メディカルカバーメイク.com

さまざまな皮膚変色(あざ・母斑・白斑
・しみ等)を化粧品の力を借りることで目立たなくする技術をご紹介する会です。

皮膚の知識・その12

2006-09-17 20:01:48 | スキンケア
サンケア商品についてお伝えしましょう。なんだか季節はずれで、いまさらと言う感じも、当の私自身もしていたりします。とはいえ、秋は日差しがないわけじゃないので、通年をとおして、いつだってOKという気持ちで、前に進みたいとおもいます。そもそもサンケア商品は、「日差しから肌を守る為の商品」と、「日差しを浴びてしまった後の商品」とに別れます。前者はもちろん「日焼け止め」であり、後者はなんと言っても美白商品が代表格ですね。紫外線が肌に与える影響は、美容的にあまり芳しくないということは、既に書いてしまいましたが、日焼け止め商品は、紫外線の害からお肌を守ってくれるのに最適なものといえます。もちろん、日傘を差したり、帽子をかぶったり、手袋をしたり、長袖を着たり・・・・、おうちの中にいても、車の中にいても安全というわけでは決してなく、紫外線防止フィルムを貼ったり、紫外線防止効果のあるカーテンをかけたりと、皆さん大変な気を使い、お金を使い・・・、モロモロ・・フーッという感じですね。紫外線からお肌を守ってくれる商品の効力は、それぞれPA・SPFという2つの表示で見分けます。PAは紫外線A波からお肌を守る力がどのくらいかを示すもので、+の数が多いほど力があり、最大は3つまでで、だいたい2つぐらいの商品が一般的かな。紫外線A波はお肌を老化させる紫外線なので、美容的にはかなり神経を配りたい相手ではありますね。さて紫外線B波は、お肌を赤く炎症させる紫外線で、昔々は、肌から遠ざけるものとして美容的に着目をされていたのはこの紫外線B波だけでした。お肌を紫外線から守る為に、化粧品に配合されるのは、大きく言うと2つのタイプの成分。吸収剤と散乱剤。簡単にいえば吸収剤は、紫外線の力が肌に影響を与える前に、吸収して他のエネルギーに変化させてしまうもの。散乱剤は、紫外線を物理的に跳ね返して、肌への影響を遮断するものということになり、後者の力によって、紫外線から肌を守る商品をノンケミカル商品といい、肌が弱い人や、お子様向けの商品に多くみうけられます。散乱剤は、成分名でいうと酸化チタン・酸化亜鉛・酸化鉄などで、これはファンデーションなどの着色顔料に用いられるものです。
紫外線から肌を守る商品を使うと、肌が白っぽくなってしまうのはこれらの成分の仕業なのですが、今ではそれを避ける為に、微粒子にし、肌色に着色した原料を使ったり、薄片状にして、光を乱反射できるようにして工夫された原料となっている為、使用しても肌が白くなりにくいものも増えています。SPFやPAの数値の高いものは、基本的には、吸収剤と散乱剤をミックスすることで、高い保護のための数値を出しています。

私たち、メディカルカバーメイクは肌の色の悩みを化粧品を使ってカバーすることで、少しでも悩みを軽くしていただけたらという気持ちから生まれた会です。ご相談やご質問、施術会のご予約は、右記のアドレスまでお気軽にどうぞ。covermake@mail.goo.ne.jp
第一回目の施術会は、11月18日に東京の飯田橋にあるボランティアセンターで開催いたします。
9時~17時(全予約制で、当日受付は16時30分まで)



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