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クレヨン社はどこ行った?

…とりあえず、ここへ引っ越してきました。
  

「神様の庭~再会~×アーヤと魔女」和歌乃×ジブリ

2025-07-06 14:54:08 | youtube

https://youtu.be/I_HKPbhjDJI

前回の「君死に給うことなかれ」に続き、無敵のシンガーソングライター和歌乃さんより「神様の庭~再会~」の音源制作を依頼されました。
前回よりだいぶスムーズに制作が進んだので、今回もこの楽曲に勝手に動画をつけてyoutubeにアップしてみました。
スタジオジブリでは「常識の範囲でご自由に」と画像を提供してくれているので「アーヤと魔女」からの場面写真を拝借しました。

さて、3年前、teacupブログ閉鎖に伴い、このgooブログに引っ越してきたのですが、今年の秋ごろ、なんとgooブログも閉鎖しちまうとの知らせが届きました。
ほんとに、めったに更新しないブログなので、このままフェードアウトしちまおうかとも思ったんだけど、クレヨン社ホームページ時代からのコンテンツ置き場がなくなるのも淋しいので、ぼちぼち引っ越すようにしたいと思ってはいます。


「君、死にたまふことなかれーDear you, I sincerely hope you never die.ー 」by 和歌乃

2024-12-21 16:13:01 | youtube

https://youtu.be/c32wMyM0sL0?si=favD6snQx9njmlfr

このたび「和歌乃」と称する無敵のシンガーソングライターから音源制作の依頼を受けました。
かなりぶっ飛んだ曲でどこから手をつけていいかわからなかったんだけど、本人の唯一の要望である「第九っぽく」を頼りに二楽章のモチーフを展開してなんとかオケを作ってみました。
そして今度は歌入れの段階になって、またさらにぶっ飛びました。歌も歌詞も牧歌的なのに、壊滅的な破壊力のシャウトをぶち込んできたからです。
私はこの和歌乃さんのパワーに畏怖の念さえ沸き起こり、さらになんだかんだ思うところがあって、勝手に自ら動画を作って「加藤秀樹チャンネル」から発信することにしました。
「なんだかんだ思うところ」というのは、数年前「希死念慮」という言葉を耳にしたからです。
希死念慮とは自殺願望のように強いものではなく、なんとなく消えたい、いなくなりたいという、漠然とした気持ちなんだけど、ふとしたきっかけで「実行」に移す人も多いという。
そんな希死念慮を根底から払拭できるパワーをこの楽曲は秘めていると信じています。

現在、この動画は権利関係が絡んでいるので、しばらく限定公開にして、過疎ってるこのブログからしかリンクできないようにしてあります。動画見れた方はラッキーです。


【星めぐりのうた/宮沢賢治】【歌/小西浩子】

2022-09-23 13:11:44 | youtube

 

このyoutubeでお馴染みのバイオリニスト小西浩子さんが歌を歌いました。
さすがはバイオリニストです。ピッチがいいです。
お聞きのように気品高く癒されるソプラノです。

前回の「風の時代」の収録のとき、小西さんが宮沢賢治の世界観を大変気に入ってることを知りました。
私も賢治ファンなので話が盛り上がり「今度は歌を録ってみようか」という話になり、なんだかんだと間が空きましたが、このたび動画を完成することができました。

現在スタジオジブリでは「常識の範囲内でご自由にお使いください」と、鈴木プロデューサーが場面写真を公開してくれてます。

空からシータがゆっくりと降ってくシーンで「星めぐりのうた」が流れてしまうのは私だけでしょうか?
というわけで今回は、ありがたく、迷わず「ラピュタ」より6枚の画像を使わせていただきました。


カッコつけたいだけ

2021-11-27 13:41:00 | youtube

この動画を見た人の中には、こう思った人もいるでしょう。
「クレヨン社のネタが尽きたのかな?」
まあ…
そうかも知れませんが…
そうではありません。
また新たな音源が発掘されるかも知れないし、小西さんのように誰かがカバーしてくれるかも知れません。
ひょっとすると、今回のクラウドファンディングのように柳沼が新たに歌うかも知れません。

そういえば、散々お待たせしたクラウドファンディングの返礼品がやっと届いたという噂を耳にしました。
クレヨン社の二人にも当然タダで送ってくれるだろうと、たかをくくってたんだけど、一向に届きません。
これを読んだ担当者は、何かと気を利かせてくれるものと信じてます。

