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散歩記録(2022/12/10)

2022-12-10 23:50:26 | 日記
本日の散歩ルートは以下の通り。

ルート:鎌倉駅~鎌倉市観光総合案内所~名越切通(まんだら堂やぐら群、お猿畠の大切岸、パノラマ台)~水道山展望台~特養老人ホーム逗子ホームせせらぎ(池子石の石切場跡)~神武寺~鷹取山(親不知、子不知、展望台、仏像壁画群)~摩崖仏~がらめきの切通し~京急田浦駅

9:55頃、JRの鎌倉駅へ到着。

まずは駅に併設されている「鎌倉市観光総合案内所」を訪ねました。
ここで配布されている「歴まちカード」を入手。
「歴まちカード」とは、歴史のある町を対象に、
「歴まち認定都市」の象徴的な風景写真と歴史まちづくり情報を載せた、
名刺サイズのパンフレットです。
2021年8月1日の散歩で小田原市を訪れた際にも、
マンホールカードと一緒に入手しています。

今回、鎌倉市での用事はこれだけ。
次の目的地は逗子市にあります。

南東方向、直線距離約1.8km先へ移動。
逗子市へと入り、
10:30少し過ぎ頃、「名越切通」の「小坪階段口」へ到着。

「名越切通」は、鎌倉時代に尾根を堀り割って、
現在の鎌倉から逗子方面へ切り開いた道で、
国の史跡に指定されています。

10:40頃、「名越切通」の「第1切通」へ到着。

映えスポットなのか、写真撮影する人が居座っていて、
写真を撮るのに少し時間がかかりました。

その数分後、切通路に隣接する「まんだら堂やぐら群」へ到着。

景観保存の点から期間限定公開される場所です。
令和4年は10月22日から12月12日までの公開となります。

ここで言う「やぐら」とは、崖に四角い横穴を掘って、
内部に納骨や供養を目的とした石塔を建てるという施設です。
ここのやぐら群は重なって多段に掘られています。

切通路を進むと、二基の石廟が設置されている場所がありました。

鎌倉市の指定文化財のようです。

11:05頃、切通路の途中にある「お猿畠の大切岸」へ到着。

「切岸」とは人工的に造られた崖の事です。
高さ3~10mの人工的な崖が約800mに渡って連なっています。
以前は、鎌倉幕府が三浦一族からの攻撃に備えるために築いたとされていましたが、
近年の発掘調査で、建築・土木用に板状の石材を大量に切り出した結果、
切岸のような景観になった「石切り場の跡」であると判明したそうです。

この「お猿畠の大切岸」は上にも道が通っているため、
切通路から外れて、崖上へ上ってみました。

僅かに、丘陵の向こうに水平線が見えました。
写真撮影後、道を戻って再びを切通路を進みます。

11:15頃、切通路に隣接する「パノラマ台」へ向かいました。

数分後に到着。

逗子の街並み、相模湾、遠くには富士山も見えました。

11:20少し過ぎ頃、切通路の「ハイランド口」から出て、
市街地へ、、、向かう前に、付近にある「水道山展望台」を目指します。
11:25頃に到着。

山頂には水道局の浄水場があって、その手前が広場になっています。
「浄明寺緑地・鎌倉市子ども自然ふれあいの森」の中にある施設のようです。

東方向、直線距離約3.0km先へ移動。

移動途中、「湘南クッキー」の自動販売機を見かけました。

クリスマス仕様のクッキー詰め合わせが300円で売られていたので購入してみました。

目的地に近づくと、気になる張り紙を目にしました。

目的地の先は、「神武寺」への裏参道もあるのですが、
どうやら通行止めのよう?
一先ずは、そのまま目的地を目指します。

12:45頃、「特養老人ホーム逗子ホームせせらぎ」の前へ到着。

こちらの敷地内にある「池子石の石切場跡」を拝む事が目的でした。
その前に、敷地前に咲いていた「皇帝ダリア」を写真撮影。

その後、注意書きにあった通り施設の方に声をかけ、
立ち入り許可をいただきました。

敷地内の目的地を目指していると、施設外の脇道(裏参道)を往来している人がいました。
向こう側から降りて来た人の話では、
どうやら形式的に封鎖はしているものの、
危険度は低いようで「足元に気を付けて行けば大丈夫」らしいです。
石切場跡を見た後でそちらへ進む予定だったので、
予定を変更しなくて済みそうです。


