どうも
昨日のつづき。
すぴっつです。こんばんわ。
トイレに行って
再び陣痛室へと戻るべく
真っ暗でまっすぐな廊下を歩くワタス。
すると
ワタスが乗るヤツじゃないエレベーターの扉が開き
中から一人の看護士が出てきた。
その看護士はワタスの存在など気づかず
廊下を歩き出した。
看護士とワタスの距離、約3m。
別にワタスはその看護士の後をつける気など
毛頭ないんだけど。
たまたま進行方向が同じで
看護士がワタスの少し前に現れただけ。
真っ暗でまっすぐな廊下を
不本意ながら看護士にピッタリマンマークで歩くワタス。
なんか、ヤだな。
コッチはピッタリマークする気もないし
気取られないようにしてるつもりもない。
けど、結果的にそうなってしまっている。
長い廊下をマンマークで歩くワタス。
そして訪れる、曲がり角。
曲がり角を曲がるとき
きっと看護士はワタスの存在に気づく。
ワタスの姿が
視界の隅に見切れる。
なんか、ヤだな。
無駄に驚かれたりしそうだもんな。
だってこんな時間に
人が全く居ない病棟のトイレから出てきたワタスが
…ってことはおおよそ人がいるハズのない廊下を
病院スタッフでもない一般人が歩いてる。
それに感づかれる。
それも結構な近距離だ。
なんか、ヤだけど
ちょっと面白いかも知れない。なんて思い始めた。
曲がり角に差し掛かった。
看護士が視界の隅にワタスの姿を捉えたのか
ふとワタスに視線をやった。
そしてそのまま去っていった。
「ふ~ん」みたいな顔して、去っていった。
驚きもなんにもせえへん。
リアクション自体あらへん。
なんだかよく分からないが
ワタスは負けたような気がした。
表現し難い敗北感を抱えたまま
ワタスは陣痛室へと戻り
たまに相方の腰をさすったりなんかしながら
状況が変わったんだか変わってないんだか
出産に向けて進んでるのか止まってるのか
よぅ分からないまま、時が過ぎていった。
過ぎ行く時の中で
ワタスは思った。
・・・ハラヘッタな。
さして状況も変わってないし。
相方も落ち着いてウトウトしてるし。
まだまだ先は長そうだし。
ココはDSなんかやってるよりも
先のことも考えて、腹ごしらえだ。
ワタスはそう思い
時刻にして午前4時過ぎ
陣痛室を後にした。
そして再び真っ暗な廊下を
・・・って
明るっ!!
一時間ちょっと前に廊下を歩いた時は
あんなに真っ暗闇だったのに
明るっ!!
さすが6月、やりやがるぜ。
すっかり夜感が失せ
朝感がビンビン伝わり出した中
ワタスは夜間受付から外に出て
病院の正面玄関横にあったコンビニへと
歩を進めたのであった。
その距離、徒歩2分。
・・・つづく。
昨日のつづき。
すぴっつです。こんばんわ。
トイレに行って
再び陣痛室へと戻るべく
真っ暗でまっすぐな廊下を歩くワタス。
すると
ワタスが乗るヤツじゃないエレベーターの扉が開き
中から一人の看護士が出てきた。
その看護士はワタスの存在など気づかず
廊下を歩き出した。
看護士とワタスの距離、約3m。
別にワタスはその看護士の後をつける気など
毛頭ないんだけど。
たまたま進行方向が同じで
看護士がワタスの少し前に現れただけ。
真っ暗でまっすぐな廊下を
不本意ながら看護士にピッタリマンマークで歩くワタス。
なんか、ヤだな。
コッチはピッタリマークする気もないし
気取られないようにしてるつもりもない。
けど、結果的にそうなってしまっている。
長い廊下をマンマークで歩くワタス。
そして訪れる、曲がり角。
曲がり角を曲がるとき
きっと看護士はワタスの存在に気づく。
ワタスの姿が
視界の隅に見切れる。
なんか、ヤだな。
無駄に驚かれたりしそうだもんな。
だってこんな時間に
人が全く居ない病棟のトイレから出てきたワタスが
…ってことはおおよそ人がいるハズのない廊下を
病院スタッフでもない一般人が歩いてる。
それに感づかれる。
それも結構な近距離だ。
なんか、ヤだけど
ちょっと面白いかも知れない。なんて思い始めた。
曲がり角に差し掛かった。
看護士が視界の隅にワタスの姿を捉えたのか
ふとワタスに視線をやった。
そしてそのまま去っていった。
「ふ~ん」みたいな顔して、去っていった。
驚きもなんにもせえへん。
リアクション自体あらへん。
なんだかよく分からないが
ワタスは負けたような気がした。
表現し難い敗北感を抱えたまま
ワタスは陣痛室へと戻り
たまに相方の腰をさすったりなんかしながら
状況が変わったんだか変わってないんだか
出産に向けて進んでるのか止まってるのか
よぅ分からないまま、時が過ぎていった。
過ぎ行く時の中で
ワタスは思った。
・・・ハラヘッタな。
さして状況も変わってないし。
相方も落ち着いてウトウトしてるし。
まだまだ先は長そうだし。
ココはDSなんかやってるよりも
先のことも考えて、腹ごしらえだ。
ワタスはそう思い
時刻にして午前4時過ぎ
陣痛室を後にした。
そして再び真っ暗な廊下を
・・・って
明るっ!!
一時間ちょっと前に廊下を歩いた時は
あんなに真っ暗闇だったのに
明るっ!!
さすが6月、やりやがるぜ。
すっかり夜感が失せ
朝感がビンビン伝わり出した中
ワタスは夜間受付から外に出て
病院の正面玄関横にあったコンビニへと
歩を進めたのであった。
その距離、徒歩2分。
・・・つづく。