また、手相の話です(笑)。
手相で基本線というと
生命線、知能線、感情線、都営地下鉄線、の3大線です。
長さや線の状態(しっかりしてる、切れ切れ、鎖状)で鑑定しますが
全体的に手相の各基本線が濃いか薄いかだけでも
その人の性格はわかります。
基本線が濃いほど、意思や自己主張がはっきりしている
悪く言えば我が強い、独断的になる傾向があり、
薄い場合は協調性があり、柔軟性があるけど
その分、優柔不断になってしまう傾向があります。
どちらも良い面と悪い面を持ち合わせていて一概にどちらが良いとは言えません。
概ね男性には基本線の濃い人が多く、女性には基本線の薄い人が多いようです。
基本線と同様に大事な線が「運命線」で別名「出世線」とも言われます。
どこから出発していても中指に向かって伸びている線です。短かい線が数本ある人だと
ちょっとわかりにくかったりします。
私が師匠から手相を教わったとき
「運命線のない男と結婚してはいけません」と言われました(笑)。
運命線は人生をどう生きるか?事業や仕事そのものを表す線だからです。
ですが今は女性であっても同じくらい大事な線だと思います。
この線も強ければそこに意思の強さは表れると思いますが
意外と会社の社長さんなどは、運命線がそう濃くはない人が多いといいます。
これは自分の独断を通さず、会社のために周りとの調和を重んじるからだといいます。
基本線も運命線も濃ゆーい人だと、ワンマンすぎて人がついて行きにくいかもしれませんね。
基本線が比較的薄く、運命線がないという方は、
補佐的なポジションで(女性なら専業主婦)生きていくタイプですが、
空気がよく読めるので、周りにいいように振り回されてしまわないよう気をつけることも必要です。
まだ10代や20 代の方で運命線がない場合でも、そのうち出てくることがあります。
(私もそうでした。)
注意すべきは、基本線がすごく濃いのに運命線が全くない、という場合。
ナンバー2として参謀的に仕事をして活躍できていれば問題はないと思うのですが
そうでない場合はやたら自己主張ばかり強くて責任を取りたがらないということになるでしょう。
女性ですと自分の子どもの人生を支配したがるタイプ。
子どもが自立するのはなかなか大変です。
こう見ていくと、運命線って単に仕事のことだけでなく、
自分の人生と自分の人生の責任を取る、
ということをも表しているのかなと思います。