For Ever Green

ワイルドグリーンディスカスを中心にした不定期更新の飼育日記です。

Multiple personality

2009-06-28 19:52:13 | Weblog




今まで数人の方から 「なぜブログの記事の題を英語にしているのですか?」 と
訊かれたことがある

答えは、3回目の記事を書いた時にそれまでの1回目、2回目の記事の題がたまたま英語
だったので、それならこのまま英語にしようと単純に思ったからだ


英語の題にしてから良かったと思えることと、悪かったと思えることが分かってきた

題を日本語にすると読み手に理解されやすい反面、読み手の固定観念が入る場合がある
固定観念を持ったまま記事を読まれると、少なからずそれに影響され記事の内容も
ニュートラルな理解がされにくくなる

題を英語にすると、読み手側に必ず和訳する工程が入る
和訳すると多くの場合は幾つかのパターンを訳す

どっちの意味かな、これかな、と迷いみたいなものが生じて、それを確かめたくて
記事をより理解しよういう気持ちで読んでもらえる

つまり、題だけ見てその意味をすぐ理解されてから記事を読まれるのか、
題の意味がいまいち分からないまま記事を読んでから理解しようとするのか、
との違いが出てくる

後者の方が、読み手がよりニュートラルな状態で記事を読んでくれるので
コメントを入れてくれる際に、読み手の先入観が少ないまま記事の内容を中心とした
理解の上でのコメントを期待できる

コメントを頂けること自体にとても感謝しているし、ブログを続ける原動力にもなっている
記事への賛同もうれしいが、違った考え方を教えて頂けたり、或いは私の知らない
内容なんかをコメント頂けると、とても刺激になってうれしい


一方、題を英語にして失敗したこともある

 ブログの記事を考え文章を推敲し、実際にタイピングするまでに数時間
 ブログに掲載する写真を撮って、使える写真を選択し、トリミングなどの作業と
 ブログへリンクさせる作業をするまでに数時間

 やっとのことでブログの文章と写真が揃って、さぁブログをアップするぞと思ったら、
 記事の題を英語で書かなくてはいけないことを思い出し、そこからまた数時間.......


自分のブログを冷静に分析してみた

 ・記事は日々勝手気ままに感じたことと、ほんの少しだけディスカス
 ・カテゴリーは未分類
 ・更新頻度は週刊誌と月刊誌の中間
 ・題は英語
 ・締めの言葉は古文調

 多重人格者みたいだ

 
今宵はこれまでにしとうございます











p.s.1枚目写真は、テフェ・グリーン
  2枚目以降の写真は、磯遊びでのスナップ

  先週までの川遊びから、今週末は海へ出かけて磯遊びをした

  家から車で1時間以内で行ける横須賀市の荒崎に近い場所で、干潮時には岩場が
  出てきて子供にも比較的安全に遊べるところだ
  防波堤からは、今の時期にはタナゴやグレなんかも釣れる

  出かける前に潮見表で干潮時間を調べて、その時間前後に磯に着くように家を出た
  到着すると息子たちはさっそく磯場へ行って、岩の間や石をひっくり返して
  カニやらウニやらを採っていた
  何には図鑑で調べないと名前すら分からない海の生き物もいた

  しばらく遊んだら、潮が満ちてきて足場も無くなってきたので家路に着いた
  川遊びと違って、海の生き物は家に持って帰っても飼うことができないので
  その場で採ったカニなどは海に返した

