ボチボチかめさん

良い日本を夢見てきましたが 現実は遠のくばかり
のろまですが小さな脳で考えます
日本のこと 日本人のこと

リニューアルされた南京大虐殺記念館 ⑥

2008-01-17 00:41:44 | Weblog
第10部の「南京大虐殺の歴史的検証」のコーナー。


「中国人で大虐殺を証言した人の写真が6000枚ほど並べられていますが、

びっくりしたのは、日本人女性の松岡環(60)という元小学校教諭が、

旧日本兵に取材をしている様子が、等身大の人形で再現されていることです。

日本では、朝日新聞の本多勝一氏ほど有名ではない松岡氏が、

これだけ持ち上げられているのは意外でした。

いまや中国では、最も知られた日本人研究者と言えるのではないでしょうか」


松岡女史は、大阪府内の小学校に勤務する傍ら、88年から市民運動の仲間と
〝南京大虐殺〟の聞き取り調査を始めたという。


さらに進んだ先にも、彼女がインタビューしている写真が20枚ほど並べられている。


12月13日付人民日報日本語版は、

松岡氏が、「大虐殺に関わった日本兵探しを始め、中国侵略を行った多くの
元日本軍兵士を取材、大量の証言と証拠物件を集めた。

そのうち多くの価値ある証拠物件が、南京大虐殺記念館に寄贈されている」と報じている。


彼女は、同記念館の再オープンセレモニーにも招かれ、南京の地元紙も大々的に報じた。
スター扱いなのである。


だが、日本の研究者が見るところ、眉唾ものである。


彼女には、『南京戦、閉ざされた記憶を尋ねて―元兵士102人の証言』という著作がある。
その中に、南京戦に参加した三重県の歩兵33連陸に関する記述がある。


関係者は、虚構であると断言している。

「59人が歩兵33連隊とされていますが、当時の南京戦の参加者で、
三重県の在留者は30人未満しかいない」



現代史家の秦都彦氏も、

「中国兵士の証言は、向こうの政府が差し出してきた可能性があるので

信用できない。日本の兵士もすべてがイニシャルで登場しており、所属部隊も明記

されず、仮名での証言では学術的に検証のしようがなく、意味がありません」



中国政府にとっては、プロパガンダに利用できる貴重な日本人なのである。


先の日本人見学者は言う。

「第11部では、南京事件の史学研究に貢献した人として11名が挙げられています。

史実に間違いが多く、改竄写真を掲載していることでも知られる

『ザ・レイプ・オブ・ナンキン』の著者アイリス・チャンが

別格として扱われている他、ここに日本人が4名入っています。

松岡環、東史郎(故人・南京大虐殺を証言した元日本兵)、本多勝一、

洞富雄(故人・大虐殺を主張した学者)の各氏です。

ここには本多氏が『南京への道遣』取材の際に使用したテープやペン、

カメラ、ネガなどが陳列されています」


つづく



最新の画像もっと見る