というわけで、返礼品の中身というか評判が気になります。
中身はちゃんとそろってましたか?
CDはちゃんと聞こえてました?
で?ぶっちゃけどうでした?
もしよかったら、コメント欄にコメントしてくれるとありがたいです。
拍手をしてからコメントをくれれば、公開されず、オレと柳沼だけが読むことできます。
よろしくね。

 


風の時代 strings

2021-10-03 13:12:00 | youtube

前回の動画「ユーラシアの風」では、力強い演奏を披露してくれた小西浩子さんでしたが、今回の「風の時代」は、歌詞を歌うように情感豊かに演奏してくれています。

こうして小西さんが演奏を重ねるたびに、かつての表現力の幅の広さを着実に取り戻してるのがわかります。

「風の時代」の収録後、僕と小西さんの会話の中で、お互い深く共感できたのが「歌詞があのころより、今の方が胸に突き刺さる」ということでした。

あのころとは、共にライブ活動を続けていた90年代(偶然発掘した秘蔵VTR#01~#10のころ)クレヨン社の二人も、小西さんたちサポートメンバーも、まさに「追い風受けて駆け抜けて」そして「心で汗を流して」いたころです。

いまこうしてセルフカバーをすることで、また新たな楽曲に出会えたような気持になっています。

 


ツィゴイネルワイゼン

2021-09-27 09:30:00 | youtube

この動画の圧巻は当然ながら、ヴァイオリン小西浩子の超絶技巧と大胆な弾きっぷりです。

しかし残念なのが、鋳物楽器第2号を操る立岩潤三と、ギターの廻大輔の姿がほとんど見えてないことです。

そしてもうひとつ残念なのが鋳物楽器第2号の音がうまく拾えてないことです。
この楽器はバケツに湯玉(溶けた鉄を流し込むときに零れ落ちた鉄の玉)をぶち込んで2本の鉄杭で突きまくるというシンプルすぎる代物ですが、立岩くんのテクニックがすばらしい。
8ビートのハイハット音を中心に、リムショットや各種パーカッションの音をブリキのバケツから繊細に叩き出してました。
けど、イマイチ音量が足りなかった(材質上の問題?)

ギターの廻くんも姿は見えないけど音は良く聞こえてましたね。
渋くてカッコいい音と演奏、まさにツィゴイネル。ジプシー魂です。

ここでせっかくなので、鋳物楽器第2号の考案者、彫刻家長谷川善一氏の鋳物楽器第1号の雄姿を披露したかったんだけど、良く撮れてる画像が見つからなかったのと、今は分解して倉庫に眠ってるらしいので、その原型となる巨大鋳物彫刻作品を披露いたします。

作品名は「くろがね号の行方」キューポラのある街、川口の未来がテーマだそうです。
前列左から二人目が作者の長谷川善一氏です。
かつてはこんなふうに花見の季節になると、ミュージシャンや役者が彼の作品に集って宴会で盛り上がったものです。
来年は花見やりたいなぁ…

この作品は川口駅西口から徒歩3分、川口西公園内にそびえ立っています。
これは楽器じゃないので叩いちゃダメです。

…全然関係ないけど、オレの隣でメイド服着てる野口千鶴というおばさんは、現在福岡の久留米でラッキーラビットというクレープ屋をやってます。
これを見て来たと言えばなんかおまけしてくれます。たぶん。
https://twitter.com/luckyra48319428

 


発掘!秘蔵VTR#08~

2021-09-13 04:16:00 | youtube



今回掘り当てたのは1998年10月17日の渋谷eggmanライブです。
このライブは珍しく2部構成で、前半はアコースティック系でしっとりとしたステージ、後半はサポートメンバーが入れ替わりバンドサウンド系で盛り上げるという贅沢なステージでした。

今回は前半のアコースティック系が発掘された模様なので、何曲か動画で紹介させていただきますが、アコースティックを意識した照明なのか、まあ、ステージが暗いです。

ステージ左奥で何やら動いている人影は、ダフという民族楽器を演奏する立岩潤三、ステージ右奥で動いてる人影の二人は、チェロの山岸くみ子さん、ヴァイオリンの小西浩子さんです。

 


発掘!秘蔵VTR #07

2021-09-06 10:42:00 | youtube



秘蔵VTRの公開は#01~#06で終了の予定だったんだけど、こんな映像でも公開を待ち望んでるファンが一定数いることがわかりました。ありがたいことです。

というわけで柳沼と協議の結果、毒を喰らわば精神で出せるものは出していこうという方針に決まりました。

今回の映像は96年7月の渋谷TAKE OFF 7のライブ映像です。
サポートメンバーは、Drums 立岩潤三 Bass 関根宜幸 Guiter 廻大輔 Violin 小西浩子

今後もこんなふうに、柳沼セレクト、加藤編集で動画がアップされる予定です。

まあ、そこそこご期待ください。 

 


発掘!秘蔵VTR #01~#06

2021-07-27 10:41:00 | youtube

柳沼家から二十数年前の秘蔵VTRが見つかりました!

