ボチボチかめさん

良い日本を夢見てきましたが 現実は遠のくばかり
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掛け算「19×19」の暗証 インド式教育に驚愕!

2007-03-18 03:21:20 | 映画・TV・音楽
昨日の夕方、TVをつけるとNHKの「週刊こどもニュース」が始まった。

どこかの国のように、普段から関心が熱いとは云い難い現代インドの特集に興味を持った。

番組によると最近、日本で暮らすインド人たちが増えているという。
その多くはIT技術者で、背景には日本の技術者不足があるから。

あれれ?? 日本でIT技術者不足?この意外な事実にびっくりした。

では、なぜ日本でIT技術者が不足する事態になったのか、、、

それは、日本の学校では、数学の授業がすくなく、
結果、理数に興味をもたない学生が育ってしまったことに原因があるらしい。

逆にインドは、貧富の差から、義務教育制度が十分に機能を果せず、
そのために、これからは「IT技術」の時代と判断した政府が、
7年前から、IT省なるものを創り低所得階層の子供たちに無償、または非常に安く教育しているという。

番組では、アメリカのNASAを始め、世界中でインドのIT技術者が活躍していると紹介していた。

日本でも東京都江戸川区にあるインド系学校の授業風景が紹介され、

「19×19」の2桁のかけ算を暗唱し「125×125」をまたたくまに答える児童生徒。

わわあーーーーーー!!である。

これほど、インドの子ども達を勉強に駆り立てるものはなにか、、、

それは【ハングリー精神】のお陰だとわたしは思う。
ハングリー精神は国民のこころをひとつにまとめる。
国が強くなる。戦後の日本と同じだ。

ちなみに、機関誌Web版「社会科教室」によると、インドの教育制度は、

1年生から8年生までが初等教育→(ええっと、、、日本では中学2年生義務教育)

9年生と10年生が中等教育→(中学3年の義務教育~高校一年 日本一回受験)
 
10年生(日本の高校入試にあたる進学試験がある)から12年生までは前期高等教育→(日本、高3)

12年生以降は3年制と4年制の後期高等教育(大学にあたる)→(日本、大学一年、二回目の受験)

こうしてみると、教育期間に変わりはないが、
授業内容の密度や児童、学生たちの学ぶ姿勢に問題ありやと ぼんやり考えた、、、

インドの人口は10億超。うち、文盲者は5億人を超えているそうだが それを考慮しても

本当に、こどもが人殺しばかりしていては「技術立国・日本」の名が危ぶまれまするぞ!



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