２４日の「６送会」では、歓喜のあまり何も言えなくなってしまうと思いここに書き留めました。
６年生の皆さん、卒団おめでとうございます。
そして、保護者の皆様には『おめでとう』の言葉と『ありがとうございました』の気持ちでいっぱいです。
たくさん支えていただきました。応団幕は一生大事にし、代々の選手に引継いでいきます。
チームのカラーである「全員サッカー」はこれからも忘れません。
早いもので私がクラッキに係らせていただいたのは、６年前。
１年生から５年生全員で１５人いたらいいぐらいの小さい少年団でした。
今のような大きなチームになるなんて当初は全く思いつきもしませんでした。
しかし、時日は経つのが早いもので、４期生を送り出す日を迎えてしまいました。
今までたくさんの思い出ありがとう。君たちのおかげで本当に指導者をして良かったと思うことができました。
私がコーチとして君たちに教えた事なんて、何もなかった気がします。
逆に今までたくさんのことを君たちから教えてもらい、君たちと共に成長してきました。
そして、サッカーってなんて素晴らしいものだろうと何度も感じることができました。本当に感謝しています。
『シュンスケ』
チームがピンチの時には、みんなに声をかけてチームをひとつにしてくれました。
試合で見せる気持ちの入ったプレイでチームを幾度も救ってくれました。
シュンスケがＧＫからの掛け声は今でも忘れられません。本当に感動をありがとう。
『リョウタ』
リョウタがクラッキに来てくれたおかげで、チームがまたひとつ強くなれました。
見ている人を魅了するスピードはクラッキのサイド攻撃には欠かせない存在でした。
中学に行っても、この武器を忘れず使ってください。
『ソウタ』
６年メンバーで一番遅くに入団し、皆に追いつこうと必死にコーチの言った事を真剣に聞き、チャレンジする姿にいつも頭が下がりました。
努力の甲斐あって最高のサイドバックに成長しましたね。中学に行ってもコーチの言うことをしっかり聞いて頑張ってください。
『ハルト』
ハルトが入団した当初は、兄ちゃんのアツキとは違うタイプだったので期待していましたが
自信のなさからなのか持ち前のズル賢さのプレイはあまり見られなかったけど
６年生大会でのプレイはさすがだと思いました。自信をもってやればチーム一番のプレイヤーだと思うので頑張ってください。
『コウダイ』
優しい性格から試合では厳しいところがあったけど、少しずつですが成長しました。
足元のテクニックも柔らかいドリブルができるようになりました。
最後の６年生大会でのプレイを見て、自信を持ってプレイしている姿に私は嬉しかったです。
『タクミ』
名前のとおり、タクミの技でクラッキの最終ラインをコントロールしてくれました。
コーチの願いはもっともっといい環境の中でサッカーを続けてほしいと思っています。
コーチは親に恵まれず、サッカーを真剣に始めた時期が遅かったので、タクミにはとことんチャレンジしてほしいと思っています。
『ソウマ』
いつも試合を左右してしまうポジションにいたソウマ、ここは本当に難しいところです。
すべてのプレイに係わり、試合を組み立てていく、まさにチームの柱です。
ですが、持ち前の柔らかいテクニックで頑張ってくれました。プレイスタイルがジュンペイに似てきたなと最近よく感じました。
兄ちゃんを追い越す存在になってください。
『ガイ』
『１０番』を背負った、クラッキキャプテンのガイ、キャプテンということもあり、彼に厳しく指導に当たっていました。
その事で、たくさん悩み、つまずいた事でしょう。
それは、ガイには人の前に立って引っ張っていける人間になって欲しいという願いからでした。
父親でありコーチの押川コーチがいる中、よく頑張ってくれました。中学にいっても仲間を引っ張っていく人になってください。
君たちには君たちに与えられた道があります。どんな道かわかりませんが、他の人には歩めないし、自分だけでしか歩めません。
そして二度と引き戻すことができないかけがえのない道です。
これから進む中で険しい道に遭遇し、果たして良いのかどうか迷うこともあるでしょう。
しかし、それは自分だけの道だから、自分の道を休まず歩むことです。
他人の道に心を奪われていても、新しい道は開けてきません。
道を開いていくためには、歩み続けることです。それがたとえ遠回りのみちだとしても。
だから、これからの自分の道をしっかりと一歩一歩踏みしめながら立ち止まることなく歩んでいって欲しいと思います。
ここで私の好きな言葉をご紹介したいと思います。
努力は実力を生み、実力は自信を生む、自信は幸運を呼び、そして幸運は勝利をもたらす
皆さんに共通して言いたい事は、好きなサッカーができていることを幸せに思い、その好きなサッカーが出来ているのは、
両親や監督、コーチのお陰だと感謝する気持ちを忘れないでいてほしいです。
ここで経験したことを忘れず頑張ってください。そして、ずっとサッカーを続けていってください。
６年生の皆さん、夢と感動をありがとう。中学に行っても、時には学校を訪れ、元気な姿を見せて下さい。
そして、また一緒にサッカーをしましょう。
将来、きみたちの成長する姿を楽しみに陰ながら応援していますので、頑張ってください。
クラッキＦＣ 林
