刺激しないスキンケア

肌に刺激を与えるのは本当によくありません。私たちは肌のために様々な努力をしますが、そのとき使ういろんなスキンケア製品はほとんどが刺激成分を含んでいます。紫外線にさらされたり、熱いお湯で洗顔すること、刺激のあるスキンケア製品を使用することは肌にとても大きな刺激となります。これは肌の免疫システムにダメージを与えることで、コラーゲンと表皮の保護膜を破壊します。
皆さんの肌健康のためには、肌を出来るだけマイルドにケアしてください。優しいスキンケアをすることで、コラーゲンを活性化させ、なめらかで柔らかい表皮にすると同時に外部環境から肌を守ることができます。

こまめに日焼け止めを使うこと以外には、マイルドで刺激を与えないスキンケア製品(長期間、毎日使える製品)を使用することによって、より健康で自分が望んでいた肌になることができます。(Sources: Dermatologic Therapy, January 2004, pages 16-25; American Journal of Clinical Dermatology, May 2004, pages 327-337; Cosmetics & Toiletries, Nov 2003, page 63; Global Cosmetics, Feb 2000, pages 46-49; and Contact Dermatitis, February 1995, pages 83-87)。

肌に不必要な刺激を与える製品は使わないでください。以下のリストは肌に潜在的なダメージを与える可能性があるスキンケア方法と製品です。このような成分と製品、そして方法は肌に否定的な反応を起こします。

避けるべき敏感誘発スキンケア方法と製品：

 肌を強くこする(アルミニウム酸化物クリスタル、ウォールナッツの皮、軽石などが入っている　　製品)
 刺激成分を含んでいる収れん剤(アルコールとメタノールが主な刺激成分)
 刺激成分を含んでいるトナー(アルコールとメタノールが主な刺激成分)
 アカすりタオル
 スチーム又は氷
 刺激成分を含んでいるフェイシャルマスク(香料を含んでいるエッセンシャルオイルとポリビニル・アルコール注意)
 ルーファス(Loofahs)
 バータイプクレンザー、バータイプ石けん製品(Source: International Journal of Dermatology, August 2002, pages 494-9; Skin Research and Technology, May 2001, pages 98-104; and Dermatology, March 1997, pages 258–262)

Irritating Ingredients to Avoid:

(These are of greatest concern when they appear in the beginning of an ingredient list.)
• Alcohol or SD alcohol followed by a number (Exceptions: Ingredients like cetyl alcohol or stearyl alcohol are standard, benign, waxlike cosmetic thickening agents and are completely nonirritating and safe to use; SD alcohols are not considered a problem when they are used in minute amounts, as is the case with some ingredient mixtures.)
• Ammonia
• Arnica
• Balm mint
• Balsam
• Bentonite
• Benzalkonium chloride (if it is one of the main ingredients)
• Benzyl Alcohol (if it is one of the main ingredients)
• Bergamot
• Camphor
• Cinnamon
• Citrus juices and oils
• Clove
• Clover blossom
• Coriander
• Cornstarch
• Essential Oils
• Eucalyptus
• Eugenol
• Fennel
• Fennel oil
• Fir needle
• Fragrance (may be listed as “Parfum”)
• Geranium
• Grapefruit
• Horsetail
• Lavender
• Lemon
• Lemongrass
• Lime
• Linalool
• Marjoram
• Melissa (lemon balm)
• Menthol, Menthyl Acetate, and Menthyl PCA
• Mint
• Oak bark
• Orange
• Papaya
• Peppermint
• Phenol
• Sandalwood oil
• Sodium C14-16 olefin sulfate
• Sodium lauryl sulfate
• TEA-lauryl sulfate
• Thyme
• Wintergreen
• Witch hazel
• Ylang-ylang

このような成分はごく一般的に使われているので、すべてのスキンタイプへ使用が可能だと明示されています。またこのような成分はカスタマーとの親密感を高めるために“ナチュラル／植物性”という名前をつけて“良い”成分と勘違いさせます。

メタノールとアルコール、フェノール、カンフル成分がかゆみを予防するために使われたりします。それについての理論は次のようです：肌がかゆく感じると神経は肌を掻くように信号を送ります。しかし、上の刺激成分をかゆいところにつけると神経はかゆみの信号よりもっと大きな刺激に対する信号に反応し、かゆいことの信号を邪魔し、それを止めさせるのです。もしこのようなかゆみがごくたまにだったり、あまり無いようでしたら別に問題はないでしょう。しかし、そうではなく、このような成分が毎日のように使っているスキンケア製品に入っている場合には、持続的な肌刺激によって肌が乾燥し、できものができ、脂が多くなって皮脂をたくさん作るようになります。このような副作用をご存知なら、上記の方法でのスキンケアはしないはずです。

肌をきれいにする為には刺激を与えたり傷を作ってはいけません。すべての肌タイプにおいて一番重要なことはもし特定の製品が肌に刺激を与えたら、それはもう二度と使わないということです。

例外：長期的なメリットのためには特定タイプの成分は、必須の刺激(最初は我慢してください。そして刺激が長期間、強く作用することはよくありません)があります。たとえば、最初AHAとBHA角質除去剤のpHを調整するときや、過酸化ベンゾイルが傷跡の治療をするとき、レチンAとレノバ、タゾラックアゼライン酸、ディファリンなどをニキビとシワにつけるとき、メトロジェル、メトロクリーム、メトロローション、ロサシアなどを使い始めるときには刺激を感じます。このような場合には使用頻度を１日に１回又は２日に１回使ったり、使用量を調節してください。私はレノバやレチンAは刺激を感じましたが、BHA使用時は全く感じませんでした。

コラムURL：http://www.cosmeticscop.jp/