危機管理情報センター

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北朝鮮工作員が日本国内の原子力発電所や石油コンビナートを爆破?「悪夢のシナリオ」

2010-10-04 | 危機管理情報
小沢一郎氏の夕刊フジ連載『剛腕コラム』第132回(2003年4月4日)より引用します。

http://www.ozawa-ichiro.jp/massmedia/fuji/2003/fuji132.htm

最近、日本は初めて情報収集衛星を打ち上げただけでなく、弾道ミサイル迎撃システムの導入なども検討しているが、重要なのはそんなテクニカルな問題ではない。国家として、日本人として、血を流してでも不正な独裁者と断固戦い、国家や家族を守り抜くという覚悟があるか否かという問題なのだ。

北朝鮮のミサイルによる危機が叫ばれているが、それ以上に現実的で危機的なのは、北朝鮮工作員による日本国内でのテロである。

悪夢のシナリオを解説すると、北朝鮮工作員が日本国内にある原子力発電所や石油コンビナート、新幹線などを爆破して、日本を機能停止状態に追い込む。その上で、金正日総書記が「これ以上、米国に協力したら徹底的にやる。米国に協力しなければ侵略しない」などと脅してきたら、どうするのか。

バカな平和主義者たちは即刻降参するだろうが、あくまで米国頼りで、自国で何とかしようという意思などない小泉・自民党政権も「侵略されないなら」と米国への協力をあっさり止めて、北朝鮮の日米分離作戦にまんまと乗り、国内の米軍基地の使用をストップする可能性がないともいえない。

キーワード 北朝鮮 工作員 テロ 石油コンビナート 原子力発電所 爆破

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このコラムは小沢氏の自由党党首時代に書かれたものですが、当時の小沢氏がこのような危機意識を抱いていたことは注目されます。原子力発電所や石油コンビナートを爆破するには、詳細な設計図も必要でしょう。これらの設計図が北朝鮮に筒抜けになっているという事態も危惧されるところです。「悪夢のシナリオ」の準備が私たちの知らないところで着々と進められているということはないのでしょうか?


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