亀田興毅選手はテレビ局の強力なバックアップの下、2003年の
プロデビュー前から「亀田3兄弟」の長男として世間に存在が知れ渡った。
フライパンを折り曲げる破天荒なパフォーマンスに、
「メンチを切る」礼を失した態度…。
型破りな行いに賛否両論があったが、
本人は「あの時は無名だったから、名前を売ってなんぼだと思っていた。
注目されなければと思っていた」と自嘲気味に振り返る。
今でも大勢の報道陣に囲まれると挑発的な言葉を使う面は変わらない。
しかし、初対面の人に接したり、一対一で話したりする時などは
謙虚な態度で丁寧に受け答えをする、もう一人の「亀田興毅」がいる。
高校には行かず、中学卒業と同時にボクシングに専念してきた。
世の中の同世代は学生時代を謳歌した者がほとんどだろう。
「ボクシングは無理やり始めさせられたけど、これで飯を食わしてもらっている。
何回か負けても30歳までは現役を続けようと思う」。
目標の3階級制覇へ向け、「悪ガキ」のイメージからも卒業する時期だ。
2009年11月29日 22:13 スポニチ
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そのお兄ちゃんが、今夜、さいたまスーパーアリーナで行われた
世界ボクシングフライ級タイトルマッチ決戦のリングに上がった顔には、
昔のエグさが消えていた。
だから亀田興毅を応援しようと思った。
亀田の負け!と言志堅氏の予想の根拠は 内藤の冷静をさしていたが、
内藤の“無視作戦”は、むしろ彼自身の内心の震えに思えて
内藤は負けると直感していました。
案の定、亀田興毅(23) 内藤大助(35)12回戦で
判定3-0で勝ち、お兄ちゃんが新王者になった。
ここの家はいろんなことがあった。
次男の大毅が2007年10月に内藤に挑戦して反則を繰り返すなどして
大差の判定で敗れ、父親の史郎氏も反則を指示した疑いで
セコンドライセンス無期限停止の処分を受けた。
「もう、今はもう言葉がないです。応援してくれたファンに感謝の気持ちで
いっぱいです。 「オヤジ、どんなもんじゃい!」と絶叫。
「ここまでいろいろあった中、応援してくれた亀田家のファンの皆さん、
ほんまにありがとうございます。」と
丁重な日本語の感謝の言葉は、亀田家の長男としての責任を全うしてる。
「家族が、自分が、飯を食っていくこと」の幼くしてのこの自覚。
ひ弱な日本男子は、耳をかっぽじいて聞きたまえ。
逃げない試合を戦ったお二人に有難うございましたと言いたいです。
実に良い試合でした。
プロデビュー前から「亀田3兄弟」の長男として世間に存在が知れ渡った。
フライパンを折り曲げる破天荒なパフォーマンスに、
「メンチを切る」礼を失した態度…。
型破りな行いに賛否両論があったが、
本人は「あの時は無名だったから、名前を売ってなんぼだと思っていた。
注目されなければと思っていた」と自嘲気味に振り返る。
今でも大勢の報道陣に囲まれると挑発的な言葉を使う面は変わらない。
しかし、初対面の人に接したり、一対一で話したりする時などは
謙虚な態度で丁寧に受け答えをする、もう一人の「亀田興毅」がいる。
高校には行かず、中学卒業と同時にボクシングに専念してきた。
世の中の同世代は学生時代を謳歌した者がほとんどだろう。
「ボクシングは無理やり始めさせられたけど、これで飯を食わしてもらっている。
何回か負けても30歳までは現役を続けようと思う」。
目標の3階級制覇へ向け、「悪ガキ」のイメージからも卒業する時期だ。
2009年11月29日 22:13 スポニチ
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そのお兄ちゃんが、今夜、さいたまスーパーアリーナで行われた
世界ボクシングフライ級タイトルマッチ決戦のリングに上がった顔には、