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Please yourself

2009-06-21 03:09:12 | Weblog




今回も川で遊びたいと息子たちが云ったので、先週に引き続き神奈川県の清川村へ
遊びに行った

今回は前回よりも上流を目指した
車が通行できる道まで行き、その後は歩いて川の脇にある山道を歩いた

所々に滝があって、息子たちはカニを採ったり、水を掛け合ったりして遊んでいた

上流を目指し歩きだして30分ほど経たところで、大きな滝が目の前に現れた
息子たちはそこでまた遊び出したので、しばらく私は川岸で休憩した


兄弟仲良く遊んでいたと思っていたら、三男(小学校一年)が泣きながらやって来た


三男 「えーん、えーん......うっ、うっ、うぇーん、えーん....」

父  「どうしたん? 何があったんや?」

三男 「うっ、うっ、あのさぁ、お兄ちゃんがさぁ、うっ、うぇーん.....」

父  「お兄ちゃんがどうしたん?」

三男 「お兄ちゃんが、お兄ちゃんがさぁ......うっ、うっ、うぇーん.......」

父  「お兄ちゃんに何かされたんか?」

三男 「うっ、うっ、うん......」

父  「何があったか云ってみぃ」

三男 「あのさぁ、オレがさぁ、『ごめんなさい』って云ったのにさぁ.....うっ......」

父  「うん、うん、それで?」

三男 「お兄ちゃんがさぁ....うっ、うっ、うぇーん..........」

父  「落ちつけ、落ちつけ」

三男 「『 ごめんなさい、じゃなくて.....うっ、うっ.......

      ごめんなさいませ、ご主人さま 』 って云えっていうのぉー、うぇーん.......」

 
今宵はこれまでにしとうございます







p.s.1枚目写真は、テフェ・グリーン
  2枚目以降の写真は、川遊びでのスナップ

  最近は全般的に我が家のディスカスは調子が悪い
  食が細くなってきた

  過去の我が家では、春先から夏にかけ若魚が一気に成長する時期になっていたが
  今年は全く逆になってしまった
  なんとかせねば


  息子たちは毎日なんだかんだで、兄弟ケンカしている
  
  ケンカするほど仲がいいっていうが、ケンカの原因が取るに足らないものや
  あまりにもバカ過ぎる内容やらで、もう勝手にしてくれって感じだ

  妻は、いちいち叱っていると夕方には声がかれる、と云っている
  
  だがケンカをしている息子たちを見ていると、幸せな奴らというか、オメデタイ
  奴らというか、長生きしてくれそうだ   

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The end of the innocence

2009-06-14 02:56:31 | Weblog





週末は川で遊びたいと息子たちが云ったので、以前行ったことがある神奈川県の
清川村へ遊びに行った

川に沿って道があるので車で結構上流まで行ける
駐車場に車を停めると、さっそく息子たちは川に向かった

川では、沢ガニ、オタマジャクシ、カエル、マスの稚魚、
石をひっくり返して、クロカワムシやらスナムシ、
川からあがって、山側ではチョウ、フンコロガシ、ヘビに至るまで息子たちは休む間もなく
手にとっては、わざわざ俺のところまで持って来た

さすがにヘビを持って来たときは、マムシじゃないことを確認したが、
既に息子たちは素手でヘビを捕まえて、腕に絡ませて遊んでいた

途中、息子たちから「これ、なんていう虫?」って訊かれて答えらない虫も
幾つかあった

車に戻って、昆虫の図鑑とにらめっこしながら「たぶん、これと違うか?」
って感じで答えたが、図鑑では見つけられなかった虫をあった

川遊びには最適な場所なのだが、一つだけ嫌なことがある
ヒルが多いことだ

川遊びなので、素足にビーチサンダルということになるが、ちょっと目を離した隙に
ヒルが足にくっ付いて血を吸われてしまう

ヒルに吸い付かれた時に気がつくこともあるが、ほとんどの場合は気がつかない
気がついた時には、ヒルがくっ付いた周りから血が出ている
ヒルを引き離した後でも、血がなかなか止まらない

そんなこんなでヒルだけは嫌だったが、休日の午前中を息子たちと安上がりの遊び
で過ごした
息子たちも満足した様子だった


帰りの車の中で、「水辺の虫や魚の図鑑が欲しい」と息子たちが云い出した
そう云えば、我が家には昆虫の図鑑はあるが、水辺の生き物や魚関係の図鑑が無かった

家から持って来た昆虫の図鑑を息子たちは熱心に見ていて、川で見た虫が載っては
いないか探していた


次男 「ねぇ、川で捕まえたあの虫って、北海道にもいるって書いてあるよ

    北海道ってどこ?」

長男 「日本の一番上の島!」

次男 「.....あぁ! タコの頭ね!」

父  「タコの頭??........日本列島がタコ!?」 


今宵はこれまでにしとうございます









p.s.1枚目写真は、テフェ・グリーン若魚
  2枚目以降の写真は、川遊びでのスナップ

  3枚目写真はヘビを捕まえて遊んでいる三男だが、ヘビへの恐怖心が無いみたい
  
  今回遊んだ川辺はマムシが出ることもあるし、月の輪グマも出るらしいので
  そこら辺はきちんと息子たちにも教えておこうと思い、マムシの頭の形の特徴
  や月の輪グマの特徴を教えておいた

