずらだろう君のこと好きになってしまったなんて
030:いたずら(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
眠られぬままいたずらに夜の更けて由なきことのみ思いておりぬ
030:いたずら(船坂圭之介) (kei's anex room)
いたずらにひとを思へど陽の下は春展(ひろ)ごりて在るのみの昼
030:いたずら(智理北杜) (智理北杜)
人懐こい響き楽しき静岡弁「ぼさにきーないきゃーるがいたずら」...
030:いたずら(柴やん) (明日はきっといいことがある)
いたずらをしていた子もされし子も同窓会では打ち解けあう
030:いたずら(ふしょー) (DEATH IS A LONELY BUSINESS)
かなわない恋をしていたずらずらと想いを書いた昔の日記
030:いたずら(みずき) (空)
いたづらに過ぎゆく日日よ 虚無といふ心の奥を満たせ春光
030:いたずら(はこべ) (梅の咲くころから)
春近し風のいたずらハンカチが草芽をかくし助けてくれと
030:いたずら(畠山拓郎) (想いまっすぐに)
いたずらにあしたあしたと繰り延べて欲求不満は社会を憎む
030:いたずら(五七調アトリエ雅亭) (題詠専用ブログ)
「不気味だわ、いたずら電話何回もかかってくるのよ(`へ´;)」「相手にするな!」
030:いたずら(此花壱悟) (此花帖)
いたずらをしてみむとする大気圏隕石一つ荒れ野に落とす
030:いたずら 行方祐美 (やまとことのは)
もんさんはいたずらばかりを売り歩く白木蓮がまっすぐ天向くように
030:いたずら(坂本樹) (ひこうき雲)
わたし呼ぶ声に気づいてみあげればまるでいたずら描きの雲です
030:いたずら(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
女(をみな)への性犯罪を<いたづら>と表し来たるわれら男(をのこ)は
030:いたずら(オガワ瑠璃) (ことばの調理 ~ レシピ100 ~)
いたずらに目分量で入れた塩しょっぱさに目を白黒と
030:いたずら (治視) (cherish!)
もし恋が誰かのイタズラだとしても 今なら感謝できる気がする
030:いたずら(惠無) (なんでもない一日)
いたずらもままならぬ子ら行く末は悪事隠して笑う大人か
030:いたずら (新井蜜) (暗黒星雲)
ほほえみはきみのいたずらきまぐれになみだをみせて俺を惑わす
030:いたずら(はな) (はなことば)
次会えた時に言ってみようかなまだ好きですといたずらっぽく
030:いたずら(春畑 茜) (アールグレイ日和)
天もほとけもなさらぬものをいたづらにひとりの名をば貶すがきこゆ
030:いたずら(小春川英夫) (さるさるパパ)
いたずらな人魚の瞳を持つひとと泳いだベッドのシーツのにおい
030:いたずら(本田鈴雨) (鈴雨日記)
いたずらの似合う歳にはあらねども猫ひげ描きたし うたた寝のきみ
030:いたずら(駒沢直) (題詠blog2007参加用。)
サヨナラの後でうっかりリダイヤル お茶目な神のいたずらか罠か
030:いたずら(原田 町) (カトレア日記)
いたづらにけふ一日をすごせしと棚の埃を見つつ思ほゆ
030いたずら(ダンディー) (はじめまして!)
足早に駆け上りたるOLの袂乱るるは風の悪戯
再投稿030いたずら(ダンディー) (はじめまして!)
足早に駆け上りたるOLの袂乱るるは風のいたずら
030:いたずら(愛観) (◆◇ひ と ひ ら こ と ば ◇◆ ~題詠100首と短歌詩~)
目を隠す只のいたずら今だけは違う名前で呼んでもいいよ
030:いたずら(フィジー) (逢えなくてもI Love You)
いたずらな笑みを浮かべて走り出す君追いかけて鬼ごっこする
030:いたずら(新津康) (NOTHING WORKS)
君には他愛のないいたずら。でも、僕には許せなかった。遠い日。...
