片岡珠子でもいけない。
片岡多摩子でもいけない。
片岡玉子でもいけない。
やはり、、、
片岡球子なのだ。
なぜならば明朝体のこのお名前が 見て美しいからである。
直線で構成された中の わずかな点と曲線。
岡から球につながる力強い直線の美
この絶妙のバランス。
ご両親の感性も また凄かったのだろう。
その日本画家・片岡球子さんが亡くなられた。
１０３歳におなりだったという。
わたしは、連作の富士山を描いた小さなリトグラフを一枚だけ所蔵している。
今日は やわらなか布で いつもより丁寧に拭いて差し上げた。
ご冥福をお祈りいたします。
