東方閃電はどこに由来するのか

「ちょうど、いなずまが東から西にひらめき渡るように、人の子も現れるであろう。」(マタイによる福音書 24:27)

中国における終わりの日のキリストの出現と働きの背景についての概要

2019-10-08 17:48:17 | 文章

中国は赤い大きな竜が棲む地であり、有史以来、神が最も激しく拒まれ、非難されてきた場所です。中国は難攻不落の悪魔の砦のようであり、悪魔に支配されている脱走不可能な監獄のようなものです。その上、赤い大きな竜の政権は、あらゆる行政階層において警戒を強化し、各家庭において防衛手段を講じています。その結果、神の福音神の働きの実行が中国より困難な場所はありません。中国共産党が政権を得た1949年、中国本土の宗教的信仰は完全に弾圧、禁止されました。数百万名にのぼるキリスト教信者が公に屈辱と拷問を与えられ、投獄されました。全ての教会が完全に封鎖され、一掃されました。家庭における集会さえも禁じられました。集会に参加しているのが見つかると、参加者は投獄され、斬首されることもありました。当時、宗教的活動は、ほぼ跡形も無く消え去りました。ごく少数のキリスト教信者が神への信仰を続けましたが、ただ黙って神に祈り、心の中で賛美歌を歌い、教会の復興を神に嘆願することしか出来ませんでした。ついに1981年、教会が本当に復活し、聖霊が中国において大々的に働きを開始しました。幾つもの教会が雨後の竹の子のように現れ、多くの人々が神を信仰するようになりました。教会の復興が絶頂を迎えた1983年、中国共産党は新たに残虐な迫害を開始しました。数百万名が逮捕、禁固され、労働による再教育を受けました。赤い大きな竜の政権が神を信じる人に入会を許可したのは、政府が創設した三自愛国教会のみでした。中国共産党政府が三自愛国教会を設立したのは、地下組織のハウスチャーチ(家庭教会)を一掃し、主を信じる人々を政府の管理下に置くためでした。政府は、信仰を禁じ中国を神が不在の地とする目的を達成するには、その方法しか無いと考えたのです。しかし、聖霊はハウスチャーチと神を真に信仰する人々の中で働きを継続し、これを止める術は中国共産党にはありませんでした。当時、聖霊が働いていたハウスチャーチにおいて、終わりの日のキリストが働きを行なうため人知れず出現なさり、神の家を皮切りに真理の表明と裁きの働きを開始されました。

1991年2月初頭、教会にいたある人が聖霊の啓きを授かったかのように話し始める、神の御名と神の降臨を証しました。その言葉が各教会へと伝えられ、皆それを読んで大いに胸をときめかせ、喜びに溢れ、それが本当に聖霊の啓きであり御言葉であることを信じました。その時点から、キリストが語り始められました。キリストは御言葉を毎日一言だけ述べられる時もあれば、一日おきに一言述べられる時もあり、言葉を述べられるのが次第に頻繁になってゆきました。皆がその御言葉を広め、大いに心をときめかせ、集会は喜びに溢れ、皆幸福に満たされていました。キリストがさらに御言葉を表されるにつれ、神の御言葉を享受することに誰もが注意を向け、神の御言葉に完全に心を奪われました。それゆえ、集会のあいだに参加者は聖霊の現在の御言葉を正式に享受し始めました。当時、人々は神が受肉されたこと、それがキリストの御出現であることをまだ知りませんでした。人々はただキリストの表現なさることを、普通の人が授かった聖霊の啓きとみなしました。なぜなら、その表現において、キリストは神の受肉を正式に証ししておられなかったからです。受肉がどのようなものであるかを理解する者はおらず、人々はその御言葉が聖霊の啓きであることしか知りませんでした。したがって、人々は引き続きキリストを普通の人間として扱いました。キリストの話が絶頂に達した時に、初めて神はその受肉を証しし始められ、人間への聖霊の降臨と人間の中における聖霊の働きの相違点の説明を開始され、肉における霊の具現化の神秘を解き明かされました。その時初めて人々は、自分達と共に生活し、教会を牧し、必要なものを授けるために言葉を発していたその普通の人が受肉した神であり、キリストであり、出現した神であられることを知りました。これに気が付くと人々は皆、自分達がいかに盲目で、愚かで、無知であったかを憎み、キリストの御前にひれ伏して泣き、悔い改め、深い悲しみにより心を引き裂かれ、その泣き声がいたる所に響き渡りました。当時、人々の心は悲しみと喜びが入り混ざった、言いようのない気持ちで満たされていました。人々がキリストを見た時は、地にひれ伏すことしか知らず、そうしなかった場合は心に不安を感じました。キリストの御前でひれ伏す時、人々は喜びを感じ、自分たちは本当に神の御前に戻り、自分たちは神のものであると感じました。キリストは出現された後、さらに多くの御言葉を述べられ、神の御働きの正しい道に次第にお入りになり、神の家から始まる裁きの到来をお告げになりました。神の御言葉は人々を完全に征服しました。キリストが神の御名の意味を明かされたことにより、全能神の御名が現れました。したがって、人々は全能神の御名に直接祈り、集会時は全能神の御言葉を授かりました。なぜなら、御言葉(つまり『言葉は肉において現れる』の全ての御言葉)は神の現在の御働きであり、新たな時代の神の御言葉であり、人々が現在必要とするものだからです。神の新たな御働きと御言葉が存在するので、必然的に聖書は旧来のものとなり、そして当然ながら、恵みの時代の言い習わしや、理論に留意する者はいませんでした。あたかも天国が開くのを見たかのように、人々は全て神の現在の御言葉に征服されました。なぜなら、神があらゆる奥義を開示され、人間の目が開かれ、かつて恵みの時代に人々が固執していた言い習わしの大部分が観念であり、逸脱や誤りが含まれていたことを知ったからです。神の御出現のおかげで、神を信仰する正しい道を人々は歩み始めました。神の御言葉に征服された後に初めて、その神の御言葉を表した普通の人間がキリストであり、受肉した神であることを人々は知ったのです。