030:いたずら(よさ) (やわらかい螺旋)
大袈裟ないたずらをして困らせて恋になっても文句を言うな
いたずら(白辺いづみ) (Iduming☆World)
「いたずらなKISS」は白焼け美容室ViViの鏡に暑い夕焼け
030:いたずら(遠山那由) (百億粒の灰の鳴る空)
世の中がいたずらに沸く四月一日 臨終告げる医師の黙礼
030:いたずら(yuko) (tankaの森)
いたずらに励ます事の恥ずかしさ頑張れなどと切り捨てにけり
030:いたずら(ドール) (花物語?)
いたずらの好きな神様たちにまた目をつけられてしまったみたい
030:いたずら (治視)再投稿 (cherish!)
もし恋が誰かのいたずらだとしても 今なら感謝できる気がする
030:いたずら(蓮野 唯) (万象の奇夜)
どんないたずらっ子になるのかと想像しながら一緒に昼寝
030:いたずら(新野みどり) (明日は明日の風が吹く)
友達のペンを隠してからかったいたずら好きな中学時代
030:いたずら(暮夜 宴) (青い蝶)
いたずらに天に向って吐くツバがスコールとなり吾を押し流す
030:いたずら(野樹かずみ) (告げ忘れたこと)
少女らのゆびは緑色いたずらに垣根の葉などちぎりつつゆく
030:いたずら(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
いたずらにくりかえされる閃光にわたしはひしゃげたおしべのようだ
030:いたずら(小早川忠義) (ただよし)
いたずらを見逃されたる時代から何年経つか独り部屋にて
030:いたずら(川内青泉) (青泉の部屋)
こぞ植えしクロッカスの芽そぞろ出て猫に食まれてしょげかえる春
030:いたずら(田崎うに) (楽し気に落ちてゆく雪)
いたずらをたしなめられた子ゴリラは反省色のナックル歩行
030:いたずら(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
いたずらはよくないことと言っている悪戯好きな奴のイタズラ
030:いたずら(こはく) (プラシーボ)
いたずらに吊す口角ゆだねてもゆだねなくてもシステムだった
030:いたずら(香-キョウ-) (Sky on Blue)
寝息立て眠るときだけおとなしく 何故か憎めぬいたずら天使
030:いたずら(青野ことり) (こ と り の ( 目 ))
逃れ出て空の青さに点となる いたずらっ子の指のすきまを
030:いたずら(野州) (易熱易冷~題詠blog編)
いたづらに歳を重ねてなにがなしいちごジェラート食ひたきゆふべ
030:いたずら(きじとら猫) (きじとら小部屋)
泣かないで気づいてほしいいたずらにこっそり混ぜた好きの欠片に
030:いたずら(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
雑踏ではぐれて辺りを見回す君を眺めるいたずらぐらい
30.いたずら(文月万里) (Kagerou つれづれ)
いたずらにワタシを名前で呼ばないでそんなに親しいわけじゃないでしょ
030:いたずら(萌香) (空の青さをみつめていても)
いたずらにさしのべられたその腕に溺れていったうつつの夢で
030:いたずら(つきしろ) (あめふりぼし)
ふせてみる いたずらな笑みをうかべてる二人がのこした写真のひとつ
030:いたずら (翔子) (花こみち)
放浪の旅も終わりが見えてきてつくづく思う神はいたずら
030:いたずら(天国ななお) (お月様は許さない)
毛布からいたずらなかおのぞかせてそのまましたにさがっていった
030:いたずら (紫月雲) (resume 1970-2007)
容よく咲き色づいていたずらの花も撓撓(たわたわ)となる夢見月
030:いたずら(ももや ままこ) (★SARU×3★)
言葉無く振り返る子のいたずらな笑顔の中に愛がいました
030:いたずら(川瀬菜穂) (あしたのわたしは)
きっといたずらっ子だったんだろうねいつも私をドキドキさせる
030:いたずら (すずめ) (すずめの詩)
いたずらと なりぬべしとは おもえども やめどころなく よにいでにけり
030:いたずら(夏実麦太朗) (麦太朗の鍛高短歌4)
風紋はいたずら風の仕業だと分かってるけどまた見に来てる
030:いたずら(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
コノアイハトウメイスギル指先で水にいたずらする黒い髪
030:いたずら(橘 こよみ) (aglio-e-olio)
いたずらで投げあった捨て台詞 なぜ手の中にまだ残っています
030:いたずら(五十嵐きよみ) (99本の薔薇の花束)
ひとしきり話してお茶を注ぐときにいたずらっぽい笑顔と出会う
030:いたずら(野良ゆうき) (野良犬的)
いたずらで済んだ時代は過ぎたのにまだイタズラを続ける大人(コドモ)
030:いたずら(百田きりん) (きりんメモ)
告白はノートの隅に残されたいたずら描きのように永遠
030:いたずら(吉浦玲子) ([湖]湖蓮日日(これんにちにち))
いたづらに父から隠れ失ひぬらつぱ水仙黄に咲ける道 (父、享年32歳)
030:いたずら(nnote) (題詠blog2007,nnote)
いたずらの文字の大小ひらがなの軽さ重さも畳んで棄てる
030:いたずら(Yosh) (☆生短歌☆)
いたずらに時を過ごせる我が背後 無常の虎が俺にバトンを!
