視覚・聴覚・発達障害者のための 情報福祉機器展 ~コミュニケーション・フェスタ~

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視覚・聴覚 / 日本玩具協会共遊玩具推進部

2015年09月07日 | 第3回(H27) 展示協力
おもちゃのパッケージに、犬やウサギのマークが 描かれているのを 
見たことはありませんか?

玩具(がんぐ)=おもちゃ

日本の おもちゃメーカーが、「日本玩具協会」を組織化し、おもちゃの安全基準に取り組んだり、
目や耳の不自由な方々に配慮した玩具には、犬やウサギのマークを表示したり、
さまざまな取り組みをされています。

この度、いくつか玩具をお借りしましたので、会場内で展示しますね。


↓ HPから転記しています。
http://www.toys.or.jp/jigyou_kyoyuu_katsudo.html


共遊玩具推進活動(旧・「小さな凸」の提案)は、 (一社)日本玩具協会が (福)日本点字図書館をはじめ各関係福祉団体と協力し、玩具業界全般の社会還元の一環として目や耳の不自由な子供たちや大人の方々が、そうでない人々と一緒に遊べるように「配慮」が施された「共遊玩具」を数多く普及させていくことを目的としています。
 ここでいう「配慮」とは、プッシュホン式電話の「5」に付いている「凸」マークの様に、製品の表示部に「小さな凸」を付けるだけで目の不自由な人々にも「共用品」として使える製品を指しています。
 1990年2月、この活動を玩具業界内外に広く普及させる為、同協会に「小さな凸」実行委員会(現在は共遊玩具推進部に改名)を設置し、以下の活動を行なっています。

より多くの人々に楽しんでもらうため、今後開発・販売するおもちゃ、ゲームの中で可能なカテゴリーに関して「配慮」を行い、目や耳の不自由な人々にも充分遊べるような商品作りを業界内に働きかける。
各福祉団体及び「共遊玩具」使用者への情報提供を行なう。
活動内容の業界内外へのPRを行なう。
 なお、目の不自由な人々のために「配慮」が施された玩具を「晴盲共遊玩具」(せいもうきょうゆうがんぐ)と名付け、パッケージには「盲導犬」として多く活躍する「ラブラドール・レトリバー」をデザイン化した「盲導犬マーク」を表示しています。
このマークは1992年、オーストラリアで開催された国際玩具産業協議会 (ICTI参加14ヶ国)において「国際共通マーク」として承認され、1993年からイギリス・アメリカ・スウェーデンでも同様に「晴盲共遊玩具」の活動が開始されるようになりました。


盲導犬マーク



このマークは、盲導犬をデザイン化したもので、目の不自由な子供たちも一緒に遊べるおもちゃのパッケージに付いています。 このマークの付いたおもちゃを晴盲共遊玩具(せいもうきょうゆうがんぐ)と呼んでいます。


 また、今後の活動予定国として、カナダ・オーストラリア等の各玩具協会より検討及び準備中である旨の連絡を受けています。
1992年にはこの活動の第二段階として「耳の不自由な人々の為に配慮された玩具」の研究が開始され、「晴盲共遊玩具」と同様に「耳の不自由な人々の為に「配慮」が施された玩具」のパッケージには「うさぎ」をデザイン化した「うさぎマーク」を表示するようになりました。


うさぎマーク



このマークは、うさぎをデザイン化したもので、耳の不自由な子供たちも一緒に遊べるおもちゃのパッケージに付いています。


 この活動自体が「特別な事」としてではなく、「当たり前」になるまで続けて行きたいと考えています。