   まったく知らないというのは非常に危険なことと思えるので、息子たちに図鑑を
   買ってやろう
   それと実際に実物を見た方が良いので、動物園とかに行った際に危険な動物を
   息子たちに見せてやろう

  そんなことを思った一日だった


  今日の80年代ロック
  Don Henley 「The End Of The Innocence」

  イーグルス解散後のドン・ヘンリーのソロアルバムからの曲だが、切ないボーカルに
  ブルース・ホーンズビーのしっとりとした透明感のあるピアノがベストマッチした
  大好きな曲だ

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Let's go firefly-catching

2009-06-07 02:06:20 | Weblog





 雨上がりの日没
 少し蒸し暑い6月

すべての条件が揃った
少し早い夕食を済ませて、家族で近所の公園へ出かけた

推測が正しければ、間違いなく出会えるはずだ
一年に今しか遭遇できない、我が家でお決まりのイベント
高鳴る鼓動を息子たちと共に押さえて、そのポイントへ足早に向かった

するとポイントに到着する前に、一つ、また一つと、フワッと揺れては消え行く小さな
小さな点を確認した
ポイントに到着すると、そこには去年見た数より明らかに多くの数を確認できた

田舎では数百もしくは数千とも云われるぐらいの群れを成し、川のようにも見えると云う
町中の、しかも公園内の川や田圃では当然その数は見られないが、今年は明らかに
去年より多かった

しばらく田んぼのあぜ道に腰をおろして、息子たちと妻と一緒に目の前の光景に見入った

 パッと浮かんでは消える
 ゆっくり優雅にダンスをするかのように

 闇の中に沈み込んだ真黒な田んぼの上で、光っては消え、消えては光る
 とてもゆっくり、静かに、そして神々しく

息子たちは懐中電灯をチカチカ点滅させた
妻からそうすることで、向こうからこちらへ近寄って来ると云われたからだ

しばらく目の前に広がった音のない光だけの世界を楽しんだ

我々家族はその余韻に浸りつつ家路についた


家に着いたら、小1の三男が夜空を見上げて叫んだ


三男 「あーっ、あれ、ホタル、ホタルいるよ、お父さん!」

父  「ん?........」

三男 「ピカピカ光っているね........」

父  「............」

三男 「家の近くにもホタル、いるんだね......」

父  「あの......申し訳ないんやけど.........

    あれはどう見ても..........星やで....」


今宵はこれまでにしとうございます



p.s.1枚目写真は、テフェ・グリーン若魚
  2枚目写真は、庭の花々

  自分の子供たちもそうだが、ディスカスの若魚を見ていると
  将来どんな成魚になるんだろうかといつも思う

  あんな感じかな、こんな感じかなと様々な妄想にふける楽しさも
  若魚飼育の特権だ

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Dropped into the bookstore

2009-06-02 01:07:13 | Weblog




週末は息子たちが欲しい本があると云うので本屋に立ち寄った

お目当ての本というのは迷路の本で、結構人気があるらしくシリーズ化されており
息子たちが欲しいというのは、最近発売されたばかりの本だった

本屋で早速、長男がお目当ての本を見つけてきた
するとそこで少々問題が発生した

当初は、息子たち三人が全員欲しい本ということで、三人で図書券を出し合って
本を買うということに、息子たちの間では合意があったらしい

しかし、買う段階になって次男と三男はそれほど興味がない、と云い出した
もっと欲しい本が出てきた時に、大切な自分たちの図書券を使いたい、と云い出した

話を訊いていくうちに分かったことだが、どうやら最初から迷路の本が欲しいと
云っていたのは長男だけで、次男・三男の意見をあまり訊かないうちに自分たち
三人で買うんだと勝手に長男が決めていたみたいだった

そういうことで、長男の気持ちと次男・三男の気持ちを考えた結果、
1300円する迷路の本に対して、私が1000円、長男からは300円分を図書券から出させて
購入することにした


