だいぢのEasyBassing

初めはバス釣行記のブログだったんですが…。
関東を中心に釣りや散策に出掛けていましたが…。
熊本県民になりました。

八代城跡 2022年 桜 (熊本県八代市)

2022年04月04日 | 散策記
今回は、桜の見頃は過ぎてしまったが、八代城跡を散歩してみた。

八代城は第2代熊本藩主加藤忠広が、家臣の加藤正方に築かせた輪郭式の平城である。
加藤氏の改易後は熊本藩主となった細川氏が入城し、その後、細川氏の家老の松井氏が八代城守衛となり、
1870年(明治3年)の廃城まで松井氏が居城した。

 
それほど規模は大きくないが、石垣は見事である。

八代城は、過去八代城とも呼ばれた南北朝時代の古麓城、安土桃山時代の麦島城の城跡とともに
「八代城跡群」として国の史跡に指定されている。また、2017年には続日本100名城に選定されている。

 
城跡には櫓などは復元されていない。明治時代に創建された征西将軍懐良親王を祀る八代宮がある。


ついでに、八代城跡の東隣に再建された八代市役所の新庁舎に行ってみた。
八代市役所は、2016年の熊本地震で内壁にひびが入るなど被災して再建され、2022年2月14日に業務を再開したばかりである。

館内に入ると、いたるところに地元産のスギ材が使われ、温かみを感じさせる雰囲気になっている。
また、最上階の6階にある議場橫の展望ロビーからは、眼下に八代城跡、遠くに八代海、天草地方、雲仙普賢岳などを見渡すことができる。

 
2020年に八代市に引っ越してきたときは、隣に設置されたプレハブの仮設庁舎で転入などの手続きをした記憶がある。

【城郭データ】
名称:国指定史跡「八代城跡」
別名:松江城、白鷺城
所在地:熊本県八代市松江城町7−34
城郭構造:輪郭式平城
築造主:加藤正方
築造年:1622年(元和8年)
主要城主:加藤氏、細川氏、松井氏
廃城年:1870年(明治3年)
遺構:天守台、石垣、堀
観覧料:無料
公開時間:常時開放
駐車場:無料駐車場あり
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