前回Violinist小西浩子さんの記事を書くにあたって、小西さんの画像がないか柳沼に尋ねたところ「画像はないけどビデオならあるかも」と探してくれたのが今回の映像です。

本人も存在にすら気づいてなかったそのVTRは、家庭用テープ式カメラの据え置き映像につき、画質も音質も人前に出せるような代物ではありませんが、古き良き時代の縁起物としてご覧いただければ幸いです。

今後も気が向けば、こんなふうに切り抜きライブ動画をアップする予定です。
あまり期待せずにどうぞお楽しみに。

 

 


諦めない勇気 Violinist小西浩子

2021-06-11 06:42:00 | youtube



今回の記事は、クレヨン社の加藤秀樹として、そして擦弦楽器を弾くものの端くれの立場として書かせていただきます。

小西浩子さんがヴァイオリンを始めたのは3歳。その後、東京音楽大学に入学、卒業後はオーケストラ、室内楽、ソロ等で演奏活動を続けていました。

そのころクレヨン社では、突然柳沼が、小編成のバンドをサポートにライブをやりたいと言い出しました。1996年のことです。

私はライブのサポートメンバーの構成に悩みました。
それまでクレヨン社はホールを中心に、弦楽四重奏を迎え入れたライブを行ってきましたが、小編成のライブハウスのステージでは、弦楽器奏者4人分のスペースの確保が難しかったからです。

そこでソロヴァイオリニストとして迎え入れたのが小西浩子さんでした。
彼女は、演奏もキャラクターも、ソリストとしての華やかさを持ち合わせているヴァイオリニストだったからです。

小西さんは、今までとフィールドが違うバンドサウンドにもすぐになじんで、会場を沸かせてくれました。
持ち前の明るい性格もあって、柳沼からもサポートメンバーからも慕われていました。



4年に渡るクレヨン社とのライブ活動後も、彼女はサポートメンバーの主宰するアラブ古典音楽バンドに参加したり、自らが主宰するコスモスカルテットなどで幅広く活動を続けていました。

時は流れ、彼女もクレヨン社もそれぞれの活動を続けていたころ、思いもよらぬ、悲しい知らせが届きました。

小西浩子が、突然、脳血管障害の病を発症してしまったというのです。

幸い命に別状はなかったものの、残念ながら日常生活では細かな動きなどに不便を感じる後遺症が残ってしまったとのことでした。

そして、あれほど愛していたヴァイオリンには触れることはおろか、ケースを開ける気持ちにもなれなくなってしまったというのです。
もう以前のように、ヴァイオリンを弾くことができない現実を突きつけられるのが恐ろしかったからと言います。

彼女は断腸の思いで演奏活動を断念し、母親の店を手伝いながらリハビリに専念しました。

店の仕事とリハビリに並行して、彼女は新たな仕事に就くため、保育士試験に挑み、2014年、保育士資格を取得しました。

そして、保育士としての新たなる道を歩み始めた5年後、思わぬ朗報が届きました。

小西浩子が、ささやかながらも演奏活動を再開したというのです。

私は高鳴る胸を押さえて彼女に会いに行きました。
あるレストランで、ピアノと共に生演奏を披露するステージでした。
ランチタイムのBGMなので、技巧的な曲の演奏はありませんでしたが、かつての彼女らしいピッチ感、耳の良さに、小西浩子の健在ぶりを目の当たりにし、私は涙が止まりませんでした。

レストランでの演奏を聴いてから2年後、2021年5月。
柳沼が実に22年ぶりに「いつも心に太陽を 2021」を歌ってくれるチャンスが訪れました。

私はこれを機会に、小西さんに「いつも心に太陽を 2021」のソロヴァイオリン演奏をお願いしてみてました。
彼女は快く引き受けてくれました。

収録日、マイクを通した小西浩子のヴァイオリンを聴いた私は、我が耳を疑うほど感激しました。
レストランでの演奏から、劇的に音色が進化していたからです。

そして、同じ日、彼女に演奏してもらったもうひとつの楽曲が、この、4本のヴァイオリンで奏でた「ユーラシアの風 2021」です。 



弓を使って奏でるヴァイオリンのような擦弦楽器は、ピアノやギターのように、鍵盤やフレットを押さえれば正確な音程が出せるという楽器ではありません。

自身と周囲の音を聴いて最適な音程を探りながら演奏するのが擦弦楽器なのです。
さらに両腕をしなやかに使って、繊細かつ大胆なビブラートやアーティキュレーションを表現しなければなりません。

