会社に行くのが憂鬱な朝は

様々な仕事を経験して得てきたことや日々のことなど。

採用するのに適性検査は必要?

2020-09-26 23:23:00 | 働く

「ウチは専門職ばっかりなのに

採用でどうして性格や適性の検査するんだろうね」

 

というハナシを聞いて

確かに、そんなことを必要とする職種かな?

と思うものまで

SPIだのYGだの受けさせる会社が

増えたなぁという実感があります。


これはあくまで私の独断と偏見ですが、

と前置きして、

その理由には


一つには申し訳ないけど、

面接官自身に人を見る自信がないことが

あるだろうし


二つ目には

ちょっとでもいい人に来て欲しい

という思いが強いこと


があると思うのですが、


その会社にとって「いい人」って

じゃあ一体どんな人?

と改めて聞くと


具体的に挙げられる会社って

どのくらいあるんだろう?

 

能力のある人?長く働いてくれる人?

安い給料でも文句を言わずにたくさん働いてくれる人?

 

会社のコンセプトがしっかりしていて

スタッフ全員がそのコンセプトに誇りを持って

働いている会社では

「いい人」が長く働けます。

 

雇っても雇っても辞めていく

という会社は

取り敢えず誰でもいいから採用して、

受け入れ態勢がしっかりしていないから

現場が混乱するだけで長続きしないケースが多い。

そもそも会社のコンセプトが無いに等しかったりする。

 

要するに

適性検査や性格テストに頼ってばっかりじゃ

本当に「いい人」は来ない。

 

まずは会社自体がブレない存在であること。

コンセプトがしっかりして、

それにスタッフが誇りを持って働ける場であること。

 

それが大事ですよね。

 

ちなみに私事ですが、

昔々おおむかし、

中途採用で性格テストを受けさせられたので、

明るくて積極性を思わせる回答ばかりして

採用された会社が、

とんでもないブラックでパワハラ企業で

3日で辞めたという笑えない話があります。

ま、どっちもどっちです(笑)。


長引く咳の意外な原因

2020-06-08 21:52:00 | 働く
今年の3月頃から
時ともなしに急に咳が止まらなくなる
ということが起きるようになりました。

時期が時期だけに
周りにはものすごく気をつかいます。

熱がないし、匂いはわかるし体もだるくないので
のど飴や龍角散などで対応していましたが
一向によくなる気配もなく。

仕事で会う方には
一応、花粉症ということにしてやり過ごしていましたが、
咳喘息なのか、何らかのストレスによるものなのか
調べてみてもハッキリとはせず。

そそうこうするうち、
ゲップが出そうで出ない、という不愉快な症状にも悩まされるように。

今までと同じ量の食事が胃に負担をかけているように思い、
余り食欲が湧かないくせに痩せない……。

友人にそのことを話しているとき、
ふと、逆流性食道炎の症状ではないかと思い、

調べてみたら逆流性食道炎でも咳が出る
ということがわかりました。

早速、ネットで胆汁サプリを購入。


見事に胃もたれと咳がピタリと止みました。

されどゲップは治らず。
やっぱり胃カメラか…!?



オンラインによる無料カウンセリング、ご利用ください。

2020-06-02 11:54:00 | 働く

5月半ばから、リモートボランティアで

「コロナ禍ならでは感じるストレス解消」を目指して

無料カウンセリングサービスさせていただいています。


チーム医療ラーニングという会社が主催しているのですが

全く営利目的ではありません。


緊急事態宣言による外出自粛で何か人の役に立てる事はないか、

と思っていたときに、このオンラインボランティアを知りました。


緊急事態宣言は解除されましたが、

コロナ禍前のような状態に戻るにはまだ時間がかかりそうですね。

6月も無料カウンセリングサービスは続行されます。


私も含め、登録カウンセラーは多数いますので、

ご自分にあった方を希望することができます。



(以下、チーム医療ラーニングのHPから抜粋)

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誰かに話を聴いてもらいたい。


・コロナ疲れで家族にイライラ

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そんなあなたの話を

親身になって聴いてくれるカウンセラーが

画面の向こう側で待っています。

株式会社チーム医療ラーニングによる

無料オンラインカウンセリングサービス、

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このコロナ禍であなたの心の中に湧き上がる

焦り、不安、悩み、怒り悲しみなど、うまく話せなくても大丈夫です。

大した悩みじゃないんだけど、と言うようなちょっとした愚痴でも結構です。

我々カウンセラーには守秘義務がありますので、無料であっても

お話しいただいたことが他に漏れてしまう、という心配はありません。


ZOOM又はSkypeで45分〜60分(カウンセラーによる)無料で

話をお聴きさせていただきます。

お気軽にどうぞ。


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パワハラ防止法、2020年6月施行!

2020-06-01 18:31:00 | 働く

パワーハラスメント防止のための雇用管理上の措置が、

企業にはじめて義務付けられました。


大企業では20206月、中小企業では20224月から施行されます。

パワハラ防止法により、企業(事業主)は

職場におけるパワーハラスメント防止のために、

雇用管理上必要な措置を講じることが義務となります。


雇用管理上必要な措置を講じる、とは

・パワハラについての相談窓口を定め労働者に周知すること

・パワハラの相談があった場合、事実関係を迅速かつ正確に確認すること

・パワハラが確認された場合、被害者や加害者に対して適切な措置を行うこと

・パワハラ相談をしたことなどを理由とする不利益な取り扱いをしないこと

・管理者へのパワハラに関する研修の実施  など。


法律の条文では、以下の要素をすべて満たすものが、職場におけるパワーハラスメントであると

定義されています。


職場において行われる、

1,優越的な関係を背景とした言動であって、

2,業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、

3,労働者の就業環境が害されるものであり、

1から3までの要素を全て満たすもの。


それに加えて、厚生労働大臣指針(告示)によってパワハラの「6つの類型」が

より詳しく定義されました。


・身体的な攻撃(暴行・傷害)