030:いたずら(sera5625) (日曜日は猫になる)
いたずらに歳を重ねてみたけれど 振り返っても何も見えない
030:いたずら(本田あや) (明晃晃)
いたずらにあの子がつける香水をつける 5分後には君がくる
030:いたずら(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
小さな手「川・網・鼓」に迷い込む赤い毛糸のいたずらじゃないか
030:いたずら (佐原 岬) (memo)
嘘だった、ただの「いたずら」だったけど君は明日にも死ぬんだろうね
030:いたずら(逢森凪) (みそじのみそひともじ(再))
いたずらに愛をささやく人もいて世界はホントに悲しいばかり
030:いたずら(夏瀬佐知子) (夏瀬佐知子の小説のつもり日記)
いたずらも過ぎれば罪に遊ぶほど境界線を見失うきみ
030:いたずら(ぱぴこ) (テクテク)
行儀よく服従してもいたずらに専念しても見てないんだね
030:いたずら(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
目をあわせこっそり笑う いたずらをふふふふふって半分したの
030:いたずら(寺田 ゆたか) ( “たまゆらのいのち”)
いたづらに齢(よはい)重ねて彷徨ふも未だ見え来ず魂の置処(おきど)は
030:いたずら(素人屋) (素人屋雑貨店)
いたずらね・・・言葉が独り歩きしてわたしの胸に花を咲かせた
030:いたずら(星桔梗) (風船がわれるまで 2)
愛情の裏返しだと嘯いていたずらしてる目が笑ってる
030:いたずら(みゆ) (*** はなたんか ***)
おいでよとフリルの手招き百日紅 楽しいいたずら教えてあげる
030:いたずら(稲荷辺長太) (マシンガンスキップ アドリブマニュアル)
いたずらのつもりではずしたネジだけど返せないので義足に使う
030:いたずら(おとくにすぎな) (すぎな野原をあるいてゆけば)
えんぴつの字がひかっててもうだれのいたずら書きかわかってしまう
030:いたずら(振戸りく) (夢のまた夢)
いたずらとわかっていても出てしまうような着信音にしました
030:いたずら(佐原みつる) (あるいは歌をうたうのだろう)
いたずらに心を揺さぶられるだけの経験だった 凪いでいる海
030:いたずら(カー・イーブン) (ほぼ31音)
気づかれることのなかったいたずらで気づいてしまう さよならですね
030:いたずら(橘みちよ) (夜間飛行)
まどろみに鈴の音さやに鳴りゐしは庭の子猫のいたづらのおと
030:いたずら(aruka) (外灯都市)
シシリアの夏は少女の脚をして駆けまわる。それは神のいたずら
030:いたずら(花夢) (花夢)
真夜中がただいたずらに過ぎてゆくようであなたの静けさを抱く
030:いたずら(ひわ) (十三夜)
まなざしもかけた言葉も何もかもいたずらだったことにしておく
030:いたずら(霰) (徒花日記)
耳鳴りを風のいたずらと聞き流す 歪なわたしが見えないように
030:いたずら (里坂季夜) (コトノハオウコク)
余白さえあればいたずら書きをする癖いまもほらこんな戯言
030:いたずら(葉子) (三十一文字の声)
冷酷な目をしたコドモいたずらと自らさえも欺く能面
030:いたずら(みなと琳) (奇会都市)
いたずらな風に誘われモミの木の下で会いましょう冬のおとない
030:いたずら(市川周) (ミルミルを飲みながら)
神様のいたずら Wiiのリモコンで雨がふったり蛇がふったり
030:いたずら(黄菜子) (月待ち人の窓辺)
いたずらなゴブリンたちが跳ねる音風にまぎれて夜毎を続く
030:いたずら(月原真幸) (さ か む け の ゆ び き り 。)
かみさまのいたずらだとは思わない 運命だとも思いたくない
030;いたずら 佐藤紀子 (pocoapoco)
予告なく訪ねくれたる君の目にいたずらつ子のやうな輝き
