総理大臣ってなんだろう

先日、エントリーした【高橋昌之のとっておき】の文中に
「首相に近い関係者は「首相は昨年１２月初めの時点では
『何をどうしていいかわからない』と落ち込んでいたが、昨年暮れから
『先々のことは考えず、やりたいと思ったことをやっていこう』と開き直った」と解説しているとありました。


先々のことを考えるはずの総理が、考えない。これ恐いです。
総理大臣ってなんだろう、、、。
民主党代表選の前の安倍晋三氏の話を思い出しました。

「菅さんは、権力欲を持った市民活動家。市民活動かだから、
国家というものは、常に敵対する相手なんですよ。

国家をよくしていく、国家を経営していく観念は、
彼には残念ながら今でもないのでしょう。

自衛隊幹部の会合で、
『総理大臣は自衛隊の最高指揮官だったんだな。知らなかった！』
と告白しましたね。まぁ、びっくりではないですか。

つまり、彼にはそういう感性がなかった。
最高指揮官みたいな人は、自分の敵だと思っていたんですよ。

それが、本当は国家を守り、国家を守るということは、
私たちが享受している　自由や民主主義 どこが担保しているか。
それは国家ですよ。

国家の崩壊は、私たちが享受している　自由や民主主義 基本的人権が失われる。
その感覚が、スポーンと彼には落ちている。その最高責任者が総理大臣なんだ」


国家を敵だと思い、そのスポーンと落ちている人が、
『先々のことは考えず』 いま最高指揮官の地位に就いている。