大学の頃にダイビングショップでバイトをしながら、スクーバダイビングを続けていたことも
あって、海の素晴らしさを是非、息子たちに教えてやりたいと常々思っていた
いきなりタンクなどの重器材を持ち込んでのスクーバダイビングよりも、マスク・フィン・
シュノーケルの、いわゆる3点セットでお手軽に楽しめるシュノーケリングから始めた
7月に入って近場も海開きが始まり、早速三浦半島の数か所で練習を始めた
予め息子たちのマスク・フィン・シュノーケルを買い揃えておいた
初めてのシュノーケリングだった息子たちだが、小6の長男と小4の次男は足の着かない
深いところでも平気に泳いで行って、ほとんど手が掛からなかった
小2の三男は、足の届かない深いところは怖いらしく、私の背中に親子バッタのように
乗っかって一緒に泳いでいた
7月の週末3回を練習にあて、ついに今週末、関東でも屈指のシュノーケリングポイント
である伊豆半島の最南端、中木から渡し舟で行くヒリゾ浜に向かった
抜群の透明度、魚の豊富さ、地形のダイナミックさ、どれをとっても満足のいく
ポイントだった
特に魚については、普段映像や写真などでしか見られない熱帯魚が、数種類であったが
実際に目の前を泳いでいた
水中カメラを持っていないので、あの光景をカメラに収めることが出来なかったことが
残念だった
息子たちはと云うと、浜に着くや自分たちでフィンを履いて海へと飛び込んで行った
長男はタコを見つけて、墨を吐かれながらも素手で捕まえていた
次男は食パンを片手に熱帯魚に餌付けして楽しんでいた
三男はウツボを見つけて、こっちに来いと叫んでいた
関東屈指のシュノーケリングポイントを息子たちは楽しむことが出来るか、最初は
少々不安だったが、それは私の取り越し苦労だった
妻も、本島で熱帯魚が見られるところがあるなんて、と驚きながらすっかり息子たちと
一緒になってシュノーケリングを楽しんでいた
その後は、思い思いの楽しみ方でヒリゾ浜を楽しんだ
捕まえたタコを、三男が手にしながら訊いてきた
三男 「ねぇ、これって食べられるの?」
父 「あぁ、内臓と足先は食べない方がいいけど、それ以外は食べられるで」
三男 「ふ~ん......」
父 「おっ、おまえ! 本当にココで食べるんかい!!」
三男はタコの足にカブリついていた
今宵はこれまでにしとうございます
p.s.1~3枚目の写真は、ヒリゾ浜でのスナップ
普段映像や写真などでしか見られない熱帯魚が、自分の泳いでいる目の前で
見られるのがとても嬉しかったらしく、息子たちと妻が興奮していた
興奮し過ぎたのか、長男はウツボを捕まえようとして、逆に手を噛まれた
「ウツボは歯が鋭く噛まれたら大変なことになるぞ」って最初に云っていたのに
幸い大したケガにならなかったが、長男には後で注意しておいた
少し沖に行くと潮の流れが速く、大人でも少し焦るくらいの潮の流れだった
監視艇のお兄さんがマイクで注意をしてきた
その時は、私は次男と三男と一緒に泳いでいたので、二人を両手で引っ張りつつ
潮の流れに逆らいながら、必死で浜に向かって泳いだ
無事に浜に泳ぎ着いたが、正直、ちょっと危なかった
次男と三男も、海の怖さを知ったみたいだった
1日で海の素晴らしさと怖さを同時に味わった息子たちだったが、浜を後にして
「メチャクチャ、おもしろかった!」と云っていた
帰りの車の中では、すっかり疲れ果てたのか息子たちは全員熟睡していた
となりで、大きな口をポッカリ開けて妻も爆睡していた
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