030:いたずら(あみー) (正直なたましい)
いたずらと呼べる程度の運命は俺のちからでどうにでもなる
030:いたずら(美山小助) (小助の和歌2007)
舌を出し いたずらをした 子の如く 頭掻き掻き ごめんなさいって
030:いたずら(村本希理子) (きりころじっく2)
いたづらに長生きせし、と。友をらぬ卒寿の宴の祖父の葡萄酒
030:いたずら(繭) (アブストラクトマイライフ別館)
いたずらのごとき蟲飼う我なれば臓腑のねじれる心地せる夜半
030:いたずら(さかいまみ) (恋するキモチ。)
夏の木にいたずらっ子の君の仕業 蝉の抜け殻いま行進中
030:いたずら(短歌製造機メカ麦3号) (短歌製造機blog)
君は言う下痢ばかりしてあの女のいたずら心窓に映った(オペ:亀野あみ)
030:いたずら(小籠良夜) (《冥の逸脱》)
いたづらに奪ひし妻ゆゑいたづらを死垂る下臈(げらう)へ払ひ下げたり
030:いたずら(ME1) (FILL mobile)
短冊のいたずら描きの願い事叶えてくれたその夏の彼
030:いたずら(スズキロク) (夏休みはもう終わり)
神様とわたしが相談して決めたいたずらだから 諦めててね
030:いたずら(+イチゴ+) (+ イ チ ゴ ノ ウ タ +)
ささやかないたずらだったの それまでは こんなにこころ波立つなんて
030:いたずら(澁谷 波未子) (沈思黙考)
貴方からいたずらメール「逢えない」の一言今日も私を泣かす...
030:いたずら(上田のカリメロ) (ほわほわの森)
古本の間に書かれた文字一つ いたずらにして時にを刻みし
030:いたずら(佐倉すみ) (ありがとベティ)
いたずらにじゃれる子猫の脇腹のように危うく柔らかな恋
030:いたずら(きくこ) (きくこ)
いたずらに過ごしし時を悔やみては今あることの寂しさ深し
030:いたずら(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
いもうとの彼は許してくれぬらしい花火の夜のあのいたづらを
030:いたずら(みち。) (幸福アレルギー。)
いたずらがもういたずらじゃなくなってたたく手だけが手だけがいたい
030:いたずら(遠野アリス) (ジムノペディ)
弄ぶ弄ばれる恋心 身のいたずらになりぬべきかな
030:いたずら(遠野アリス) (ジムノペディ)
弄ぶ弄ばれる恋心 身のいたずらになりぬべきかな
030:いたずら(やすまる) (やすまる)
最初から勝ち負けじゃない いたずらに風になぶられ歩くビル街
030:いたずら(描町フ三ヲ) (水面走行)
ばれていたずらかる僕ら負けたふりするには瞳輝きすぎて
030:いたずら(滝秋 邑嘉) (エンバラスド・クウェアティ)
度が過ぎたいたずらをしたその咽喉はいつか見つかる 君と一緒に
030:いたずら(桑原憂太郎) (桑原憂太郎の短歌Blog)
悪質ないたずらとしてすますのか保護者は何度も校長に問う
030:いたずら(A.I) (Private Window)
いたずらに髪を編みこむ 癖のない女性に少し嫉妬しながら
030:いたずら(史之春風) (はちぶんめblog)
いたずらに時間が過ぎて夕暮れの空にとんぼが舞う 帰らんよ
030:いたずら(ちえりー) (あんな話こんな話)
中学生 無口になった弟といたずらしてた頃が懐かし
030:いたずら(うめさん) (今日のうた)
職退きたる人をいたづらびとと呼ぶ死人、廃人、おちぶれし人も
030:いたずら(桶田 沙美) (31Words Runner #011)
ごめんなさいほんのいたずらできごころ だけどともだちにはもどれない
030:いたずら(末松さくや) (旅人の空(待ち人の雪別館))
いたずらか何かのように二言で許される夢を見た 元気です
030:いたずら (一夜) (短歌るBlog)
あなたの心をくすぐる いたずらな風になれたら気がつきますか?