昔のエグさが消えていた。
だから亀田興毅を応援しようと思った。
亀田の負け!と言志堅氏の予想の根拠は 内藤の冷静をさしていたが、
内藤の“無視作戦”は、むしろ彼自身の内心の震えに思えて
内藤は負けると直感していました。
案の定、亀田興毅(23) 内藤大助(35)12回戦で
判定3-0で勝ち、お兄ちゃんが新王者になった。
ここの家はいろんなことがあった。
次男の大毅が2007年10月に内藤に挑戦して反則を繰り返すなどして
大差の判定で敗れ、父親の史郎氏も反則を指示した疑いで
セコンドライセンス無期限停止の処分を受けた。
「もう、今はもう言葉がないです。応援してくれたファンに感謝の気持ちで
いっぱいです。 「オヤジ、どんなもんじゃい!」と絶叫。
「ここまでいろいろあった中、応援してくれた亀田家のファンの皆さん、
ほんまにありがとうございます。」と
丁重な日本語の感謝の言葉は、亀田家の長男としての責任を全うしてる。
「家族が、自分が、飯を食っていくこと」の幼くしてのこの自覚。
ひ弱な日本男子は、耳をかっぽじいて聞きたまえ。
逃げない試合を戦ったお二人に有難うございましたと言いたいです。
実に良い試合でした。
ピークを過ぎて、周囲には騒がれて、でもかつてのスピードも力も失せて、技すらぱっと出ない、誰もが歩む道です。
でも誰にも本心は言えない、プライドがあります。彼は引退かな?あの顔の傷のすごさは彼の意地でもあるでしょう。
具志堅さん、いらんこと言ったね。
私はオペラ専門で、その方面での話になりますが、世界的な名歌手が今まで誇ってきた高音が出なくなる、ロングブレスが続かなくなる、でも音楽は今までよりわかる、それだけに今の自分に失われていったものは、他のなにかで都合し、聴衆を納得させなければならない。
私は内藤の気持ちがよくわかるし、彼は言い訳しないでしょう。それに亀田に祝福の言葉をかけにいったのも彼の矜持でしょう。
まず、ご両人、よくやった、でも亀田くんもやがてその日が来るのです。内藤をいたわってほしかった・・・「どんなもんじゃい!」は決まり文句かもしれないけれど、遠慮してほしかった・・・。
プー子ですまだ生きてたわよ。
内藤負けてよかったわねえ。
見てみてよ。よかったわよ。
>試合後の亀田興毅と内藤大助の顔の腫れかたが違いました。亀田強いです
確かにそうなのかも。
亀田家の次男坊と戦った時も、内藤のパンチ力には 疑問を持っていました。
ですが、二人とも実にいい戦いぶりでしたね。
共にボクシングが好きもの同士なのでしょう
内藤と亀田兄弟の試合だけは なぜか見てしまいます。
おっしゃるように、人柄の良い内藤は、チャンピオンだから 孤独だったでしょうね。
内藤の人柄は好きですが、今回の内藤は、ボクシングを「興行」として
盛り上げようとする配慮が足りなかったような気がします。
逆に亀田には、勝ち負けより、「興行」とし捉えることに現実的でした。
今回の場合は、試合の勝ち負けより、お兄ちゃんの「みそぎ」を見たかったのです。
>「どんなもんじゃい!」は決まり文句かもしれないけれど、遠慮してほしかった・・・。
うーん、ここは ベッラ様と意見が違うんですよね。
わたしは ボクシングで食っていくことを教えた、世界で一番やとおもてるおやじ様に対して
「おれら家族は世間から叩かれた。叩かれるだけの謙虚さがなかつたのも事実やった。
俺はオヤジが教えてくれたボクシングで 堂々と戦った。オヤジ もう世間様に小さくなってなくても
いいんや。亀田家の長男の責任を果たしたで どんなもんやい おやじ 認めえてくれ」だったのではないかと。
受け取り方は人それぞれですから 難しいですね
うーん 残念なが らわたしは
内藤が負けてよかったとは思っていないのですよ。
亀田家の長男として、立派だったと思っているだけなのです。