日本散策記

色んなところ行きたいね。

徳井神社

2012年07月18日 | 神社
神戸には「箒の宮」と呼ばれる神社があります。


JR六甲道駅を降りて東に向かうと見えてきます

「箒の宮」こと徳井神社

社殿

「箒の宮」の由来となった境内社の八幡神社

境内に鎮座する廣目稲荷神社

徳井神社 兵庫県神戸市
祭神: 第十五代應神天皇(品陀和気命)、境内社・八幡神社:神功皇后(息長帯比売命)、廣目稲荷神社:宇迦之御魂神

神戸にある徳井神社です。昭和36年に社名を変更するまでは「応神天皇神社」と呼ばれていました。
古来、徳井の地には八幡三社というのが祀られて居ましたが、応神天皇神社は上宮、そして八幡神社は中宮にあたります。
八幡神社が徳井神社境内に遷座したのは明治44年のことです。
さて、「箒の宮」という名称ですが、八幡神社に由来します。御祭神である神功皇后は三韓征討が終わり、凱旋の途次にこの徳井の地で祭典を斎行されたそうです。その神功皇后はお腹に子供(応神天皇)を孕んだ状態で三韓討伐に向かっており、その為安産や子授けの御神徳があるとされています。
徳井神社では安産祈願の方々に箒を授与して無事に出産できた時には新しい箒を作成して神社に奉納するという珍しい神事を行っており、この事から「箒の宮」の愛称の由来になっています。

徳井神社も神戸にある多くの神社と同じく、阪神・淡路大震災で被害を受けており、再建された八幡神社はコンクリートで出来ていて珍しい社殿になっていました。

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