030:いたずら(椎名時慈) (タンカデカンタ)
大好きな人にだけするいたずらをおまえになんかしてやるものか
030:いたずら(里木ゆたか) (木犀の灯り)
珍しく君の仕掛けるいたずらを受けて知りけるやわらかき距離
030:いたずら(ハルジオン) (ハルジオン デイズ)
ここにいるいたずらっ子に逢いたいとセピアカラーのアルバムめくる
030:いたずら(岡元らいら) (3+1-題詠blog2007-)
いたずらをしよう誰にも気付かれず傷がつかないさみしいやつを
030:いたずら(宮田ふゆこ) (ソーダ・ファウンテン)
いたずらと思っておくよ こんなにも見つかりたそうな置き手紙だし
030:いたずら(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
いたずらをしたことのない私には君のホントの気持ち見えない
030:いたずら(青山ジュンコ) (take it easy)
あの夏にあなたと別れ幾星霜ただいたずらに時が過ぎゆく
030:いたずら(y*) (Perl Python)
いたずらに砂のお城が侵される夏の終わりが近付いている
030:いたずら(川鉄ネオン) (今週の俺が俺が)
待ち合わせ場所には謎の暗号文いたずら好きな君を探しに
030:いたずら(わたつみいさな。) (乱切りくじら)
いたずらですませられない運命をチューハイで割るとりあえず寝る
030:いたずら(David Lam) (でたらめなうたどもよ!)
カフェ・オ・レに麦茶を多めに混ぜてみる きみに微笑む 夏のいたずら
030:いたずら(みずすまし) (水紋)
いたずらに重ねた齢(よわい)後悔と未練を断ち切る出直し一歩
030:いたずら(兎六) (一人暮らしの日記)
生意気でいたずらっ子のヒロインは三話で消える設定でした
030:いたずら(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
ねぇちょっと振り向く私のほっぺたに人差し指の君のいたずら
030:いたずら (笑ってどこでもサヴァイヴァル)
いたずらという軽い名に隠されて穿たれていく深い傷口
030:いたずら(大辻隆弘) (大辻隆弘 題詠100首のために)
ひとしきり貴方の頬が陰翳を刷きたることも雲のいたづら
031:雪(大辻隆弘) (大辻隆弘 題詠100首のために)
青じろくシーツのやうに延べられた雪といふなら許されようか
030:いたずら(今泉洋子) (sironeko)
いたづらをわやくと言ひし産土の蝉捕り男(を)のこ何処(いづこ)へ行ける
030:いたずら(小埜マコト) (カルアミルクを飲みながら)
弁当を開けるといきなり白い飯底ににおかずが 母のいたずら
030:いたずら(紫歌) (歌つくろう)
君のノートちらと盗み見いたずらに書かれし名前わたしの名前
030:いたずら(藤原 湾) (湾の創作の日々。)
好きな子に いたずらしては 泣かれたり 謝りながら 後悔したり
030:いたずら(pakari) (魔法文明)
いたずらのつもりで書いた落書きの相合傘の小雨警報
030:いたずら(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
呼び出したくせに私を放置する勝手な寝顔にいたずらしたい
030:いたずら(空色ぴりか) (題詠100首2007/空色ぴりか)
「けがれなきいたづら」という名のカクテルを出す店があり福岡のまち
030:いたずら(内田かおり) (題詠2006深い海から)
夏色の窓の景色をいたずらに見ており若き旅人の時
030:いたずら(夢眠) (夢眠(ムーミン)∞日々綴り)
いたずらに時を壊した青春の置き土産かな写真立ての笑み
030:いたずら (minto) (あすとろさいと)
正確な情報を得ていたずらに騒ぐことなく冷静にせよ
030:いたずら(やや) (言の葉たち)
いたずらな指にじらされ十階の窓に浮かんだ月と目があう
030:いたずら (佐藤羽美) (hinautamemo)
回廊に幼稚園児の影たちがいたずら書きのように散らばる
030:いたずら (題詠100首blog-あいっちのうたあそび。)
いたずらをすることもなくいもうとは生まれてすぐに逝ってしまった
030:いたずら(西巻 真) (題詠100首のためのブログ)