キリストは中国北部の一般家庭に生まれました。幼少時以来、キリストは心から神を信じていました。普通の人間と同様に徐々に成長しました。1989年、聖霊がハウスチャーチで大規模な御働きを行われていた時、キリストは学業を諦め、ハウスチャーチに正式に加わりました。当時、キリストの心は燃えさかり、神に仕えて自らの本分を尽くすことを熱望していました。その二年後、キリストは心の中の御言葉を書きとめ教会に授けることで、御言葉を発されるようになりました。その後、キリストが一層多くの真理を表されるにつれ、人々は御言葉に惹き付けられ、表された御言葉を読むことを渇望しました。とりわけ堕落した人間の性質の本質とサタンのような性質を暴いて裁く御言葉は、諸刃の剣のように人々の心を貫きました。その時に初めて、人々は神の御言葉により完全に征服され神の御前に跪き、その時に初めてキリストは人々に受け入れられ、知られ、崇められ、人類に崇拝され、愛され、貴ばれる実際の神になりました。キリストは正常な人間性と完全なる神性の両方を備えておられます。キリストは随時、随所にて真理を表し、人間の堕落の本質を暴くことがお出来になります。キリストの御言葉と識見は、主イエスと同様に、真理と知恵に満ちています。キリストが述べる御言葉やキリストが備えられていることは書籍から習得されたものでは無く、全てキリストが備えておられる神性の本質に由来するものです。キリストは神より生み出されました。キリストの生活において、人々は完全に正常な人間性を見ます。人間に対するキリストの御働きと忍耐強さから、人々はキリストの神性の本質と人間に侵されることのないキリストの御性質を理解します。主イエスと同様、キリストは人間性の弱さと神の御霊に対して従順な性質も備えておられます。キリストは真理と知恵に満たされており、それが心と言葉で完全に確信するように人々に霊感を授けます。キリストは名実ともに真理であられ、道であられ、いのちであられます。神は貧弱な一人の人として受肉され、人間のそばで密かに、慎ましく御働きを行われ、真理を表すことにより人間を征服し、敵を倒されます。キリストは遙か以前に完全に征服し、証しされ、宣言されました。それが神の全能性であり、知恵であり、栄光です。キリストの御出現と御働きの結果、全能神教会が誕生しました。その後、全能神教会の兄弟姉妹は神の御働きの証しに立ち始め、キリストの御国の福音を広める働きを開始しました。これが神の受肉と御働きを行われるために密かに神が降臨されたことの背景に関する概要です。簡潔に言えば、受肉されたキリストは赤い大きな竜が棲む地へと来られ、裁きと刑罰の御言葉を発せられ、中国における神の選民を征服し救われました。つまり、受肉された神は赤い大きな竜の棲みかでサタンと戦われ、人間を目覚めさせるために全てを捧げられ、人類に神の声を聞かせ聞分けるようにされ、それにより人間を神の御前へと連れ戻し、神により救われるようにされました。これは極めて希有な事であり、想像を絶するほど深遠な意味をもつことです。今回受肉された神は、人間を救う御働きを行われます。すなわち、神は人間の終着点を用意し、この時代の幕を閉じるために来られたということです。神は赤い大きな竜の棲む中国本土に来られ、深く堕落した人間を征服して救い、特定の人間の集団を勝利者として完全にするという御働きをされるために密かに到着されました。このことにより、終わりの日における大いなる白い王座の裁きが始まり、次の段階において世界各国および各地において神が公衆の前に出現されるための道が拓かれたのです。



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