家に帰ってからというもの、長男は迷路の本を隅々まで読んでは、面白いところを
「ここはこうだよ」「あそこはあぁだよ」と自慢げに私に話しに来た

そんな楽しそうに迷路の本を読んでいる長男をみて、次男・三男も長男のところへ
集まってきた

そこでまたまた問題が発生した

三男が今にも泣き出しそうな顔で私のところへやって来て、こう訴えた


三男 「本を見ようとしたらね、お兄ちゃんがね 『見るな!あっち行け!』 って云うの

    『見たかったら、お前の図書券を出せ』 って云うの、うぇーん......」


どうやら次男にも同じことを云っているらしい
急にイヤな気分になった

年上の長男が、年下の弟たちに対して取った言動が許せなかった
しかも、図書券を要求するなんざ、何という度量の狭さだ


父  「ええか、一旦買った本を弟たちが見たいって云ったら見せてやったらいいだろう

    それを 『見るな』 とか、ましてや 『図書券を出せ』 なんて云うな!セコイぞ!

    男らしくない!」

長男 「............」


納得の行かない様子の長男は、目に涙を浮かべて二階の自分の部屋へ去って行った


その様子を黙って妻が見ていた

珍しく妻は何も云わなかった
その代わり、時折、首をかしげて私の方をチラッと見ていた


父 「何か云いたいことでもあるんか」

母 「.....うん、ひとつだけな」

父 「云うてみぃ」

母 「本屋では結局、本が欲しいのは、あの子だけだったやろ

   そこでアンタは、本代のうち 300円だけ、あの子に負担させたやろ

   それを思い出して、あの子は弟たちにアンタがやったことと同じことを

   したんじゃない?」


妻の云う通りだった

確かに本屋では300円分を長男に負担させた
あの時は、自分の欲しいものは自分で買う、ってことを教えるためにあまり深く考えずに
全額ではないにしろ、本代の一部を長男に負担させることにした

今になってみると、私が長男に対して取った行動があるので、当然、長男は次男・三男に
対して同じ行動を取りたくなるのは理解できる

結果論だが、長男だけ本が欲しいとなった時に、私が全額支払って息子たち三人に
プレゼントする、ってのが一番納まりが良かったように思える

かなりキツく長男を叱った後だけに、父親としてとてもカッコ悪かった

長男と話し合うために二階へ行った


父  「本屋でお父さんから 『300円分の図書券を払え』 って云われたから、

    弟たちにも同じことを云っても大丈夫だと思ったんか?」

長男 「.....うん......」

父  「そうか、そうやったんやな

    それじゃ、お前は悪くないな

    なのにお父さんから叱られて『なんで?』って思ったんか?」

長男 「.....うん、そうや......」

父  「お父さんが間違えとった、すまん、悪かったな」

長男 「................」

父  「そこでや、お前が払った分をお父さんが払って、お父さんが本を買ったこと

    にして、兄弟みんなで仲良く本を見るってのはどうや?」

長男 「うん、それがいい」

父  「そうか、ほれ、300円取っとけ

    あぁー、これでスッキリしたよな、ホンマにゴメンな!」

長男 「................」

父  「.....ん?.......」

長男 「................」

父  「なんや、まだ何かあるんか? 云いたいことあるんやったら云ってみぃ」

長男 「.....65円.....足らない」

父  「エッ!?...... 消費税 !? 」


今宵はこれまでにしとうございます





p.s.1枚目写真は、テフェ・グリーン
  2枚目写真は、家の庭
  3枚目写真は、庭のラベンダー

  庭の芝生がなかなか綺麗に育たない

  妻が以前から芝生の手入れをしているのだが、テレビなどで紹介されるような
  一面に生え揃った新緑の綺麗な芝生にはならない

  どうしても芝の長さが一様にならず、デコボコになってしまう
  加えて、芝の密度が少ない部分は地面の茶色が目立ってしまって、色彩的にも
  緑一色とはならない

  そう思うと、普段から庭の芝生が綺麗な家庭は、凄い努力をされていると思う

  外国では、その家の家庭環境を判断する際に
  『先ず、その家の芝生を見ろ』 というのがあるらしい

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