蜻蛉の羽いたずらに毟るなよ天から降ってくるぞどばどば
030:いたずら( 夜さり) (夕さり夜さり)
試すためまづ肉球が触れたちまちに飛び上がり跳ねあがりいたづらになる
030:いたずら(杉山理紀) (2007R57577)
いたずらの意味をまちがう少女たち回転木馬の灯りが消える
030:いたずら(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
こひびとがむかし使ひしいたづらな指懐かしき赤まんま咲く
030:いたずら(*ビッケ*) (とっても短い今日の歌)
くたびれた生徒手帳のすみにいたずら書きみたいなきみのサイン
030:いたずら(水野彗星) (彗星不動産)
女教師にいたずらされて泣いている男子高生みたいな告白
030:いたずら (お気楽堂) (楽歌三昧)
ちょっとしたいたずらだったミサイルを押す暗号を見つけるまでは
030:いたずら(K.Aiko) (「夢幻館」-別館-)
共犯者意識クラスのいたずらは無限に波紋ひろげ大人に
030:いたずら(しろ) (星月夜)
いたづらに昆虫採集セットから注射を取りて草に刺したり
030:いたずら (お気楽堂) 再投稿 (楽歌三昧)
ちょっとしたいたずらだったミサイルを打つ暗号を見つけるまでは
030:いたずら(animoy2) (I (愛)短歌)
君の声に 似てるいたずら電話きて しばし切れずにデジャブを思う
030:いたずら(瑞紀) (歌信風(かしんふう))
眉間(まみあい)の皺のむこうに潜みたるいたずらっ子を我だけが知る
030:いたずら(長谷川智) (烏のつぶやきα)
いたずらを笑える人と不快な人タイムマシーンに乗ってみれば
030:いたずら(萩 はるか) (Betty's second Bar)
いたずらな小犬時代のいとおしさブーツに小さな歯形が残る
030:いたずら(水野月人) (新月の夜に)
僕だけに降るいたずらな雨粒に見上げれば浅黄色の木漏れ日
030:いたずら(miho) (短歌げいと)
いたずらという言葉の持つ大人っぽさに感じるひけめは見せないように
030:いたずら(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
いたずらに描く肖像ゆがみつつあればこんなに遠いあなたが
030:いたずら(笹井宏之) (【温帯空虚】)
いたずらにすがたかたちを変えてゆく水のひとつが私である、と
030:いたずら(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
いたずらをするたび笑う子供かなアナタとワタシ25の夏
030:いたずら(moco) (LyricHolic)
いたずらをプログラミングされている君そっくりの僕のロボット
030:いたずら(みにごん) (MINI'S LIFE blog)
いたずらと思われたって仕方ない一直線に伸ばした右手
030:いたずら(里原志穂) (空の下で)
いたずらは得意科目の一つです舌を出して通る三毛猫
030:いたずら(たか志) (象と空)
いたずらのついでに恋を告白すほろほろと鳴く鳥は何鳥?
030:いたずら(寒竹茄子夫) (鮎と銀杏)
いたづら描きの顔のひとつに六月の名前をつけて檸檬を搾る
030:いたずら(宵月冴音) (新銀星亭~Nova Villa Argentee D'Etoile~)
ひぐらしの絶えてしじまの山道を泣きつつ走れいたずら坊主
030:いたずら(小野伊都子) ( cahier bleu)
許される程度の可愛いいたずらを続けてきみの毎日になる
030:いたずら (砺波湊) (トナミミナト2007)
素足にて海を越えたかいたずらに機体に描かれたビキニの女
030:いたずら(平岡ゆめ) (le petit cahier)
いたずらに物狂いすることもなくひと日あなたを思いて過ぎぬ
030:いたずら (冬の向日葵)
いたずらにただ時だけが過ぎ去って残ったものは愚痴と皺だけ
030:いたずら(浅葱) (空耳の森*番外地)
いたずらに「君が好き」など言わないで信じきれない弱い私に
030:いたずら (JEUX INTERDITS)
いたずらに時は流れて夏になり春こそ今は懐かしきかな
030:いたずら(野田 薫) (COLORFUL∞PILE)
午前中の僕のつまらんいたずらがバレてしまって帰れない つまらん