施設は意外に広く、12:50少し過ぎ頃に「池子石の石切場跡」へ到着。

逗子市の池子地区で産出されるので「池子石」と呼ばれるのでしょうか。
石質は凝灰岩のようでした。
この石切り場は昭和初期まで使われていたそうです。
壁に「ふりむけば うしろにもをり みちをしへ」という句が彫られていました。

石切り場跡の見学を終えた後は、当初の予定通り、
神武寺の裏参道を進みます。
南南東、直線距離約470m先へ移動。

参道入口付近にも石切り場の跡がありました。
やがて立ち入り禁止のテープが現れましたが、
テープを潜って先へ進みます。

途中、倒木も見かけましたが、
道を塞ぐようなものではありませんでした。
特に危険を感じるような事もなく、13:15頃には表参道に合流しました。

すぐそこは「神武寺」ですが、
表参道との合流地点付近に「こんぴら山やぐら群」へ向かう脇道があったので、
寄り道してみました。

やぐら内部にあった石塔などは「神武寺」へと移されたようで、
現在は中に何もありませんでした。

13:20少し過ぎ頃、「神武寺」へ到着。


神武寺の薬師堂の脇から「鷹取山」へ向かうハイキングコースが続いていました。
東北東方向、直線距離約610m先へ移動。

途中、足場の悪い場所や鎖場などもあり少し難儀しました。


14:00頃、「鷹取山」へ到着。

標高139m。
昭和初期まで石切り場として採掘が行われていたため、
あちらこちらに切り立った崖が出来ています。
写真の崖は通称「親不知(おやしらず)」と言うそうです。
「親不知」の向かいには「子不知(こしらず)」という通称の小さい崖もあります。

これらの崖はクライミングの練習場所として重宝されているようで、
多数の人が集まっていました。
ただし、ここは事前申請したうえで許可された人しか利用出来ないようです。
許可を得るためには、事前の講習受講や協会への登録が必要との事でした。
崖の石質は凝灰岩で脆いため、安全確保が必須のようです。

「親不知」には展望台が設置されていたので上ってみました。


隣接する「鷹取山公園」で休憩していると、そこへ救急車が坂を昇って来ました。
小耳に挟んだ話では、許可されていない場所でクライミングしていた人が滑落したようです。
タンカで運ばれているのを目にしましたが、幸い命に別状は無さそうでした。

公園での休憩後、救急車が上って来た坂を少し下って、
途中から「鷹取山仏像壁画群」のある脇道へと進みました。

14:30頃到着。

そのまま脇道を進むと、山頂周辺をぐるりと周回出来そうな感じだったので、
道なりに進んでみました。
途中、別の場所でも崖に彫刻された仏像を目にしました。


「親不知」「子不知」の他にもクライミング出来そうな崖もありましたが、
原則としてはこの二箇所のみ利用出来るようです。

14:45頃、再び山頂付近へ戻って来ました。
改めて、「子不知」の脇の小路へと進みます。

北東方向、直線距離約161m先へ移動。

追浜方面と京急田浦方面との分岐を、
「摩崖仏・追浜駅」と案内のある方へ進み、
15:00頃、「摩崖仏」に到着。

昭和40年(西暦1965年)頃に制作された弥勒菩薩像です。
高さは約8mとの事。
この場所から追浜駅方面に向かう道が続いるとの事でしたが、
封鎖されているようだったので、先ほどの分岐点へ戻ります。
(元々、余力があれば京急田浦駅方面へ向かう予定でコースを考えていました)

分岐まで戻り、東方向、直線距離約1.0km先へ移動。

途中、三浦半島の名木50選の「スダジイ」を見かけました。

案内板などは特にありませんでした。

そのまま進んでいると途中から舗装道になりました。

分岐では「浜見台」と書かれている方へ進み、
15:45少し過ぎ頃、「がらめきの切通し」へ到着。

かつての「浦賀道」という古道にあった切通しで、
「がらめき」の由来ははっきりしないそうです。
(古語で、がらがらと鳴りひびく事を「がらめく」と言うので、そこから付けられたか?)
切り通しのある地点が分岐になっていて、
京急田浦駅へ向かう場合は切り通しを抜けるようだったので、
案内に「船越」と書かれている方へ進みます。
分岐のもう一方は、浜見台を経由して追浜方面に向かうルートのようです。


南方向、直線距離約480m先へ移動。
15:55少し過ぎ頃、ハイキングコースを抜けて国道16号線へと出ました。

16:00頃、京急田浦駅へ到着。
本日の散歩は以上です。

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