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ニケとミケ

捨て猫にゃん子2匹と、先輩捨てられ犬チョコの日々の記録

ペット可仮設住宅

2011-03-18 15:58:22 | ペット
                                                   チョコは元気です。

 原発に関しては、まだまだ出口が見えないようですが、地震から一週間。被災した方達も、少し落ち着くとともに、疲れも出てきて、情報や、物資が行き渡るようになれば、逆に、置かれている立場や、先の不安など、精神的に落ち込む事も多くなるのではないでしょうか。

 行方不明者の捜索などは、あの瓦礫の光景を見たら、個人の力などでは到底無理で、自衛隊などの力に頼るしかありません。
 行方不明者の捜索・瓦礫の撤去・水道電気ガスなどのインフラ整備、それらが済んで初めて、住宅建設などの街づくりが始められると思います。随分と長い時間のかかる仕事です。その間被災した人たちの住まいをどうするのか。

 被災地はいまも余震があって、常に体が揺れている状態だといいます。仮設住宅を建設するにも、その敷地を確保するのは大変だと思います。宮城県は1万戸の仮設住宅の建設を要望しているようですが、被災した人、全てが入れるわけではないでしょう。
仕事や色々な事情で、被災地から離れられない人は、止むを得ませんが、安全な地帯で、落ち着いた生活を送りたい(被災地の復興まででもいいのです)という人たちは、各他府県などの住宅に入るのも、良いのではないのかと思います。

 昨日札幌市は、市営住宅を250戸を家賃無料で、1年間貸し出す事を発表しました。共益費と、光熱費は有料ですが、比較的物価も安い札幌ですし、仕事もえり好みさえしなければ、何かかにかは有ります。生活の建て直しなども少し落ち着いて出来るのではないでしょうか。

 北海道も、詳細がハッキリしませんが、たぶん札幌市と同条件だと思うのですが、道営住宅180戸弱を貸し出すようです。札幌市と、小樽・旭川市などにあるようです。道内の各市町村も、募金の募集とともに、被災者の受け入れの検討をホームページで表明しているので、問い合わせればたぶんどこかには、空きがあると思います。北海道内だけでなく、日本中の各自治体が被災者の受け入れに動いています。被災している方はこういう情報に接していない可能性もあります。是非コンタクトできる方は、こういう情報を伝えていただきたいと思います。町が復興すれば、再び舞い戻ればいいのです。今は周りに気兼ねなく、ユックリ過ごせる空間を得る事が大事だと思います。是非問い合わせて、少しでも早く落ち着いた生活を、していただきたいと思います。

 そして受け入れる自治体の方に、お願いしたい事が2つあります。一つは、家財道具などの寄付の募集と、配布です。今回の震災で被災された方達は、津波で、まさに全てをなくされています。布団などの寝具から、鍋、釜、食器棚に食器、洋服に靴、傘、冷蔵庫に洗濯機、ありとあらゆる物がが必要なのです。被災された方達に、いくらの義援金が渡されるのか、分かりませんが、10万や20万で事足りる話ではありません。

 みんな(私もですが)お金の寄付といっても1000円かそこいらではないでしょうか、もっと、もっと寄付したいが、それぞれの生活もあります。ですが、使っていない家財類は各家庭に眠っているはずです。もらい物や引き出物のタオルや毛布、シーツ類、食器類など、あっという間に、被災された方達の生活必需品は揃うはずです。札幌市の場合、リユース広場というところで、市民から搬出された家具などを清掃整備して、安価で市民に提供しています。このリユース広場に、必要な家財類を、市民から持ってきてもらって、配布するなども出来るのではと思います。もちろん他の方法でもいいのですが、なんせ、仕事が増えるとか、煩雑になるなどとは、この一大事に、言ってはほしくありません。してあげようという気持ちがあるか、どうかが問われるのですから。

 そしてもう一つのお願いが、表題のペットも一緒に入居できる住宅の提供です。避難所などでも、小さな犬を抱っこしている、被災者を見かけます。犬にしても、猫にしても、いわゆるペットとして家庭で飼われている小動物は、今は番犬や使役犬、ネズミを取る為の猫などではなく、あくまで愛玩動物、家族の一員であり、心のよりどころになっているというのが、現状です。

 心の支えとなっているそういう愛すべき小動物と、ともに過ごせないとすれば、それは震災の2次被害のような物です。何とか心のよりどころを持てる生活が出来るように、ペットと一緒に入居できる住宅を、作っていただきたいと思います。

 中越地震の際には、長岡の公営住宅にペットも入居できるようにしたそうですし、阪神地震の際にも同じような措置がとられたようです。是非、各自治体には柔軟な措置として、弱者(被災者はもちろんですが、ペットなどの小動物)を守るという見地から
ご高配をお願いしたいと思います。

                   
                  ニケの寝相もすごいが、妻の足も・・・・。
コメント (2)
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