ハローワークデビュー

６月に正式に退職しました。
退職日の翌日から一年以内に申請すると、雇用（失業）保険がもらえるといいます。

定年退職の場合、満額で１５０日、つまり５ヵ月を貰うためには、
すぐ仕事が見つかる条件ではダメだからと、いろいろと知恵を授けてくれる人がいて、、、

と、まぁ、、教えてもらったとおりに、そう書いて（汗、、）ドキドキしながら行きました。

待つこと３０分。　

わたしの番号が呼ばれ、唐沢寿明の顔から笑顔を引くとこんな顔？と云えそうな
ツンとした顔つきの男性が「書類はそこの箱に入れて下さい。受付順になります」
とそっけなく事務的です。

『うわ、、コワそう、、、』

ところが、わたしは一番違いで、昼休みを終えたらしい若い色白のぽっちゃりタイプの男
そうですねぇ、、、劇団東京乾電池の田口浩正に似た感じの。

その彼が空いていた机に座ると、すぐわたしの番号を呼んでくれました。



（↑こんな感じの人です）

求職申込書に一通り目を通すと「定年退職ですね。おめでとうございます。お疲れ様でした」
思いがけず笑顔で慰労の言葉をかけてくれた後で

溜息にも似た声を出しながら、、、、

『希望収入が２５万～２８万、バイトは時給で１３００円から１８００円デ.ス.カ、、、』
『、、、、、、はぃ』

かしこまって小さく返事をして、コワゴワ上目づかいに田口君を見ると、
なんと彼の背後の壁には「最低時給６３０円」と書いた大きなポスターが！！

、、、あちゃ～、、と、心はバツの悪さで一色になりました。（汗、、）


ところが、、、次の瞬間


田口君はニカッと笑ったのです！！



失業給付のしおりを開いて、失業認定の求職活動に該当するもの
①「安定所に来る」②「求人情報閲覧で最低月に２回検索」③「閲覧証明印を貰う」
この三つのポイントを暗に示すかのように、ページをくりながら赤線を引いてくれました。


「なるほど！よくわかりました。ご親切にありがとうございます！」

再び　ニカッと頷く田口君。


、、、もう　お見通しなんですね（笑い）

だから、定年退職の場合、信用してもらえるようで、あまりうるさくいわないようです。

ドキドキのハローワークデビューは、ものの１５分で終わりました。（ニカッ！！）