名もなき旅の記録

名もなき日本人の名もなき旅の記録。ささやかでありがち、だけどかけがえのない日々の記録、になる予定。

ウルムチ追記

2005-09-21 20:35:58 | 中国
前回の更新で、明日ウルムチを発ちます的なことを書いておきながら、結局翌日もウダウダしてるうちに出そびれる。

そういえば書き損ねてたけど、ウルムチを訪れた本来の目的である「美人が多いというのは本当か」の検証について。顔については旅行者間でも意見が別れるところだけど、これだけはみな納得。「後ろ美人は中国一多い!」

それはなぜか漢族もウイグル族も関係なく、女の子はみなすごくスタイルが良い。そしてこれまた不思議なことに男どもは(自分も含めて)、みなデッサンが歪んでいるとしか思えない。なんだあれ?自分より背が低いくせになんで腰の位置がおれより上やねん。ともあれウルムチでは、例え信号待ちでも女の子の隣には立ちたくない。

そんなこんなで、前述のKさんと宿の近くの屋台街で夜にビールを飲みながらウルムチ市民を観察をするのが毎日の日課に。

18日の夜も、お互いにウルムチ最後の夜ということでいつもと場所を変えて宿の近くではなく、二道橋市場というウイグル人マーケットまで出て屋台を探すことになった。行ってみて驚いたのが、宿の近くの漢族ばかりの屋台街より遥かに活気がある。そして見事なまでにウイグル人で占められている。バイクでほんの10分しか移動していないのにまるで異なる街のようだ。

そして食後、二道橋市場の通り挟んで反対にあるカルフールへとぶらぶら散策。どうも9月13日から18日の間で何やら催し物が行われていたようだ。そして丁度カルフール前の広場に着いた途端、その広場の真上で綱渡りのショーが始まった。

そして日本では考えられないことだけど、落下時用のマットが綱の中央部の下にしか敷かれていない。両サイドは普通に通行人がウロウロしている。もしそこで落ちたらどうするんだ?それともそこでは落ちないことになってるのか?これが日本だったら、事故があろうとなかろうとマスコミが病的なまでに叩くんやろうなあ。

命を懸けているだけあって芸は素晴らしかった。時々わざと足を滑らせては綱の上に尻餅をついたりしている。日本だったら、おっやるな、とニヤニヤして見てるところだけど、ウイグル人のおばちゃん達は「ギャー!」と本気で悲鳴を上げている。見ると両手で目を覆い、今にも泣かんばかりといった表情。そんな純情なリアクションが新鮮で、最後の方はずっと芸を見てるウイグル人ばかり見てた。

でも基本的にはおとなしく見てるのがこの辺りのマナーなのか、漢族もウイグル族もみんなどちらかと言えば静かで拍手もまばら。なので「おおっ」とか「うわっ」とか一人で言ってたら周囲から視線が。歓声あげたってええやんけ。

しかしピエロ(ウイグル族の衣装を着用)がウイグルの民族音楽に合わせて綱の上で踊りだした途端、みんなやんややんやの喝采。なんだ?結局踊りがあればOKなのか?それなら綱いらんやん。

そして大盛り上がりの中、最後の芸へ。時間は北京時間22時。瀋陽では街中の車のクラクションが鳴らされてるであろう頃、ウルムチでは満月を背に綱の上をピエロが喝采を浴びて疾走してた。


さて本題?はここから。
綱渡りのショーも終わり、そろそろ帰ろうかと人が戻りだした頃、前方の舞台で何やらウイグルの踊りが始まった。せっかくだから見てくやろ、とKさんと群集を書き分けていってみたところ、舞台の12人のウイグル人の女性がみなすごい美人で言葉を失くす。12人いたら1人や2人は綺麗な人もいるだろうけど、まさか12人全員とは。もうKさんと2人揃ってそこに釘付け。まいった。ウイグル人てまさかこんなに綺麗だったとは。背丈もそう高くなく、髪も目も黒く、日本にいたら確実にモテると断言できる。ウルムチにいたらあんな子たちと知り合えるのか(もちろんその保証はないけど)。思わずKさんと新疆大学の留学費用について互いに確認。確か年間で1200ドルだったような、、。金額的には問題なし。留学せーへんよ。せーへんけど、一応確認だけ。


ともかく「ウルムチは中国一美人が多い」という噂については心から真に一票を投じたい。





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