発症当時の小西浩子は、ヴァイオリニストとしてのセンスも、音程を正確に聞き分ける耳も全く変わらないのに、我が身に起きた思いもよらぬ突然の病によって、しなやかな表現を奪われてしまっていました。

当時の彼女の気持ちは察するに余りあります。

しかし、発症後の小西浩子は、日々の生活すべてがリハビリとなり、決して諦めない勇気で、奪われた表現力を奪い返し、発症13年めに、このような素晴らしい演奏動画を残すことができたのです。

諦めない勇気 Violinist小西浩子。
彼女は、聴く人々に生きる勇気を与えられる演奏家です。


いつも心に太陽を2021

2021-06-03 06:41:00 | youtube

昨年は、過去に制作した動画や音源を引っ張り出してyoutubeにアップすること繰り返していましたが、どうしてもアップすることのできない音源と動画がありました。

それは私の映像制作の原点とも呼べる作品「いつも心に太陽を」のPVでした。

なぜクレヨン社が自分たちの曲をアップできないのかというと、音源の原盤権を当時所属していた事務所(ホリプロ)が、今も持っているからでした。

それなら我々が新たに原盤を作ってしまおうと、思いついたのが今回の「いつも心に太陽を2021」プロジェクトです。

なぜ急にこのプロジェクトを思いついたかいうと、前回のブログの記事「2021年、柳沼、歌う!」でも書いたように、返礼品CDに収める金子みすゞの歌詞の間違いに気づいた柳沼が、なんと14年ぶりに自らマイクに立ってくれたからでした。

もう柳沼は二度と歌ってくれないと思っていた私は感激して「ついでにこれも歌ってくれ!これが最後だ!」と、全身全霊を込めて柳沼に拝み倒して完成させたのがこの「いつも心に太陽を2021」の動画です。

相方の私が言うのもなんですが今回の「いつも心に太陽を2021」の柳沼の歌は実に良いです。
3rdアルバムの歌を聴いてる人は一目瞭然かと思いますが、今回の歌は言葉を丁寧に紡ぐように歌ってくれてて、以前より歌詞が神々しく心に響いてくるのです。
期せずして、人は歳月を重ねると、発信力に包容力が加わることを実感できる楽曲に仕上がったようです。

歌に合わせてサウンドとアレンジのコンセプトも変えてみました。
バイオリンは、小西浩子さんにお願いしました。当時のクレヨン社ライブのサポートメンバーで、クレヨン社との共演は22年ぶりとなります。

 

 


【短編映画】『NOCTOVISION』【フクイ夢アート2016招待作家作品】

2020-10-23 11:33:00 | youtube


前回の「僕らの終戦」の記事でも書いたように、ここ3か月間、制作順にアップし続けた動画も、この「Noctovision」で一旦終了となります。

今後の映像制作
以前、このブログの記事でも書いたように、ここ数年間は、私の身の回りに起きた諸々の出来事により、すっかり制作意欲をなくしておりました。
しかし、先月偶然新しいカメラのレンズを手に入れることができて、そのレンズの明るさや被写界深度の描写力に心動かされました。
今までは「作品を作る」ことだけに夢中になってたけど、シンプルに「ものを撮る」ということ。レンズや照明やアングルにこだわった静物や人物のディティールの深さを表現してみたいという気持ちが沸いてきました。
近い将来youtubeに新たな世界観の動画をアップできる日が来るかも知れません。 あまり期待せずにどうぞお楽しみに。

作品解説
クレヨン社7thアルバムの収録曲「Noctovision」の歌詞をテーマに制作した映像作品です。 成安造形大学名誉教授の小林はくどう氏による、この作品の解説文を以下に記します。
「時局ドラマ。アメリカと中国の駆逐艦が南沙諸島で偶発的な軍事衝突を起こす。両国の主張が食い違い、事態は核ミサイル発射の危機にまで発展する。双方の弾道ミサイルが本土上空を通過する可能性がある日本は、米中を問わず自衛隊法第八十二条に基づく対処を行うという政府見解を示す。一方で日本政府は北朝鮮から秘密裏に核攻撃の脅しをかけられていた。過去のテロへの対応から鉄の女と評される日本の首相が下した決断は? 究極の選択を迫られた閣僚や官僚たちの葛藤を描く」


なぜ急に動画のアップを始めたか?

