オイルを使うと顔の紅潮と荒れた肌がよくなる?

2013-08-09 | コラム

www.skininc.com ウェブサイトのある記事は2種類の食用オイル(ルリヂサオイルと亜麻油)が顔の紅潮と荒れた肌を向上させる効果があるようだと発表した。記事の基本土台になった研究結果はThe British Journal of Nutritionの2008年9月号にのせられた。ルリヂサオイルや亜麻油を18-65歳の間の45人の女性たちに一日に2.2グラム(0.07ounce)ずつ摂取するようにした後経過を観察する研究であった。観察グループは以前皮膚に問題がなく、女性たちは色々なグループに分けられた:亜麻油を摂取するグループとルリヂサオイルを摂取するグループ、そして何か明らかにしなかったプラシーボを摂取するグループに分かれた。顔に刺激剤を塗って紅潮と炎症を起こすように誘導した後6週と12週後にその結果を観察した。




研究者はルリヂサオイルと亜麻油に含まれたomega-3とomega-6の脂肪酸が紅潮を元の状態から45%まで低くしたと明らかにした。それに対し、プラシーボを摂取したグループは眼に触れる変化がなかった。また、ルリヂサオイルや亜麻油を6週間摂取した後、皮膚の水分損失が10%程度減少し、12週後には皮膚の水分損失が25%減少した。この研究結果は、上の二つの食用オイルが皮膚の防御作用を向上させるということを見せて、このような効果は(他の無香の植物オイルと同じように)がオイルを顔に塗った時も同じだといった。



荒くて角質ができる皮膚やはり12週後顕著に向上し、プラシーボを摂取したグループは特に変化がなかった。このような研究結果は鼓舞的であり、この二種の類食用オイルは食生活に含ませる価値はあるが、私たちがまだ知らない事実はもし実験前に皮膚を刺激させなかった状態だったら、ルリヂサオイルと亜麻油が皮膚にいかなる効果を持ってきたのかの問題だ。刺激せず健康な皮膚に関する研究は皮膚水分損失減少関連の部分(これは他の多くのオイルや乳液も向上させ得る部分だ)を除いては実験されなかった。このオイルが赤鼻やニキビなどでできた紅潮現象をどのように向上させるのか(あるいは向上させないのか)に対する研究もまた興味深いと思う。内部的要因による刺激現象を外部的要因によったことと異なるのでこのような皮膚刺激を起こす内部的要因の問題やはりルリヂサオイルや亜麻油によって向上されることができるのかも気になる。ところが、omega-3脂肪酸が皮膚炎症を減らすだけでなく、皮膚状態を向上させること以上に色々と健康に良い作用をする(資料:Sub-cellular Biochemistry,2008,pages 133-143;and Reumatismo,April-June 2008,pages 95-101)。



興味深く、この研究を発表した学者たちはルリヂサオイルや亜麻油がシワをなくす効果がないという事実をいちはやく指摘した、これはシワは“ほとんど細胞の外の分子構造の変化”によってできるためだ。そうだとして化粧品がこれと相反する主張を止めるとは思わないが、私は今回の研究結果が重要な事実を言及したという事実がうれしい!


音譜ポーラチョイス・ジャパン音譜

  www.cosmeticscop.jp


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