退院して今日で18日。
気がつくと、ほぼ入院前と同じ生活に戻っています。
今日は、日曜日で好きなテレビを見ながら
家族で楽しい食事をしながら
おもいきり
も飲みました。
なんか、入院してたなんてうそみたい…なんて話してたけど
服を脱ぐとしっかり傷跡が。
今日きたメールの中に入院中に仲良くなった
(お世話になった)
シナモンちゃんからのメールがあった。
ここにも遊びに来てくれてるらしいです
アリガト!
私には入院中に学生さんが2人ついてくれました。
そのうちの1人がシナモンちゃん。
シナモンちゃんは、医学生さんです。
手術前に私のところへ病歴などを聞きにきてくれたときに
ちょっと世間話みたいのをしたのをきっかけに仲良くなりました。
シナモンちゃんは、音大を卒業後、高い志を抱き医学の道を選んだそうです。
実は、我が家の姫が「音楽」と「医者」の
二つの道を歩みたい
と言ってます。
(ま、途中でかわるかもしれないけどね
)
だから、シナモンちゃんに出会って話を聞いた時に
世の中には、本当にそういう道を歩んだ人がいるんだー
と
驚き、そして一生懸命お話してくれたシナモンちゃんに一目惚れしました。
シナモンちゃんは、オペ室で背中に麻酔を打たれる時も
「大丈夫ですよ」って手を握ってくれました。
冷たーいオペ室の中で、不安でいっぱいの中温かい手で
ぎゅっ!と私の手を握っていてくれました。
本当に本当に、フッと力が抜けて手の暖かさだけが伝わってきました。
そして、オペ後も毎日毎日、朝と晩、足を運んでくれました。
沢山いるなかのたった1人の患者の私。
でも、「やらなきゃいけないこと」決して義務ではないのに
手を握ってくれたシナモンちゃんの「気持ち」…
もし、うちの娘が本当に医者になったら
だまってそっと温かい手をさしのべられる医者になってほしいな。
そして、シナモンちゃんには、これから大変な忙しさが待ってるだろうけど
「忙しい」っていう字の中には、「心を亡くす」…
忙しいときほど、シナモンちゃんらしさを見失わずに
志したお医者さんになってほしいなと思います。
病気で入院したけど、心まで病気にならずに前向きに
病気に向き合えたのは、シナモンちゃんはじめ
もちろん、主治医の先生やその他先生、看護師さん達の
おかげだと本当に思っています。
なんだか、ず~っと昔のことのような気がします。
シナモンちゃんとは、仲良しになりました。
今は、患者ではなく、いち個人として仲良しです