2020-10-16 10:25:00 | youtube

なぜ急に動画のアップを始めたか?
3ヶ月ぐらい前から、週一のペースで過去の動画や音源をyoutubeにアップしておりますが、その経緯を説明させていただきます。

父の死
「僕らの終戦」の父の姿を撮影してから2年半後、父は入院先の病院で急に容体を崩して亡くなりました。
ほんとうに急だったので、本人はもちろん家族も死んだ後のことなど少しも考えてはいませんでした。
父の死後、私に課せられた仕事は実家の遺品整理でした。
特に問題だったのが、父が残した膨大な油彩画と水彩画でした。家族として父の作品を処分などということは考えられないことだったからです。

父の作品
そこで父の作品をすべて写真に収め画集を製作し、その後その作品を引き取ってもらうために奔走しました。
自宅と実家を往復しながらのことなので実際大変な作業でしたが、父の人望の厚さからか、手ごろな大きさの作品はほぼ、画塾の生徒さんやかつての教え子、また親戚や知人に引き取っていただきました。
また大きなサイズの作品も公共施設や学校、寺院などに引き取ってもらうことができました。
それでも大きなサイズの難解な抽象画や裸婦画などは、飾るにふさわしい場所がなく、アトリエに残されたままで、まだ遺品整理は終わっていな状況です。

私の病
そんななか、私に再発率が高いと言われる腫瘍が見つかってしまいました。
無事手術は終えたものの、今後再発によって死ぬことがあるかもしれないと思ったとき、頭をよぎったのは父の遺品整理問題でした。
「残された人が処分に困るような作品を残して死んではいけない」ということです。

柳沼を含め私の身近な人へのお知らせ
というわけで、ここのところ続いた動画のアップも、次回の「NOCTOVISION」で一旦終了となる予定です。
今後も作品を作る予定ではいますが「作品は溜め込まず発信する」方針でやっていきます。
そんなわけで、私が死んだらためらうことなくPCやHDDは、さっさと全消去して、とっとと廃棄していただいて結構です。
・・・。
・・・でも、まあ、まだ当分死ぬつもりはないけどね。


【短編映画】『ランチボックス』【富山水辺の映像祭2013審査員特別賞受賞/他】

2020-10-09 15:53:00 | youtube



私は、いわきで生まれ、いわきで育ち、今は川口で暮らしています。
3.11以降、いわき出身の一人として、何かを発信しなければという激しい思いに駆られて作ったのがこの作品です。
 
この作品を映画祭に応募するときは、以下のコメントを添えていました。
 
●私たちは「3.11以前、声高に原発を推進してきた人々」を見てきました。
●そして、私たちは今「3.11以降、にわかに脱原発を声高に叫ぶ人々」を見ています。
●この作品は「3.11以前も以降も、物言わず原発のそばで暮らす人々」を描いています。
 

 


【短編映画】『おまけ』または『おりこうにグリコ』または『蔵』

2020-10-02 17:01:00 | youtube



Shunn先生とおばさんたち
前回公開したドキュメンタリーで、メイキング動画を紹介した本編が今回の「おまけ」です。
ご覧の通りShunn先生の演技は秀逸でした。
私が音楽と映像に関わって学んだことは、歌の表現力と演技の表現力は比例するということです。
単に、歌うまい=演技うまい、じゃないです。あくまで表現力のことです。
というわけで知ってる人は知ってると思うけど、実は柳沼も相当な役者なのです。

タイトル
この作品は3つのバージョンがあってそれぞれ評価が分かれました。
ひとつめはノーカット版の「おまけ」
二つめは映画祭に出品しやすいように20分に短縮した「おりこうにグリコ」
三つめは蔵の中のシーンを中心に編集した「蔵」
今回は(あまり評価が芳しくなかった)おばさん軍団の素人演技をあますところなく入れ込んだノーカット版「おまけ」を、あえて公開させていただきました。

柳沼コレクション
柳沼コレクションとは現在公式サイトに置いてある、柳沼の収集癖を披露してる画像です。
この作品でも冒頭のシーンのNゲージシリーズ、ラストシーンのタイムスリップグリコのシーンで使用させていただきました。
公式サイトのトップページでご案内のように、今後、公式サイトのコンテンツは、このブログに移転して、今までのサイトは閉鎖する予定です。
でも柳沼コレクションは数が多すぎて、引っ越すのが大変なので置いていきます。
見ておきたい方は今のうち見ておいてください。