・精神的な攻撃(脅迫・名誉棄・侮辱・ひどい暴言)

・人間関係からの切り離し(隔離・仲間外し・無視)

・過大な要求(業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制・仕事の妨害)

・過小な要求(業務上の合理性なく能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えない)

・個の侵害(私的なことに過度に立ち入る)


これらの指針は、これまでも、これはパワハラになると考えられてきたものですが、

今回敢えて国の指針として定められたことに意義があります。

これにより大企業では相談窓口を設けていなかったり、パワハラの相談があった場合でも

放置したり適切な対応をしないと、厚生労働大臣による助言・指導および勧告の対象となり、

勧告にしたがわない企業名の公表もあります。

今後、管理職には「何がパワハラになるのか」をきちんと把握しておくことが求められます。

罰則規定よりは軽いと思われるかもしれませんが、

不名誉なことで企業名を公表されると、大きな会社にとってはかなりの痛手です。



ただ、中小企業に対してはあと約2年間の「努力義務」であるため、

会社自体がそれまでの体質を変えることなく、パワハラを黙認したり、

或いはパワハラの認識が全くなく、単なる「受け取り方の違い」で終わらせてしまう、

ということも充分に考えられます。


会社側がパワハラについてなんの対策も取らない、社内に相談窓口もない、

それどころか被害者の方が解雇されてしまう、

そのような場合は、外部の機関に相談に行くこともできます。

内側から変える力のない企業なら、外側からなんとかするより仕方ありません。


相談に行く際は、パワハラの具体的内容、パワハラの行為者、いつからか、

どんなときに起こるか等、普段からメモや日記などにつけておくとスムーズにいくと思います。

匿名での相談は、当事者が特定できないので調査に限界があり、

最終的な問題解決をするのが非常に難しくなります。


注意していただきたいのは、相談に行ったから即「パワハラ認定」はされるわけではありません。

事実の調査をする必要があるからです。

ただ、パワハラが原因で、すでに医療機関の診断を受けているといった場合は、

迅速な対応をしてもらえる可能性はあると思います。


余談ですが、パワハラにより実際に心身に不調をきたして医師の診断を受けた場合は、

パワハラ認定がされることにより労災が認められますし、併せて会社に損害賠償請求をすることもできます。


そうなると「パワハラ防止法って言ってもウチは中小企業だから努力義務だし、あと2年は大丈夫」

なんてことは言えなくなってくるなぁと思うのですが、皆さんはいかがでしょうか。



《参考・外部の相談機関》

厚生労働省「あかるい職場応援団」https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/

各都道府県労働局

労働基準監督署

労働問題を専門に扱う弁護士

社会保険労務士


行政機関での相談は無料ですが、士業は相談料の有無を事前に確認してください。


派遣、という働き方

2020-05-31 06:47:00 | 働く

派遣社員というのは

働く側にとって便利なシステムだ


20代半ばすぎで派遣登録をして働き始めた私は

そう思っていました。


今までの職歴と希望の職種を登録しておけば

自分で探さなくても次から次へと派遣会社が仕事を紹介してくれる。

色んな業種の会社に行けるし

正社員としては就職が難しい一部上場での就業が可能。


派遣法が最初に改正される2013年までは

エンドレスに更新する会社も多かったので

派遣仲間には10年近く同じ会社で働いている人もいて

当時私にとってはとてもいい働き方だったのです。


現に今まで、間にアルバイトや正社員の時期もありましたが

私が登録した派遣会社は5社

就業した派遣先(クライアント)18社でした。


2017年の総務省の調査によると

非正規雇用の割合は全体の約4割弱と言われていますから、

今はもう少し増えているでしょう。

派遣生活を長年続けている人は

少なくありません。


ですが、いくら人手不足といわれていても

日本の場合、年齢を重ねるといくら経験を積んでいても

需要と時給単価は確実に落ちていきます。


受け入れる側の企業からしてみれば

・ある程度年齢が高いと若い人に比べ、頭が硬くて飲み込みが遅い

・体力的に若い人にパッパと動いてもらいたい

・自分より年上は扱いにくい

という事情があるようです。


それと、

「やっぱり雇うなら女は若い方がいい」

というどーしようもないスケベ根性の企業も実際には多いわけです。


ですから50代になって長期(3年)で派遣社員として働きたいと思っても

看護師とか簿記1級とか特殊な資格がない限り

経験上まず、普通の事務職では難しいのが現状です。


派遣社員をする上で私たちが気をつけなければいけないことは

あくまで派遣社員は「一時的なものでしかない」

という事です。


何となくで一度、派遣という働き方を選んでしまうと

その便利の良さについ「流されて」しまいます。


若いうちには派遣会社も

仕事は切れ目なくどんどん紹介してくれるので

漫然とそれに乗っかって仕事をしていると

中年を越えた辺りからふっつりと仕事が途切れてしまいます。


ましてや今のような状況では募集自体が減っているので

仕事があっても、ほんっとに過酷な状況の会社か、

今までより条件が悪くなるか

短期でつなぐような働き方になります。


結婚していてパートナーに充分な収入があるなら

それでもいいかもしれませんが


一人で暮らしていかなければならない女性も

最近は増えていますので

その場合、派遣社員を続けていくと

生活に行き詰ることは目に見えています。


もし、会社員として働くことを望む人なら

遅くとも40代半ばまでに紹介派遣という手段で

どこかの企業に社員として就職してしまうのがベターかもしれません。


派遣社員という働き方を一度でも選んでしまったら

流されてしまわないように

自分の目指すものはなんなのか

をキチンと掴んでおくことが必要です。