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ニケとミケ

捨て猫にゃん子2匹と、先輩捨てられ犬チョコの日々の記録

商売

2011-03-01 21:59:24 | ペット
                    

 
 朝起きると、気分爽快。昨夜の頭痛や体の熱っぽさも、どこかに行ってしまいました。やはり、しっかり眠ると、疲労が取れる感じです。ニケとみかんも、昨夜から今朝まで、大人しくしていてくれて、猫は猫なりに、気を使ってくれたのかもしれません。ニケとみかんに感謝です。

 さて、最近は仕事の方が忙しくなってきて、昨年から比べると、随分といい感じです。半年先の状況がどうなっているのか・・・業界通の人の話では、我家に風が向いてきているとのことで、苦しくても夏位までは我慢して、様子を見るように進言されました。色々、動こうと思っていたのですが、もう暫く様子見が良いようです。

 商売は、なかなか難しいですね。私自身何度か転職しています。どの仕事にも共通しているのは、お客様のニーズにあった商品は売れる。という当たり前の事です。ですが、そのお客様のニーズがどこにあるのか?そこを探す。そこを知る。それが難しいんですね。

 私はサラリーマンを辞めて、食堂を開店したのですが、路地裏の小さな店で、売り物になるメニューも無い(なんせ半年前まで素人ですから・・・)、とどのつまり、開店何日かは友人たちでにぎわったが、その後は閑古鳥。閉店は時間の問題、という感じでした。

 たまたま、巡回に来た交番のおまわりさんに、交番への出前を頼まれ、それが、その後の19年の営業に続くわけですが、つまり、店売りというニーズは無かったのですが、出前というニーズはあったわけです。そこでニーズを見つけられた、(というか、ニーズに会わせてもらったという感じです)ニーズがあったので、商売として成り立つったのでした。

 どの仕事にも、たぶん隙間があると思います。つまり、大手が手を出すのには、コストがかかリすぎて、手が出せない分野です。お客様の痒いところを、掻いてあげる様な、そういう細かい、たいして利益の出ないような仕事です。固定経費をかけなければ、充分に食べていけるのではないかと思います。テナント代に、人件費、固定資産税等、この部分がかから無ければ、奥さんと二人(あと、子供2人分くらいかな)くらいは食べていけると思います。見栄を張らない、分相応の経費でやることが大事です。

 なにせ、店主自ら動かなければ、こういう隙間産業は成功しません。そして、長続きさせるには、手を広げない事です。何度か誘惑がくるのです。忙しくなって、お客さんや、出入り業者から、店舗の拡大や、従業員の増員やらのアドバイスを頂くわけです。ですが、商売は水物、浮き沈みがあります。栄枯盛衰、いつまでも上り調子になんか行かないんです。ですから、忙しくても、じっと、やり過ごすと、本当に長い付き合いになるお客さんが残ってくれて、経営的には安定してきます。

 なにせ、商売がいいということになると、柳の下の泥鰌を狙う人が次々出てきます。しかも、後発の業者は、先行する業者に打ち勝つために、より良いサービスを携えて参入してきます。だから、商売は栄枯盛衰。油断はしていられません。

 実際、同じような仕事をしていた人も、テレビなどで取り上げられ、忙しくなって、店舗を拡大して、最後は・・・夜逃げしました。

 人に迷惑をかけない。そのためにも、他山の石としなければなりません。

                    
コメント
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