「予告殺人」 "A Murder Is Announced" 1950
簡単なあらすじは
*小さな村チッピング・クレグホーンで、地域の新聞に掲載された殺人予告
殺人お知らせ申し上げます
10月29日金曜日、午後6時30分より
リトル・パドックスにて
お知り合いの方のお越しをお待ちします。右ご通知まで。
という内容
それを目にした村の住人
イースターブルック大佐夫妻、スウェッテナム夫人と彼女の息子エドマンド
養鶏を営む、ヒンチリフィとマーガトロイドの2人組
村の牧師ハーモンの夫人バンチがその日の午後リトル・パドックスを訪れ
殺人予告は単なるいたずらだと考えるブラックロック夫人、彼女の友人ドラ・バンナー
ブラックロック夫人の親戚、パトリックとジュリアのシモンズ兄妹
下宿人のフィリパ・ヘイムズらに迎えられ
冗談交じりに殺人が起きる時刻を待っていると、予告された時刻に突然明かりが消えて
続いて銃声が聞こえ、騒然とする中、次に明かりがついた時には
銃で撃たれて死んでいる男を発見し、予告が現実のものになったことを知る
捜査にあたることになったミドルシャー警察のクラドック警部は
上司の紹介で知り合いになったミス・マープルという老婦人の強力な手助を得て
捜査を進めることになり・・*
登場人物は
レティシア・ブラックロック リトル・パドックスの女主人
Zoe Wanamaker
他の作品で出演作を挙げているので、ここはパスすることにして
最近ではポワロの作品でオリヴァ夫人として貫禄のあるワナメーカーさんが
オリヴァ夫人の男前っぽいキャラに馴染んでしまったから
今回のブラックロック夫人役はどうだろうと改めて見直してみましたが
どんな役でもこなすのが芸達者な役者さんだから、そこはまったく問題なかったです
少しバイオグラフィを読んでみたら、結構晩婚で旦那様も俳優をしていたと知り
どんなお顔かと、出演作の一つポワロの「クラブのキング」を観直してしまいました
ドラ・バンナー レティシアの旧友で同居人 Elaine Paige
パトリック・シモンズ レティシアのまた従兄弟 Matthew Goode
ジュリア・シモンズ パトリックの妹 Sienna Guillory
「バカニアーズ」にも出ていたと知りましたが、どの役だったのか思い出せず
録画版を観直してみて、リチャード卿の妹嬢だったと確認
フィリパ・ヘイムズ リトル・パドックスの下宿人
Keely Hawes
今回の綺麗どころの一人、絶対どこかで観たわ~って、すぐには思い出せなかったけど
ワウワウでやってた「危険な女刑事バック・トゥ80’s」でしたね
それとLaLatvでだいぶ前録画したまま、ちょっと前にやっと観ることができた
シェイクスピアを現代ものにアレンジした作品の一つ「マクベス」では
ジェームズ・マカヴォイ君の妻マクベス夫人役で観たことありました
(これにはリチャード・アーミテイジさんもなにげに出てて、へぇ~!と驚いた)
そして私生活ではマシュー・マクファディンさんの奥様と知り二度びっくり
ミッチー リトル・パドックスのメイド兼コック
Catherine Tate
「ドクター・フー」とかにも出ていらっしゃるようですが
役者さんよりスタンダップコメディアンとして活躍しているんだと知り何故か納得
イースターブルック大佐 村の住人
演じるのは Robert Pugh
「第一容疑者」の刑事役(2エピ)から勝手に英国版プロベンザ(クローザー)だわとお気に入りの俳優さん
今回出演作をチェックしてみたら、映画「司祭」にも出ていたのね~と知ったり
「華麗なるペテン師たち」、「ブリーク・ハウス」(これは覚えがないわ)
「内部告発」「ラークライズ」等々、結構観ていたんだわ~と再確認
スウェッテナム夫人 村の住人
Cherie Lunghi
出演作はそれほど観てないけど、お顔に見覚えがあったので
「バカニアーズ」の英国人家庭教師役でしたと、録画保存版を観て確認
{アガサ・クリスティアワー」の「エドワード・ロビンソンは男なのだ」は
LaLatvでやってくれたから、また観られるのが嬉しい
エドマンド スウェッテナム夫人の息子、文学青年 Christian Coulson
CSで最近「めぐりあう時間たち」を観たばかりなのに、いつものごとく記憶にないわ
ヒンチリフィ 養鶏業者
Frances Barber
登場してすぐ思い出せた個性的なお顔「氷の家」のダイアン役でした
「氷の家」の偽装ビアン設定とは違って
こちらでは本物のビアン設定だったのが、クリスティ原作とは違っていた
「華麗なるペテン師たち」シリーズ3でも見かけたばかりだったし
ポワロシリーズの「ベールをかけた女」、最新作「複数の時計」などにも出演
エミイ・マーガトロイト ヒンチリフィのパートナー Claire Skinner
本作の綺麗どころ3人目というところか?
「セカンド・サイト」のタリー刑事役、「ラークライズ」でも観たばかり
2008年TVミニシリーズ版「分別と多感」とか
今回のポワロシリーズ「鳩のなかの猫」にも出演されてました
ルディー・シャーツ リトル・パドックスで死んだ男 Christian Rubeck
クラドック ミドルシャー警察の警部 Alexander Armstrong
「ホテル・バビロン」でお見かけしていたはずですが、例によって記憶なし
ドラマ版には登場しない原作オリジナルキャラクターは
ジュリアン・ハーモン 村の牧師
パンチ ハーモンの妻、ミス・マープルの知人
(原作では天然キャラ担当がこの方で
ドラマ版ではエイミーがその役割を引き受けたってとこでしょうか?)
イースター・ブルック大佐夫人 ドラマ版では独身設定でしたが、原作では妻がいました
(ので、恋愛エピもドラマ版オリジナルとなります)
ライデスデール ミドルシャー警察署長
ヘンリー・クリザリング卿 ライデスデールの友人でミス・マープルの推薦者
ミス・マープルの「火曜クラブ」から登場する大物キャラクターですが
映像作品であまりお見かけしたことはないはずと思っていたら
検索したらNHK制作のアニメ版に「火曜クラブ」のエピがあると知りました
クリスティ作品は児童書にもあるんだから、アニメであってもおかしくないのかもしれないけど
やっぱり観る気になれないかな(食わず嫌いか?)
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