だいぢのEasyBassing

初めはバス釣行記のブログだったんですが…。
関東を中心に釣りや散策に出掛けていましたが…。
熊本県民になりました。

門司港レトロ (福岡県北九州市)

2023年08月02日 | 散策記
今回は1泊2日で福岡県北九州市と山口県下関市に出掛けてみた。
2日目は、市立しものせき水族館 「海響館」を見学したあと、関門連絡船で関門海峡を渡り門司港に移動して、門司港レトロを散策してみた。

門司港はかつては、日本三大港(神戸、横浜、門司)の一つとして重要な国際貿易の拠点として賑わったが、
終戦後の大陸貿易の縮小とともに次第に衰退していった。
現在では、JR門司港駅周辺地域に残る明治から昭和初期にかけて建築された建造物を中心に、
ホテル・商業施設などがレトロ調に再整備され「門司港レトロ」として多くの観光客が訪れる観光スポットになっている。

門司港駅は、福岡県北九州市門司区にある、JR九州鹿児島本線の起点となる駅である。
1914年(大正3年)に旧門司駅として開業、左右対称の駅舎はネオ・ルネサンス様式の木造建築で、国の重要文化財に指定されている。

 
門司港駅。現役の駅舎で国の重要文化財に指定されているのは門司港駅と東京駅丸の内駅舎のみである。

旧門司三井倶楽部は、1921年(大正10年)に三井物産の社交倶楽部として建築された建物で、
アインシュタイン夫妻が来日したときに宿泊した部屋や「林芙美子記念室」、レストランなどがある。

 
旧門司三井倶楽部。木造2階建で大正ロマン香るアールデコ調のモダンな建物として国の重要文化財に指定されている。

旧門司税関は 1912年(明治45年)に建築され、昭和初期まで税関庁舎として使用されていた煉瓦造瓦葺屋根の建物で、
現在は、1階はエントランスホール、門司税関広報展示コーナー、喫茶店、2階はギャラリー、3階は展望室になっている。

 
門司税関広報展示コーナーでは密輸の手口などを紹介している。

歴史的な建造物の他、お土産や地元の海産物、雑貨、レストランなどが入っている複合商業施設「海峡プラザ」や、
1993年(平成5年)に築造された、全国で唯一の歩行者専用の跳ね橋である「ブルーウイングもじ」などがある。

 
複合商業施設「海峡プラザ」                      ブルーウイングもじ


門司港レトロを散策した後は、平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線「潮風号」で関門トンネル人道がある、関門海峡めかり駅まで行った。

 
「潮風号」は、九州鉄道記念館駅から関門海峡めかり駅までの2.1kmを時速15kmで結ぶ観光トロッコ列車である。

 
関門橋も見える。                              トンネル内

 
関門海峡めかり駅                            関門海峡

【散策地データ】
名称:「門司港レトロ」
所在地: 福岡県北九州市門司区港町
形態:街並み
駐車場:有(有料)
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