ボチボチかめさん

良い日本を夢見てきましたが 現実は遠のくばかり
のろまですが小さな脳で考えます
日本のこと 日本人のこと

カジノ導入とパチンコ

2010-04-05 12:38:41 | Weblog
東京都の石原都知事が
「既存の法律に触れないで運営考えたが、やはり無理だ。国の頭が固すぎて」と
H15年に断念したカジノですが、

千葉県もカジノ導入の検討を開始しました。
神奈川県、沖縄県の知事も関心を示しています。
ちなみにサミット参加国でカジノが全面的に禁止されているのは日本だけ。

国内でカジノを導入するカベは、なに!?
とばくを禁止している 刑法185条、186条に触れるから。

禁止する理由とは?

過去の最高裁判決(昭和25年)では、
「国民をして怠惰浪費の弊害を生じせしめ、
健康で文化的な社会の規範をなす勤労の美風を害する」などとしています。


では、なぜ 競馬、競輪、競艇は認められているのか、、、?

ポイントは公益性です。これらの公益競技には
○畜産の振興
○自転車などの機械産業の振興
○船舶の振興といった公益性を理由に それぞれ特別法が制定され
“刑法の例外”として扱われているから。

カジノ調査にあたっている研究者は
国内でカジノが認められるためには、公益性に基づいた
特別法制が必要ではないかと指摘しています。

観光振興や地域振興等の、大きな目的実現のために
刑法185条、186条の禁止事項を除外する 特別法を上程して
これを通すことによってカジノが実現する可能性が生まれるということです。


一方、カジノ導入には、組織犯罪の温床になるのではないかとか
青少年への悪影響はないか、など懸念の声もありますが、

先の最高裁判決にある「国民が、怠惰になり浪費の弊害」からすれば
むしろカジノより、パチンコの方がこれに当てはまるような、、、。

先日、「そこまでいって委員会」で話していたのですが
幼稚園で子どもを預けた頃を見計らって、パチンコ屋の送迎バスが来る。
バスは母親を乗せパチンコ店へ。
幼稚園が終わる頃までパチンコで遊び迎えに行く。

これって、母親として健康的!?

カジノの映像を見ていると、客にはそれなりにマナーも必要みたいだし
「ちょっと時間空いたから」と、子どもを幼稚園に預けて
お気軽に行けるパチンコよりも、まだマシなのでは、、、、。




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