ボチボチかめさん

良い日本を夢見てきましたが 現実は遠のくばかり
のろまですが小さな脳で考えます
日本のこと 日本人のこと

「立ち枯れる日本」とあざ笑うTBSの馬鹿ニュース。 

2010-04-09 14:42:21 | Weblog
日本人でありながら、日本での安全で快適な生活を享受しながら
「立ち枯れる日本小劇場」などと、あざ笑うTBSの馬鹿ニュース。

平沼、与謝野新党は、これまで政治に関心がなかった無党派層には
この新党の心意気は分からない。玄人好みの新党なのです。

与党になりたいわけでもなく、
ましてや自分の政治家としての保身のためでもない。

「日本を今一度、洗濯したくそうろう」の精神で、
集まった人々の集団なのです。

名付け親の石原氏の文章には、憂国の思いがつまっています。
 


【日本よ】石原慎太郎 最低限の責任の履行を

産経新聞2010.1.4 02:36 (抜粋)


政治を云々する者たちらにとって肝心なこととは、この社会に過ごす人間にとっての義務と責任への自覚に他なるまい。例えば社会に何かを求め期待する者としてそれに見合う税金と己の関わり。払うべき税金も払わずに行政に過剰な期待をするという間違いの横行、それは甘えを通り越した横暴といえる


人間が長生きすればするほど先鋭的な問題となる医療に関しても、現行の高福祉、低負担などという仕組みが成り立ち得ないのは自明のことだが、至上の価値とされる健康、命のためと目的を絞ってでも税を構えるということすら日本の社会ではありえない。国民皆保険という誇るべき制度は皮肉なことにそれへの評価の代わりに患者の増長だけをもたらし、医師の努力は恩恵とはとられずただの奉仕としか受け取られない荒廃の現況だ。


医療の世界に見られるいわゆるモンスター・ペイシェントと同じように、自分は親としてのしつけはほうり出しているモンスター・ペアレントなるものの跋扈(ばっこ)も医療の世界における荒廃と同じことだ。

 育児についての親の責任の放棄と教師への過剰な押しつけは、ことが重要なほど医師や教師といった専門性のある権威への一方的な押しつけ依存となり自己の責任について顧みられることもない。

ある人はやがて到来必至のこの国の財政の破綻を国民の甘えの所産といったが、本来甘えというのは親と子、恋人同士といった親しい者同士の二者の関係においてありえることで、親の権威なり恋人同士の関わりの現代的な風化の中で、それに代わって国家への依存などという形でくくられるものではないはずだ。甘えというよりも逸脱、要するに国民の幼稚化でしかない。

ろくな税金も払わずに、平和の中の安逸のままかさんでいく己の欲望を満たさせようとする国民を政治もそれをたしなめ抑制しようともせず、常識で考えればかなうはずのない財政運営をつづけ、気づいてみれば将来への借金たる国債のGDP比はかつては哀れんでいたイタリアを抜き去り世界最悪となりはてた。それにしてなお格差を踏まえて富める者たちの奢侈にも税金を課すこともなく、消費税率の改定は禁忌とされている。

誰がどう考えてもこの国の財政はすでにもたなくなっているのに、少しつらい思いをしてでもここから皆して這(は)い上がろうと説く者がいないという状況は、モルヒネで今一瞬痛みをこらえて今日一日生きられればいいという末期の癌(がん)患者の心象ともいうべきか。しかし私たちの次の、さらに次の世代に経済の破綻壊滅の中でどう生きていけというのだろうか。

 ごくごく間近に迫っている国家社会の破綻を眼前にして、我々が今すべきことは国家を支えるための国民の責任としていくばくの税の負担、消費税率の引き上げに甘んじるという決心以外にありはしまい。






最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
平沼新党を叩くマスコミ! (ベッラ・カンタービレ)
2010-04-09 23:51:17
売国政党の民主党を叩かず、平沼新党を叩く、これは許せない、自分の家に住みながらその家を内側から壊している、そして決して責任をとらない、テロリストのようなマスコミ!
私は今、いろんな条件で平沼新党が不利なことも知っています。
でもその不利を承知で出てくる病み上がりの平沼さん、また鳩山総理に全身で「平成の脱税王」といい、小沢とも綱渡りをする策士の与謝野さん、司馬遷「史記」を思います。
病み上がりのお二人はそれぞれ考えも違い、将来はたもとを分かつことでしょう。
でも、まだ結党もしていない時からこのバッシング。「みんなの党」は党首の不遜さと品のなさ、また外国人参政権推進のメンバーもいます。こうしたとき、「打倒民主党」を掲げ、外国人参政権など売国政策を否定しないと、日本は滅ぶ、ここまできているのに、「本当の事」を報道せず、老人をからかうマスコミ、本当にザブザブ洗濯してほしいものです。
洗剤は寄付します。また乾します。たたみます。今の日本はこわい、真実を報道してほしい、と本当は当然のことなのに、切に願うのです。
返信する
憂国の志士たち (ボチボチかめ)
2010-04-10 02:02:35
ベッラ様

後期高齢医療制度ではありませんが
自民の若手は、老害だといって先輩の重鎮を
ないがしろにするかのような発言をしました。

だから、与謝野さんは、谷垣さんに「若い者を起用して」と注文をつけて去りました。

去られてみると、「平成の議席詐欺王」とかいわれ批判をうけています。自民党にも困ったものです。

4月4日に新報道2001で、石原都知事が爆弾発言をすると、
あたかもそうであるかの言うに、他局の解説者が、おもしろ可笑しく、いかにも自分が前から推察していたかのように解説しています。

明日、時間があればこのことをエントリーしたいと思っていますが。

『反民主』の新党です。
保守の選択肢が広がり、民主党にこそ不利になってきたと思っています。

とにかく、お二人とも重病を乗り越えて、日本のために、もうひと働きしなくてはという政治家の矜持です。

ここを我々、保守派というか、反民主派が理解して差し上げなければ、
なんのために老体にむち打って新党を立ち上げられたのか。
彼らの憂国の思いを応援しましょう。
返信する