明日に架ける虹

家族の大腸がん、自身の卵巣腫瘍などの体験記と日々の日記

真夜中の電話

2010年10月11日 | 大腸がん 父の闘病
一昨日、深夜3時半に父からTELがあった。
「立てないから ベッドを入れてほしい」
あまりにも眠かったので、後ほどそっちへ行く」とだけ伝え電話を切った。
少し経って頭が冴えてくると、一人暮らしの父は、ベッドを入れたところで、
面倒みてくれる人がいないので、自宅にいる事は無理なのである。
それより何より、立てなくて不自由してるのでないかという事の方が気になった。
もう一度電話をかけ直す。
「立てなくて困っている事は?」「おしっこ垂れ流し」だという。
でも自力で何とか着替えたそうだ。
あすの朝まで何とかなると言うので、申し訳ないが子供の用事を済ませてから出かけた。

実家についてみると、そこにはぐったりした父がいた。
最初小さな声で呼びかけた時は反応がなく、
もしかしたら・・・と一瞬思ったほどだ。
すぐに病院に連絡を取ると、運よく主治医の先生が当直でいるとの事。
弟をたたき起して病院に連れて行った。

診察の結果サチュレーションが多少下がっているものの、
胸水が溜まって圧迫している所見なしとの事。
「明日は誕生日で少し可愛そうな気もするけれど入院させる?」と先生が言って下さった。
仕方ない。。。この状態で一人置いておくわけにもいかない。

入院手続きをしている間に血液検査の結果が出たらしく、先生に呼ばれる。
「腫瘍マーカーの数値がとても高いです。休み明けにCTを取り、
結果によって今後の抗がん剤治療の継続を決めましょう」という事になった。

その時に他の数値の事まではおっしゃっていなかったが、白眼に黄だんが出始めた様な感じがする。
私の気のせいであればよいが。。。
本人も「最近は暇さえあれば寝てばかり。嫌んなるねぇ・・・」と訴えていたが
やはり、麻薬パッチを貼ると、半眠半覚せいなのは、誰もが同じようだ。

ちなみに、過去2年間の推移をもらったので、備忘録
   08/10/23 08/11/26 08/12/26 09/01/24 10/08/09 10/09/17
CEA    6.0   6.3    6.3   9.4   42.4   95.1
CA19-9   81   207    310   230   900   1900 


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